桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

松本市

2017-01-27 | Weblog
今日は松本市に来た。
明日、ここで話をして唄うが、松本市に来るのは18年振りになる。
連れ合いと結婚した後、新婚旅行ではないが、松本を経由して金沢へ行った。城好き人間として松本を選んだ。
この新婚旅行には、松本、白骨温泉、高山、白川郷、安房峠など、通過した場所には面白いエピソードがあるけども、最初の松本城では刑務所トラウマみたいなのを味わった。
松本城の内部は狭い。連れ合いと入ったらば、あの刑務所の閉鎖感を味わって息苦しくなってしまった。
あれがトラウマの最初だった。その後、凄まじいトラウマを味わうことになるが、明日は、また松本城に行く。今度は、どうなるかねぇ。

241名

2017-01-27 | Weblog
文科省の天下りが暴かれて事務次官が辞任した。
省庁の役人として国家試験に合格して働く人たちで、果たして何人くらいが「自分は国家国民のために公僕として働く」と考える人がいるのだろうか。
残念ながら多くはあるまい。多くの役人は上級国家公務員試験合格をステータスとして、いかに出世するか、いかに甘い汁をすうか、そんなことしか考えないのではなかろえか。
その役人の存在なくして政治を行えない自民党は、 表面的には何事かを行っているかのように振る舞うが、実は役人の言いなりであることが多い。司法の世界など、その最たる部分だろう。
文科省で明らかになった天下りは、もちろん、総ての省庁で巧妙に行われている。パチンコ業界と、それを取り締まる警察、ここにも利権と天下りがある。新しいギャンブルのカジノも、もちろん警察は天下り先、利権先として巧みに使うだろうが、法律で取り締まる連中でさえも、この始末だ。各省庁が取り締まる側としての立場から天下り利権先に行う補助金などの脱法的な税金の使用は、果たして幾らになるだろうか。
今日の赤旗には、文科省の現役役人が、全国の大学に現役役人のままに出向している人数は241名とあった。
文科省は大学などに対する補助金交付を決定する立場にある。その補助金を与える相手に、現役の役人が出向して大学幹部として存在する!
明らかに税金の不正使用が行われているということだろう。
大蔵省と、その管轄企業。国交省と、その管轄企業。あらゆる省庁には法律的に管轄する企業などが存在して、そこで行われている補助金、助成金なる税金の交付。その金を甘い汁に変えて国を食い尽くす白蟻役人。それを自分たちの甘い汁にする寄生虫政治屋の自民党。世も末だねぇ。

それはないよなぁ

2017-01-27 | Weblog
韓国の窃盗グループが対馬の寺から盗んだ観音菩薩像は、その昔、韓国から日本に持ち込まれた像だ。
この事件が発覚したとき、韓国政府は対馬の寺に返還しようとしたが、韓国の寺が「倭冠に略奪された物で、我が寺の所有物だ」と異議を申し立てた。
その裁判の結果、「観音像は韓国の寺に所有権がある」との判決が出された。
いやぁ、これはないよなぁ。
確かに、その昔、倭冠が略奪した可能性もあるが、その証拠はない。略奪の証明がなされるならば韓国の寺に返すべぎだろうが、明らかに窃盗で奪われた像である以上、現状回復こそ、法治社会の結果であるべきだよね。
韓国司法は、かなり骨があって、日本の権力盲従、ヘタレ裁判所とは違うと思っているが、やはり変な裁判官もいるんだなぁ。