桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

いゃあ参ったなぁ

2017-01-22 | Weblog
先日、類い稀なる微弱な精神力の力士、稀勢の里に付いてブログに書いたところ、ファンと見られる方から「大関に成り上がった人に失礼だ。何様だ!」とお叱りを受けた。
「成り上がった」ではなくて、「登り詰めた」稀勢の里であることは確かだが、誰が見てもひ弱な精神力は事実。自分のブログを訂正する余地はなかったけども、優勝しちゃったねえ。
何時もは単独トップになると、必ず転けていたが、今回は危ない相撲を拾ったのが大きかった。今場所はダメでも、この拾った勝ちは来場所以降に生きて来るかと思ったらば、白鵬も転けてしまっての優勝だ、
いゃあ良かったなぁ。
稀勢の里は、あんなノミの心臓でも優勝争いに絡んで来たのだから、これからは一皮剥けるだろう。
腰高、未完成な型、まだまだ完成には、程遠いが、だからこそ、期待も出来るし、面白い、ハラハラ相撲を見せてくれるだろう。
稀勢の里の師匠、横綱隆の里も横綱になった後に磐石な強さを発揮した。ぜひ、稀勢の里にも師匠に負けない横綱になって欲しいねぇ。
優勝したけど、先日のブログ、書いた中身は訂正しないし、正しいと思うのは、まだ変わらないよ。