末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

介護保険の利用料増許すな!

2010-11-20 06:30:14 | 医療の民営化と闘う


■介護保険の利用料増、高所得者は2割負担へ 厚労省方針
朝日新聞 2010年11月20日1時11分  
 
 2012年度の介護保険制度改正に向けて、厚生労働省は19日、本格的な利用者の負担増に踏み切る方針を打ち出した。利用料に対する高所得者の自己負担を2割に引き上げ、サービスを使う際の利用計画(ケアプラン)づくりを有料化する。保険料の上昇を抑える狙いだが、それでも12年度には65歳以上の全国平均が5千円近くまで上がる。
 これまでの制度改正では、介護施設の部屋代や食費など一部の人を対象に負担を増やしてきた。今回の見直しでは、サービスの一律1割負担という制度の根幹が崩れる。さらに、ケアプランはサービスを受ける際に必ず必要となり、今回は在宅のすべての人を対象とした。これにより、負担増の流れは本格的に強まってくる可能性がある。
 厚労省は、負担を増やす高所得者の対象として、65歳以上の約15%を占める年収320万円以上(年金のみ)を想定。ケアプランの作成料は、他のサービスと同様に費用の1割程度(400円程度~1300円程度)にする案と、定額にする案がある。定額の場合、要介護者で1千円、より軽い要支援者では500円を念頭に置く。
 見直し案では、介護の必要度が高い人を優先させる方針も示した。比較的軽度な要支援者の自己負担を2割にする案も出したが、反発が強く導入は困難な見通しだ。ただ、将来的には掃除や調理などの生活援助サービスの縮小も含めて、軽度者の切り離しが進む可能性がある。
 一方、今回の見直し案では、公費負担を増やすことや、介護保険料を支払う対象年齢を現在の40歳から引き下げることなど、根本的な財源の確保策は先送りされた。
 厚労省は、民主党の意見も踏まえ、来月上旬にも制度見直し案の骨格を固め、来年の通常国会に関連法案を提出する予定だ。

★当面する闘争スケデュール

最新の画像もっと見る