夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

住宅量産化試作品

2015-10-21 21:53:00 | 鈍間建設
最近はTOMYTECのジオコレのおかげでストレクチャーが豊富になりましたが、それでも時代背景は様々ですし、使用するベースサイズや年代で使用できないものが多いので、この際基本ベースの住宅の量産化に踏み込むことにしました。


(原版)


(型枠)

今回はテストモデルなので細かいところは省略しています。基本的に型を起こしてどれだけ上手くコピーできるかの確認です。





住宅の大きさは小スペースのジオラマに使えるサイズで設計しています。
型材はWEVE(Be-j)製品を使用し、原版となる型は軟質タイプにして、離型する際に裏から押し出せる素材にしています。



型どりは12時間で終わるので、夜に流して翌日の昼過ぎには出来上がっています。複製材は二液混合の短時間硬化タイプです。



硬化し始めるのが1分後からですから、攪拌は素早く行い型に流し込んでいきます。今の気温だと7分後には完全に固まりますから量産するのには最適です。



離型は厚みが少ないので簡単に剥がれてくれます。型出し後ははみ出た部分のバリ取りが必要ですが、カッターナイフで軽く落とすことができます。
次の作業は組み立てたあとの角の面取りと塗装の工程です。



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3 コメント

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Unknown (N藤史郎)
2015-10-24 22:28:32
娘が手芸用の紫外線硬化レジンでアクセサリーなどを作っていますが、これは鉄道模型に応用できる、と思いました。ただし、材料費が嵩むのと、粗利が生じてしまうことがあるようなので、その辺をどうクリアするかがポイントとなりそうですね。引き続き、レポートお願い申し上げます。
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Unknown (KIMI2)
2015-10-24 23:34:07
N藤史郎さま、今回の試作品での感想ですが、コピーの方はしっかり極小傷まで再現されています(笑)
型に使用した素材がスチレンボードでしたので、窓抜きなどの切断面の粗さがモロに出ています。併用したプラ板の方は1.2を使用しましたが、薄いながらもしっかりと再現されているので、やはり原型はプラ板でしっかり作ったほうが、後々の事を考えるといいと思います。

試作品で全体的なフォルムは荒いのですが、このあと手を加えていくとこのまま使えそうな気配です。

金額的には初期投資に6000円ほどかかりますが、コピーに関してはかなり安価にできるので、大量の家屋が必要な部分にはもってこいのアイテムだと言えます。

また、型から5~7分で取り出せるので、気の短い私には持って来いと言えるでしょうね(^0^))
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Unknown (N藤史郎)
2015-10-25 00:22:41
ありがとうございます。今後の進捗を楽しみにしております。なかなか有望な方法であることは、現時点でも想像がつきますので用途やテクニックをつめていけば、(模型製作に於いて)かなり期待の持てる分野となりそうですね。
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