昨晩の第69回東京ダービー。コロンバージュが競走除外になって15頭。
ボヌールバローズの逃げとなりました。2番手にミックファイア。3番手にオーマイグッネスとリベイクフルシティ。5番手のナンセイホワイトとヒーローコールまでは一団。2馬身差でルクバーとオピニオンリーダー。1馬身差でピノホホッアとガンモヘラクレスとブルマリンシェール。1馬身差でウインドフレイバー。4馬身差でライズゾーン。1馬身差でナイトオブバンド。1馬身差の最後尾にサベージという隊列。前半の1000mは63秒7のスローペース。
3コーナーを回るとボヌールバローズにミックファイアが並び掛け,ヒーローコールが差のない3番手。その後ろは3馬身ほど離れてリベイクフルシティとナンセイホワイトとサベージの3頭。直線の入口ではミックファイアが単独の先頭。あとは後ろを離していく形になって快勝。早めに3番手に上がっていたヒーローコールが6馬身差で2着。外を回って追い上げたナンセイホワイトが1馬身4分の3差の3着でさらに外を回ったサベージが1馬身半差で4着。
優勝したミックファイアは羽田盃に続いての南関東重賞2勝目。デビューからの連勝を5に伸ばしました。羽田盃の内容から能力上位は明らか。距離はそれほど案じる必要はないと思っていましたが,久々だった前走の反動はやや不安でした。しかしそれも問題にならずこのレースも圧勝。4着まで上位人気の馬が占めているように各馬が力を出し切ってのものですから,着差がこの馬の能力を表しているといえるでしょう。スローペースなのにレースレコードを出していますから,ジャパンダートダービーでも優勝候補の1頭だと思います
騎乗した大井の御神本訓史騎手は東京プリンセス賞以来の南関東重賞62勝目。東京ダービーは初勝利。管理している大井の渡辺和雄調教師は南関東重賞9勝目。東京ダービーは初勝利。
第三部定理三九は,ある人のことを愛している人は,条件はつくものの,その人に対して親切をなそうとするといっています。このときにいわれている親切というのも,第三部諸感情の定義六でいわれている愛amorが一般的であるのと同じように,一般的なことです。現実的に存在する人間が他者に対してなすあるいはなそうとする親切は,個々の親切であって,一般的な親切ではありません。XがAになす親切と,XがBになす親切は,同じ親切であるとは限らないからです。それらが同じように親切といわれるのは,それがAにとっての善bonumであり,Bにとっての善であるということ,より正確にいうなら,XがAにとっての善であると認識し,またBにとっての善であると認識しているからです。
なおかつ第三部定理三七でいわれているように,愛から生じる欲望は,愛の大きさに比例します。よって,XがAを愛しているならXはAに親切をなす,いい換えればAにとっての善を与えるつまりAを喜ばせようとするでしょうし,Bを愛しているならBを喜ばせようとするでしょう。しかしXはAもBも愛しているけれど,AよりBをより多く愛しているとすれば,XはAを喜ばせようとする以上にBを喜ばせようとすることになるでしょう。あるいは,AよりもBを大きく喜ばせようとするでしょう。これは,XがAを喜ばせようとする欲望より,Bを喜ばせる欲望の方が大きいという意味になります。そしてその理由は,XはAよりもBの方をより愛しているということになるのです。この帰結として,XがAに対してなす親切とXがBになす親切は異なってくることになります。つまり現実的に存在する人間が,愛のゆえになす親切は,一般的なものではなく個別的なものであるといわなければなりません。
愛という感情affectusが一般的に合倫理的であるといわれるのは,愛という感情が他者に対して親切をなすように仕向けるものであるからです。このとき,ここでいわれている愛というのは個別の愛を意味するのではなく,第三部諸感情の定義六に合致する一般的な愛を示しています。そして同様に,親切というのも個別の親切を意味するのではなくて一般的な親切を意味しています。
ボヌールバローズの逃げとなりました。2番手にミックファイア。3番手にオーマイグッネスとリベイクフルシティ。5番手のナンセイホワイトとヒーローコールまでは一団。2馬身差でルクバーとオピニオンリーダー。1馬身差でピノホホッアとガンモヘラクレスとブルマリンシェール。1馬身差でウインドフレイバー。4馬身差でライズゾーン。1馬身差でナイトオブバンド。1馬身差の最後尾にサベージという隊列。前半の1000mは63秒7のスローペース。
3コーナーを回るとボヌールバローズにミックファイアが並び掛け,ヒーローコールが差のない3番手。その後ろは3馬身ほど離れてリベイクフルシティとナンセイホワイトとサベージの3頭。直線の入口ではミックファイアが単独の先頭。あとは後ろを離していく形になって快勝。早めに3番手に上がっていたヒーローコールが6馬身差で2着。外を回って追い上げたナンセイホワイトが1馬身4分の3差の3着でさらに外を回ったサベージが1馬身半差で4着。
優勝したミックファイアは羽田盃に続いての南関東重賞2勝目。デビューからの連勝を5に伸ばしました。羽田盃の内容から能力上位は明らか。距離はそれほど案じる必要はないと思っていましたが,久々だった前走の反動はやや不安でした。しかしそれも問題にならずこのレースも圧勝。4着まで上位人気の馬が占めているように各馬が力を出し切ってのものですから,着差がこの馬の能力を表しているといえるでしょう。スローペースなのにレースレコードを出していますから,ジャパンダートダービーでも優勝候補の1頭だと思います
騎乗した大井の御神本訓史騎手は東京プリンセス賞以来の南関東重賞62勝目。東京ダービーは初勝利。管理している大井の渡辺和雄調教師は南関東重賞9勝目。東京ダービーは初勝利。
第三部定理三九は,ある人のことを愛している人は,条件はつくものの,その人に対して親切をなそうとするといっています。このときにいわれている親切というのも,第三部諸感情の定義六でいわれている愛amorが一般的であるのと同じように,一般的なことです。現実的に存在する人間が他者に対してなすあるいはなそうとする親切は,個々の親切であって,一般的な親切ではありません。XがAになす親切と,XがBになす親切は,同じ親切であるとは限らないからです。それらが同じように親切といわれるのは,それがAにとっての善bonumであり,Bにとっての善であるということ,より正確にいうなら,XがAにとっての善であると認識し,またBにとっての善であると認識しているからです。
なおかつ第三部定理三七でいわれているように,愛から生じる欲望は,愛の大きさに比例します。よって,XがAを愛しているならXはAに親切をなす,いい換えればAにとっての善を与えるつまりAを喜ばせようとするでしょうし,Bを愛しているならBを喜ばせようとするでしょう。しかしXはAもBも愛しているけれど,AよりBをより多く愛しているとすれば,XはAを喜ばせようとする以上にBを喜ばせようとすることになるでしょう。あるいは,AよりもBを大きく喜ばせようとするでしょう。これは,XがAを喜ばせようとする欲望より,Bを喜ばせる欲望の方が大きいという意味になります。そしてその理由は,XはAよりもBの方をより愛しているということになるのです。この帰結として,XがAに対してなす親切とXがBになす親切は異なってくることになります。つまり現実的に存在する人間が,愛のゆえになす親切は,一般的なものではなく個別的なものであるといわなければなりません。
愛という感情affectusが一般的に合倫理的であるといわれるのは,愛という感情が他者に対して親切をなすように仕向けるものであるからです。このとき,ここでいわれている愛というのは個別の愛を意味するのではなく,第三部諸感情の定義六に合致する一般的な愛を示しています。そして同様に,親切というのも個別の親切を意味するのではなくて一般的な親切を意味しています。
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