半年前からリニューアル工事をしていた近所の児童公園。正確には交通公園だったのを遊具を置いた児童公園に作り替えた。息子たちがちびだった時期に何度も連れて行き、自転車の乗り方などを覚えさせた懐かしい場所。しばらくは通っていなかったが、今年に入って久し振りに通ったら工事が始まっていた。あれから25年も経つ。こどもの数は減り続け今時、児童公園を作るなんてと思ったが他に遊び場がないのだから近くのこどもたちにとっては必要な場所なのだ。小さい子を連れた母親の姿を見かけ、昔を思い出した。遊具にも寿命はあって当然だけど、息子たちが使っていたものが取り壊されるのを見るのは寂しい思いになる。今日、通ったら工事の途中では取り払われていなかった懐かしい遊具が外されて地面に置いてあった。他の人が見たらただの古びた鉄くず。物に対して執着心はない方だと自覚していたが、あれは残して欲しかったなと心の中で思った。劣化して危ないから交代させられたのだ。事故が起きてからでは遅い。分かっているけど、寂しいなー。
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