末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

教育の民営化反対

2010-11-04 07:34:43 | 民営化は戦争への道
■英才教育、橋下知事「絶対に必要」 韓国のモデル校視察
朝日新聞 2010年11月3日22時32分

 大阪府の橋下徹知事は3日、韓国を訪れ、ソウル科学高校などを視察した。府は来春から府立の進学トップ高校10校を「進学指導特色校」に指定、社会のリーダーとなる人材の養成を目指す。視察には府教育委員や、特色校になる高校の校長ら計20人が同行した。
 ソウル科学高校は、韓国の英才教育振興法に基づき指定された「英才学校」の一つ。全国から選んだ1学年約120人が学ぶ。橋下知事は視察後、報道陣に「権力を握る人間にリーダーの素養を身につけさせるのは社会の義務。英才教育は絶対に必要だ」と述べ、特色校への財政支援に意欲を見せた。知事は5日まで韓国に滞在し、小学校や高校などを視察する。

  幼稚園から大学までに市場化が持ち込まれ、教育が「企業戦士」を育てる場に落としめられています。学費がどんどん値上がりし、奨学金のためにローン地獄に叩き込まれ、高利子で払えなくなって毎年8千人近い学生が退学を余儀なくされています。学生はまるで「商品」として競争させられ、団結が破壊されています。世界中でゼネストで立ち上がっている労働者の状態そのものです。
 橋下の「英才教育、権力を握る素養」は誰のためのものか。国内だけでなく、東アジアをも支配して生き延びようとする資本家のための教育です。学園を学生の手に取り戻しましょう。世界の労働者・学生の団結で戦争を止めましょう。11月7日労働者全国集会で1万人の団結で勝利しましょう。

★当面する闘争スケデュール