仕事上で尊敬していた人の口から出た一言で、「ごめんなさい。もうついていけません」って事あるでしょ? 先日それを経験した。それまではいろんな面で付いて行ける人だったのに何故か、おかしくなった。「家の娘がね、それまで行ってた高校を女子高って事である日突然行きたくないって言い出してね。何言ってんだって最初はなだめようとしたんだけど、全然駄目で結局なだめられずに終わりましてね。中退して別の高校に入って云々」つらつらとそんな話を聞かされ、挙句に「慶応女子に行ってましてね・・・・」なーんてつまらない事で話を終わらされても困るのよねぇ。返事に窮したし大体どんな事を言ってあげたら慰めの言葉になるのか見当もつかないし。子どもの自慢話にしか聞こえない話は、慎むべきなんじゃないのか。それが結論です。
かなり昔に足を運んだきりで、ご無沙汰の町。「神楽坂」は良い響きだけれど、無縁の場所だった。今夜見たドラマの舞台がそこ。きらびやかではないもののどこかに落ち着く雰囲気があった。訪ねた回数も少なく、思い出もさほどないのに何故だろう。不思議な気分。映像が綺麗で心引かれるものがあるからだろうか。歴史あるところでありながらも、浅草や上野、向島などとは異なった趣が感じられるのだ。他にはあまりこういった町はないのではないか。私が知らないだけだろうか。だとしたら、残念な思いだ。繁華街ではなく、かといって澄ましたよそいきの街とも違うそんな場所をもっと知りたい。