リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2024年4月18日 映画・疑惑

2024-04-18 14:50:15 | Weblog

 ”わるいやつら”同様、1980年代に制作された松本清張原作・野村芳太郎監督作品。現代では通用しない家庭制度などが盛り込まれていて、若い人には理解し難い内容かも。地方の富豪が東京で豪遊するのは現代もある話?❓ なのか❓ 妻に先立たれ、家庭がつまらいからと大事なひとり息子をほったらかしにして、若い女に狂うのものか❓ ではあるが清張さんの作り話だと何となく納得させられる。被疑者役の桃井かおりさんと弁護士役・岩下志麻さんの嫌らしいほどの名演技。ふたりがいなかったらこの映画の成功はなかっただろう。若き日の鹿賀丈史さんも犯罪者役がバッチリ(?)決まっていて笑えた。日本人離れしたルックスとスタイル。カッコ良かった。以外だったのは新聞記者役の柄本明さん。若い頃は案外ハキハキとした対応をする人だった事にビックリ。東京乾電池を率いていた人なのだから当たり前か。モサーッとしたイメージを持っていたので(失礼!)記者役がはまっていて驚いた。今夜は名作”砂の器”。かなり前に原作を何度も読んだし、映画も観た。以前とは違う感想を持つのか? と思いながら楽しみたい。


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