リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2009年4月21日 和歌山カレー事件

2009-04-21 18:25:37 | Weblog
 何だか懐かしい響きもある”和歌山カレー事件”。こんな言い方をしたら被害者の方々に失礼だろうか。あれから10年以上も経ったなんて信じられないがこれが現実。あの頃は私も我が子たちも若かったなぁ、などと回顧趣味で思い出にふけるなんて更にとんでもない行為になるでしょうか。この間やりきれない思いで過ごした遺族や被害者の人々。今日の死刑判決をどれだけ待ちわびていた事か。けれどもこの判決は出たからと言って心から納得をする人も少ない筈。事件が起きて裁判で判決が下されても被害を受けた側は、事件の前に全てを戻して欲しいと願うだけでしょうから。私自身はたいした被害も受けずにここまで来たので彼らの本心は理解出来ない。ただ自分がその立場だったらどうか、と想像するだけで。想像の範囲ではそう思うのだが。これから再審請求を行うらしいのでしばらくは裁判が続く。動機が解明されなかったのは何故なのか。こんなにも年月をかけて来たのに分からなかった理由は何なの? 素人目にも捜査の甘さを感じてしまう。ひと月後に迫った裁判員制度。このような案件が裁判にかけられたらどんな判決が下るのか。怖くない? 

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