何時その日が来るのか分からないが、とりあえずの備えとして準備にとりかかる。どこから始めたらいいのか・・・・。戸惑いながらもやって行くしかないのだからと先ずは本棚の整理に取り掛かった。棚からはみ出していたものはひと月半前にブックオフへ送り出した。ただその時は棚の中まできちんと見てはいなかったので今回は全ての本に目を通し、いらないものの処分に踏み切った。二度と読まない本って結構あるよね。何で持ってんだろ？ と不思議なのもあった。学生時代から大事にしているものについては紙がセピア色になっていても捨てられない。この後の整理は私が死んでからの事になるのだろうから本気で取り組む体制になった。本の次は衣類。これがまた、たまりにたまってる。自分のものながら何だってこんなにあるんだい？ って言ってても始まらん。衣変え時にも感じていたが気に入って着ているのは決まっている。着ないのは何年も着ていなかったり。季節が巡ってつるされているだけ、ってもの多い。もったいない話だがエイッと気合を入れて捨てた。夕方、ダンナに手伝ってもらい台車でマンションのごみ捨て場に運んだ。これから何度これが繰り返されるのか。考えただけでも頭が痛い！
天気予報を信じて、自転車で通勤。走りながら、あやしい空模様にやや不安を感じた。勤務中も天気が気になる。成るようにしかならない、と天に任せていたら夕方、雨が降り出した。自転車を週末の間止めて置ける所は限られる。勤務場所のビルの周辺は放置自転車禁止区域。考えた末に浮かんだのが区立図書館の駐輪場。ここはどうなの？ 駄目で元々と思いながらも哀願の気持ちで「雨具を持たずに自転車で来てしまいました。数日こちらに自転車を置かせては頂けないものでしょうか。月曜日には参りますが・・・・」結果はＯＫ。しかも警備員さんが「奥に入れておきますので、鍵だけはきちんと掛けておいてください」と優しい一言。断られたら雨にぬれて帰らないといけない、と覚悟をしていたのでその言葉には感動。嬉しかったなぁ。そこが区立図書館ってとこがまたねぇ。悪くないぞ、千代田区立・・・・あそこはなんて名なの？ 分からなくてごめんなさい。とにかく見直した。これからもその対応で頼みます！
ヒッチコックの名作”サイコ”。昨夜ＢＳで流されていたので観た。怖いなぁと思いながらも引き込まれた。どこが魅力なのか、はっきりしない。白黒映画で時代錯誤の場面もたくさんあってこれってどうなの？ と感じたりもした。なのに最後まで見ずにはいられない力がこの作品にはあった。脚本が素晴らしいのか、監督の裁量か。或いは俳優たちの演技力のなせる技なのか？ その全てが揃ったところでの出来なのかもしれないが。それと忘れてはならないのが音響効果。各場面でまさにこれ、っと言いたい様な音楽が流れていて素晴らしかった。以前にも同作品、リメイク版のどちらも観たがしばらくしたらまた観たくなるだろう。若き日のアンソニーさんも魅惑的だったなぁ。
気が付いたら大型連休も今日が最終日。連休前に旭川に行き、その後は親孝行のつもりで実家を訪ねた。その間に引っ越しの計画も入ったしで頭の中が落ち着かない。このまま日々に流されて行くには違いないのだが、心が沈みがちなのは何ともし難い。自力で這い上がって行かないといけないし大した試練でもない事は分かっている。でも、と上を見てしまうのだ。そうしていてもちっとも改善はされなくてかえって我が身が辛くなるだけなのに・・・・。どうしてそうなるのか？ 心を入れ替えないといかんなーと思いつつ愚痴りが今後も続きそう。来年のＧＷはどんな気分で過ごしているのか。上昇気流に乗っています様に。
昨日、訪ねた旭山動物園。数年前の夏に行った時には人が多くて参った記憶がある。今回は寒くて大変な日だった事もあってか大した人混みではなかった。押されずにゆっくりと見られて楽しめた。でも、寒かった！ 何なのこれは！？ と言いたいくらい。もっとも誰に言ったらいいのかは分からないが。そんな気候の中でも寒さに弱いキリンのマリモちゃんとゲンキくん、かばの何某かも元気にしていた。前に行った時からマリモちゃん（前回はたった一頭のキリンで寂しそうだった）のファンの私としたら元気そうな彼女にホッとした。考えてみれば感情はキリンも人間も同じ。寄り添える相手がいるかいないか。それによって気持ちの安定度は増すのだ。ってことで互いに頑張って生きていこうか、マリモちゃん。
