観てきたよ、原田芳雄さん。丸の内TOUEI最後の回。前の回は多くの観客がいて館内の掃除にも手間取っていた。18時50分からの回。どうでもいいような予告の後(本当にどうでもいいものしかなかった。これが東映なのか、って感じで)そうこうしているうちに本編が始まった。良かっよ、芳雄さん。と言いたいところだけどそうでもない。あれでご本人は本当に満足していたのか? 阪本監督にしてもどうなの? と聞きたい。コメディタッチで全般的に笑いが散りばめられてはいるがなんだか中途半端。何がいかんのか。折角の瑛太やそれに絡んでいた性同一性障害役の冨浦くんなどもうちょっと違う使い方があったような・・・・。もったいなかったな。佐藤浩市と松たか子の行方も入れてくれたらもひとつ変化があって魅力的だったのに。阪本監督が何を善しとして撮ったのかは分からない。なので多くは言えないがちょっと残念。けれども私は主題歌担当の清志郎の声。これをスクリーンを通して聞けただけでも「ありがとう」と言いたい気持ちになれた。サンキュー、キヨシロ→!