２０１０年３月３０日 函館

　先週末はダンナのスキー旅にくっ付いて出掛けた。行き先は今年２度目の北海道。とは言っても前回は網走地方で今回は函館。しかも函館に行くのは初。どんな街なのかと楽しみにして行ってみた。夕方の便で羽田から飛んで真っ暗な小雪が舞い散る函館空港に着いた。ちらほらと粉雪で綺麗だった。と、雪に感動出来たのはその夜だけ。翌日は朝のみ晴天で途中から雪がどかどか降ってきて参ったの何の。散策中も吹雪かと思えるほど酷い降り方をされた時間帯もあって・・・・。昨年末に行った小樽以上に雪深く歩くのにも苦労した。この時期としては異常とも言える低気圧の勢力が凄かったそうで、地元の人も驚いていた。そんなわけで折角の函館山のロープウエイは諦め（あんな悪天候でも運行しているのが不思議。無駄をなくしたらどうですか？　エネルギーの無駄使いだよ、あれは）教会も雪に埋もれてよく見えなかった。翌朝の日曜日は晴れ。五稜郭を目指し市電で観光。１０７ｍのタワーに登って街を見下ろし景色を楽しんだ。ここには老若男女が大勢つめかけていてちょっとびっくり。なんせ他の観光地には人の姿が少なかったので。空港に向かう前に駅近くの”土方歳三最期の地碑”を訪ねた。３５歳の若さで志半ばで倒れた彼。どんな思いで死んでいったのか。今、彼が生きていたらこの日本をどう変えようと試みるか。思っても仕方がない事を遂考えた。