リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2009年4月15日 痴漢冤罪

2009-04-15 20:07:51 | Weblog
 結局のところはどうだったのだろうか? と多少は疑いの目も残ってしまう痴漢行為の冤罪。今回は加害者が社会的な地位のある方だったが為にこの様な結果となったのでは? なんたって防衛医大の教授でっせ。被害者の女子高校生にしたら相手が悪かったってところでしょうか。それにしても難しい。密室での目撃者もいない自分と相手の証言のみで下される裁判。誰を信じて話せば良いのか、途中から分からなくなって来るのではないかしら。万一自分がその立場に置かれたらそんな気になる様な・・・・。最高裁で逆転無罪となったがこれがそうでなかったら。加害者とされた名倉正博さん、ご本人はもとより奥様、ご家族、子孫にまで汚名を晴らす機会もないままに時代を過ごす事になっていたかも。被害者の高校生の場合はどうか。証言に嘘はなかったとしたら彼女の気の毒度はどこまで伸びるのか。仮に別の本物の痴漢が平然としていたとしたら。釈然としないものを感じつつ何も出来ない自分も歯がゆい。当事者ふたり+αの被害者たちの気持ちを思うと何ともやり切れない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする