観て来たよ、映画。心待ちにしてこれを見逃したらアカン、と勝手に思い込んで行ったせいかイマイチだった。なんか残念。何がアカンかったのか。テーマそのものに無理があった? 若者たちが熱かった時代とされる1969年頃の社会。実際にはどうだったのかが伝わって来なかった。俳優陣や美術、セットなどは当時に近いかたち、或いは似せてよー出来ていた。厳しいことを言うと中身が伴っていないのだ。新聞の評論では「原作者の川本三郎さんも絶賛」のような内容が書かれていたがそれは原作者ならではの感想だったのかもね。同じ時代を感じながら生きていなかった私や、産まれてもいなかった若者たちには届かないんじゃないのかな、これでは。唯一うなずけたのは、雑誌の表紙モデルの女子高生が言っていたこと。「運動をする人としない人。どちらかと言うと運動する人に魅かれていた。けど今回のことはそれとは全然次元の違う話。つまらない話」その通り。それにこの映画によると革命家そのものがとてもくだらないものにさえ思えて来た。なんなんだろー、これは。と、途中で思いだした。今はそうではないが若い時代には10年遅れて産まれちゃったなー、なんて悔いたこともあったのに。それと劇中ではオトコの涙はかっこいい、と扱われていたけどそこもうなずけないのよね。だって違うよ、オトコはやっぱ泣いたらアカンでしょ。強くたくましくあれ、だよ。そーじゃないとますます自堕落な男が増える。それはどうしてもくい止めないと。あと山下監督、次回作はハズレなしで頼んます!
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