だらだらと何が言いたいのか分からない映画。田口トモロヲ監督の作品は”色即ぜねれいしょん”を観過ごし大いに後悔した。今回はそうならない為に、と勢い込んで出かけただけにショックは大きい。テーマは何？ ２５歳女子の日常は監督にもイマイチ分からない、と何かに書いてあるのを読んだ。しかし自分の頃と比較するのは年寄の証拠なのでしたくはないが、２５歳ってあんなにこどもだったっけ？ 年々幼くなっているんじゃない？ 大丈夫か日本人。理想を求めて生きるのはいいけど、あの年になってまだちゃんとした恋愛だとか、ちゃんとした仕事なんて発想をするのかい？ ２０歳前でそんなの終わらない？ 終わらないのか。終わらないからこそ好きな仕事と好きな人を手に入れたのか。何打かなー。全く納得がいかないままに鑑賞終了。綾野剛さんも今までと違う普通っぽい人を演じたのが良かったか、そーでもないのか。いつもの独特の怪しい雰囲気がなくて物足りなかったな。彼はあんなんじゃない、特別の役を選んで演じた方がいいと思う。役に魅力がなかったので観ていてもつまらなかったのだ。トモロヲ監督、次回に期待してますよ～。
どんな理由で警察官が人の命を奪ったのかと思ったら・・・・。不倫の果てに経済的に困っての犯行？なのかも知れないような記事を読んで驚いた。刑事課に勤務する言わばエリート警察官だった筈なのに、交番勤務に左遷（？）させられたのは何故？ と不思議だったが、捜査で知り合った女性と関係を持ったからだったなんて。ドラマの中での出来事のようだが実際に起こしてしまったんだよなー、重大事件を。本人にどれだけの自覚があるのか分からないが、とんでもない人が警察官を務めていたものだ。不倫関係の女性との間には子どももいるとか。本妻も警官でそこにも子どもがふたり。その子たちの将来についてはどう思っているのか？ 目先の快楽におぼれそんな事はどうとでもなれ、の心境だったのか。そんな男にも惚れる女はいる。男が男なら女も女。犯罪の影に女あり、或いは男あり。誰が言い出したのか言い得ている。しかし、そんなところで納得をしていても仕方がない。今後、彼はどこまで罪を償えるのか。逃げずに償い続けて欲しい。
北朝鮮の誰かに拉致された日本人被害者たち。彼らの家族が自分たちの家族を取り戻そうと必死の戦いを始めて何年になるのか。常に傍観者でしかない者にとっては大変だな、で過ぎる事だけれど当事者にはどれだけの苦痛を伴っているのだろうか。休日の度に日本全国どこかの会場で、被害者救済の講演会（？）らしきものが開かれているようだ。昨日、今日も田口八重子さんのお兄さんと息子さんが心情を訴える映像がニュースで流れた。そこには安倍総理の姿もあった。いつまで経っても解決しない重大責任を担っているにも関わらず、相変わらずの無責任な態度。「一刻も早く解決に向け～」とあなたは何年その言葉を繰り返しているのですか？ ええ加減にせーよと部外者の私でも言いたい。本気で解決なんてする気がないのは明らか。沖縄の基地問題についても同様。国民に対して一見、良いように思わせその実態は何の動きもしていない。節穴でない限りはあなたの本気度は見抜けているのだけれどね。見抜けてはいてもこちらとしても何も出来ない。そこが歯がゆい。解決しなければならない大きな問題には目をつぶり続ける最高責任者。この人をいつまでもその地位に置いておくこの国の人たちもどうかしている。拉致問題が取り上げられる度、そこに怒りが湧いて収まらない。
埼玉県朝霞市で起きた５８歳・無職男性が殺害された事件。犯人は面識のある警察官だった。有り得ない事が起こる世の中ではあるが信じられない。家の中にあったと思われる金庫や現金がなくなっているそうだが、これらを奪う為に人を殺したのか。とんでもない借金を抱えていたのだろうか。普通に生活しているだけなら給与だけで充分だったはず。若い警官に何があったのかこれから取り調べが進むのだろうが、どこまで真実が明らかになるのかが問題。ニュース映像でも被害者の写真はあっても犯人の顔すら映さない。警官だからと身内が庇って写真ひとつ出さないのか。これまでにも警察官が殺人を犯した事件は何件かあった。その時にも感じたが、一般人が犯したものよりも罪が重くても然るべきだと思うのに犯人の氏名、顔写真の公表は露出が少なかったような。今後の報道の在り方にも注目したい。しかし、勿体ない。人の命と自分の命。どちらも大事に思えたなら殺人事件なんて起こりはしなかったのに。それはどの事件にも言える事かー。
５年に一度、とは言っても個人情報をかっさらわれる感じで嫌な気分。今回はネットで回答が可能なのでそちらで済ませた。簡単便利、の一言。だけど疑問視されている個人情報保護の観点からはどうなの？安全です、と国は言うが信じていいのかどうかも分からない。だいぶ経ってから多くの問題が指摘されるのだろう。そうは思いつつも紙の用紙に鉛筆で、入試のマークシートみたいに塗りつぶす気にもなれなかったので。国が行っていると言えば多くの国民が従う。そうしなければ罰則さえあると聞く。けれど、こんな面倒で無駄に経費のかかる調査をどうして始めたのか。１９２０年から始まり今年で１００年。高校野球選手権と同じ歴史かよー。いつまでも続くのだろうが、方法については改善を望みたい。アホ丸出しの公務員以外の、時間と経費を有効活用出来るような人が案をまとめ実行して欲しい。調査の後処理にもどれだけの時間と人件費を使うのか。お金がない割には無計画に税金を浪費している。これでいいのか日本！
