2019年6月8日 中高年のひきこもり

　先日、スクールバス停で起きた痛ましい事件。最後は他人を巻き込んだ上で自殺を遂げた犯人。死ぬなら一人で死ね、とテレビで誰かが発言したと話題にもなった。確かに以前は私もそう思っていた。自殺をしたいのなら一人で静かに死んでくれと。けれど、最近のこの手の事件に接する度にこうしないと自殺出来ないどーしようもない人種がいるのを知った。考えて実行出来る人間に与えられた（？）持ち合わせていなくていい能力。何もなかった人生の終わり方。51歳にもなってなんだよーと言いたいが成長しきれなかった人間の最後の叫びがコレだったのだ。空しいにもほどがあるし、巻き込まれて死んだ人やその関係者たちは何が有っても報われない。こうした人を救うにはどうしたらいいのか、とメディアが取り上げていた。解決策はあるのか？　彼らすべてに救いの手を差し伸べられるのか？　中高年のひきこもりの人たち全てにコレが当てはまりはしないが、今後似たような事件が起こらないとは言えない状況である事は間違いない。