リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年7月3日 「いじめ」の探偵

2007-07-03 21:13:31 | Weblog
 いじめの問題で悩める親たちが頼った先は何と! 探偵社だった。物語の様な本当の話。学校でわが子がいじめられているのではないか? と感じた親の一部が探偵屋に泣きつき調査依頼が殺到していると言うのだ。これでドラマ一本かけまっせって内容なのですが、これでいいんかい? と私は思う。学校も警察もあてに出来ないと考える親が困り果てて相談に来るケースが多いらしい。いじめ調査は登下校時や塾の往復に尾行して観察し続けるとの事。校内など尾行が不可能な場所には親の許可や協力によって、ICレコーダーを子どものかばんに取り付けて調べる場合もあるそうで。それって逆に人権侵害、プライバシー問題に発展しないのだろうか。そっちが心配。5日程で費用は35万から40万円が一般的とか。そこまでして調査をいらいするなんて・・・・。と、思うもののそんなところまで追い詰められているとも言えるのか。けど、教育評論家の尾木直樹さんもおっしゃっていらしたけれど「親子の対話を進めない限り根本的な解決にはならない」と言うのが現実ではないのでしょうか。探偵屋には事実を伝える技術はあってもいじめを解決する力は持ち合わせていませんもの。食事や親子だんらんの時間をきちんと持っているのだろうか。ちょっと疑問だな。携帯のメールでしか会話がない、なんて事はないのか。だとしたらそこから改善しないと、いじめからの脱出なんてまず無理。冷たい言い方だけどそうでしょう。
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