2日に「終末のハーレーム」最終巻が届きました。
17巻に出ていた予告が翌月だったので本当に出るのか半信半疑でしたが、予定通りの発行となり少し驚いています。
今までの巻よりも1.5倍近く厚いので最終巻は読みごたえがありました。
主人公のクローン大量生産化により、男不足を賄うという計画は1体を除き新たなウイルスによって不可能になる訳ですが、亡き彼女の遺伝子を持つクローンも感染して、それに対する薬の開発と研究障害で事態は二転三転しますが、最後は登場してきた人物の生活や人生がそれぞれ簡単に紹介されて締めくくられています。
最終巻はどの作品もあっさりとしたものが多く感じますが、この物語も二転三転した割には登場人物たちが落ち着いた結末で終わっているので、この辺りはもう少しバリエーションがあった方がよかったかなと思います。