73歳、肺がん。人の命には限りがあるのだから仕方がないのか。お別れはやって来た。お互いに若かりし頃、何だか魅かれてかっこいいなぁと妙に憧れた。今にして思えばちょいダサなんだけれど当時はそこが良かったのだ。他の人とは異なる自由人的な雰囲気に魅力があった。我がダンナに言わせると、彼は田原総一郎や久米宏とは違って政治家の話の腰を折らずに黙って聞く姿勢を保った事が、いちばんの利点だったとか。TBSが起用したのもそれがあったからこそとか。それだっていいんじゃない? 人の話を聞くのもジャーナりストの重要な仕事なのですから。それにしてももう少し、とは言い出したらきりがないか。悲しいけれどさようなら。合掌。