26日、三浦知良さんが52歳の誕生日を迎えた。ここ数年派手なスーツで登場し、場を沸かせている。今回もスーツの色に注目が集まったが「着る色がなくなった」と、数年前と同色の白いスーツ姿。さらりと決まっていて素敵。こんなにも華を持つ選手は日本人では数少ないのではないか。若い頃は目立ちたがり屋の騒ぎたいだけの人、と勝手な解釈をして失礼した。15,6歳の少年期にサッカーがしたくて、上手くなりたくて単身ブラジルへ渡った経歴を持つ、勇敢で志を通す強さを備えた人。だからこそ52歳の今も現役選手にこだわり続けるのだろうか。老体をさらさずに引退して悠々自適な生活を送ればいいのに、と大半の人は感じるだろう。現役にこだわる意味が分からないと。敢えて苦難の道を進むカズさん。どこまで頑張り通せるのか。この1年も怪我のないように、と祈りたい。