夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

KATO C57 1次型

2018-02-19 17:51:00 | 武蔵野三鷹工場
昨夜入庫したKATO製のC57一次型を工場に送り、本日ナンバー取り付けを行いました。





すっきりとしたフォルムは好印象です。当鉄道には標準型と門鉄型のばんえつ物語用の機関車が在籍しています。この製品は発売からすでに10年以上経過していますので、今回の1次型は新規金型による現代バージョンになっています。



もちろんフライホイール+コアレスモーター搭載による走行は安定しています。同じ仕様のC62、D51、C59と比べ、パワーパックのメモリを少し回しただけで飛び出すと言う事が改良されているようです。



新設計の現代バージョンは、コアレス化されて起動電圧が低いため、転車台に乗せるには昔の製品の方が扱いが楽ですが、この製品に関しては若干目盛りに余裕があるようですから、扱いやすくなった感じがします。



さて、旧製品との比較ですが一目瞭然、かなり大きさが違いますね。実車の寸法を下記に記しますが、コンマ部分については計測位置の統一が出来ていないので正確ではありません。ただ、その誤差は0.1~0.3mm程になります。



旧製品 C57 全長146.8mm(ナックル連結器中央~テンダーから2mm出して計測)
        全高27.7mm 
        全幅19.8mm
新製品 C57 全長135.6mm(ナックル連結器中央~テンダーから2mm出して計測)    
        全高26.0mm
        全幅18.8mm

以上の結果から、旧製品の大きさは1/140.7 新製品は1/150となっています。
モーターの大きさの関係から、旧製品全体がこのサイズで作られていることがわかります。



サイズの違いと言うのは写真でもわかるように、全高、全長の違いが特に目立つ部分と言えます。実際の運転では小さいNゲージですから、言われなければ一般の方には差異があまり感じられないものと思いますので、当社では旧製品は引退することもなく現役です。



次回は新旧製品の性能試験の結果を記したいと思います。
コメント (2)
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