２０１５年１０月１１日 トルコ・テロ

　爆発物により多くの人が右往左往する姿のニュース映像を見て、ぞっとした。現場に居合わせた人々は一瞬、何が起きたのか理解し難かったのではないか。テロとは酷いもの、とは分かってはいるが命を何とも思わない恐ろしき集団に怒りを感じる。怒ってもこの気持ちが通じないのが更にもどかしい。平和を祈りその為に集っていた人を襲うなんて人間の行為とは思えない。もっとも戦争とはそう言うもの。人が人ではなくなると聞く。まともな感覚では人殺しは出来ない。しかも集団殺人。テロが大きくなれば戦争になり、人々の感覚がマヒする。そうならない前に手立てを取れるのか。アメリカのオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領、日本の総理もテロには屈せずに戦う、と勇ましい。しかし本当に戦いの時が来たらどうなるのか。実際問題としてどこまで捉えているのか。表面上では分からない事が多いので不安は尽きない。今回の犠牲者の冥福を祈ります。