スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

マイナビ女子オープン&耳鳴りの診察

2016-05-18 20:05:38 | 将棋
 第9期マイナビ女子オープン五番勝負第四局。
 加藤桃子女王の先手で室谷由紀女流二段の振飛車4→3戦法。先手から仕掛けましたが明らかに無茶で,あっさりと後手がよくなったように思います。
                                     
 仕掛けた先手がようやく香車を取りきったところ。ここで△3八歩と打ちました。スピード不足だったかもしれませんが,シリーズを通していえば室谷二段が好みそうな手だとは思います。
 先手が▲2二歩と打ったのは無視して△3九歩成。先手は▲8六香と打ちました。これは8三で清算して▲6三龍の王手金取りを狙っているので受ける必要があります。それで△7三馬と引いたのですが,これはまずかったと思います。たぶん単に△6二桂と打ってしまった方がよかったでしょう。
 先手は▲2一歩成と桂馬を入手。後手はそこで△6二桂と打ちましたが,これでは受けがダブってしまった形。先手が▲5三龍と逃げたところで△4九とと金を取りましたが,▲6五桂と打たれて△3七馬と逃げることになりました。
                                     
 第1図から第2図の間に後手はと金を作って金を取りました。先手は香車と入手した桂馬を急所に据えました。もし後手が7三に馬を引かずに6二に桂馬を打って,先手が同じように5三に龍を逃げたと仮定すれば,先手は桂馬を入手はできたかもしれませんが打つことはできず,後手はさらに△5九とのような別の手を指せていたことになります。なのでこの間の折衝は後手がだいぶ損をしてしまったといえそうです。第2図はまだ後手が悪いとはいえないかもしれませんが,難解な局面にはなっている筈で,おそらくこの部分が勝敗に大きく影響したのではないかと思います。
 3勝1敗で加藤女王が防衛第7期,8期に続く三連覇です。ただ,どの将棋も序中盤で悪くしてしまっているので,課題が残る防衛という見方もできるでしょう。

 7月10日,金曜日。この日は妹の施設でボーリング大会が予定されていました。ボーリングは杉田で行われますので,母は妹を作業所まで送らず,杉田のボーリング場へ直で送って行きました。作業所と杉田は僕の家からは逆方向だからです。近くの停留所から杉田方面まで行くバスが出ていますので,乗り継ぎが必要な作業所へ送るよりむしろ楽かもしれません。僕はこの日は長者町で,午後4時25分頃の帰宅になりました。
 7月11日,土曜日。妹のピアノのレッスンがありました。この日は午後4時半から。これは午後5時半の予定であったものが,前夜にピアノの先生から連絡が入り,変更になったものでした。
 7月12日,日曜日。母と妹で美容院へ。帰ったのは午後3時半過ぎでした。
 7月13日,月曜日。この日に先週の通院のときにK先生が紹介してくれた,みなと赤十字病院での耳鼻咽喉科の検査がありました。予約は午前10時で,さほど待たされることなく診察室に案内されました。まずここで担当の医師による耳の中の診察がありました。鼓膜を入念に検視したようですが.異常は何もないとのことでした。僕はそれが目的でしたから安心しました。ただ,念のために聴力検査も受けてほしいということでしたので,それだけで帰ることはできず,検査までまた少し待たなければなりませんでした。聴力検査というのはヘッドフォンのようなものを装着して,音が聴こえたら手元にあるボタンを押すというもの。聴こえてくる音は僕の耳鳴りとは程遠い超高音でした。これを左耳だけでなく耳鳴りはしていない右耳でも行い,聴力検査は終了です。
 また受付の前の待合で少し待っていると,検査の結果が出たようで,診察室に呼ばれました。聴力にも問題は出ていないということでした。正直にいえばこれは検査などするまでもなく僕には分かっていたことでした。ただ左耳から耳鳴りという新しい音が聴こえるようになったという変化があっただけで,それ以外には何もなかったからです。医師は最後に薬の処方を申し出ましたが,断りました。耳に異常がないなら,耳鳴りがしなくなるようにする必要は僕にはなかったからです。

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