いつの時代の方? と言いたくなる位前時代の人って感じのチャップリン。今時の若い子は、映画や笑いに興味のある子しか彼の存在を知らないんじゃないのか。そんな彼の作品「ライムライト」と「犬の生活」を2本立てで上映する、とのチラシを目にした。「ライムライト」は特に名作と言われる作品。テレビでなら数回は見ている。1952年制作とあるから晩年のものなのだろうか。顔もよく見ると私が思っていた彼と多少異なる。これはこっちの勝手な思い込みかも知れないけれど。興味をそそられたのは「犬の生活」。ストーリーはホームレスの彼には仕事がなく職を探しに出かけるが上手く見つからない。目の前で野良犬のケンカが始まり弱い一匹を助ける。その後彼と犬との生活がしばらく続き、云々。ほのぼのとしたショートストーリーだそうで、彼の作品の中でもファンが多いらしい。チラシに写っているブチ犬の表情が良い。1918年作とあり、何とも見ておきたいと思った。