リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年2月18日 東京マラソン 

2007-02-18 17:56:00 | Weblog
 皆、元気そうに走っていましたね。42,195キロも走ろうってんだから元気には違いないか。雨の降る冷たそうな舗道を黙々と行く。私にはとても出来ない。凄いなぁとひたすら感心。25キロ付近でしたっけ、ダッと一気に進み出たダニエル・ジェンガ。カッコ良かった。雷門の手前で他の選手を振り切り、一目散に駆け抜けた。それまでペースメーカーと共にくっ付いていた日本人選手達は置いてきぼり。あっという間に彼の姿が小さくなった。その後の走りも立派。一人旅となってもリズムを崩さず1位でゴール。淡々と走っている様に見えたのに、優勝インタビュー中に思わぬ涙。日本に来て15年との事なので、いろんな出来事が脳裏に浮かんだのでしょう。頑張った、ジェンガ。おめでとう。途中でスペシャルドリンクに付けられていた、応援メッセージを捨て去る事をせず律儀に持ち帰る姿には驚かされたし。またどこかで彼が走っていたら、きっと声援を送るな。あのシーンを見ていた人達みんなそうじゃないでしょうかね。天候は寒かったけれど心は暖まったレースだった。

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