スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

習志野きらっとスプリント&弱毒化

2023-07-26 19:36:45 | 地方競馬
 兵庫から2頭,高知から1頭,佐賀から1頭が遠征してきた昨晩の第13回習志野きらっとスプリント
 好発は大外のメイプルシスター。すぐに先頭に立ちましたが,内から追い上げてくる馬もいて,最終的にはキモンルビーの逃げに。2番手にロトヴィグラスが上がり,3番手にギシギシとプリモパイソンとメイプルシスター。その後ろはパーとダノンジャスティスとカプリフレイバー。さらにプライルードとローウェルまでは集団で続きました。2馬身差でブンロートとサダムスキャット。1馬身差でメンコイボクチャン。6馬身差の最後尾にルーチェドーロ。最初の400mは22秒4の超ハイペース。
 直線に入るところではキモンルビーとメイプルシスターが併走。内を回って追い上げてきたのがプライルードとプリモパイソン。直線に入ると再びキモンルビーがメイプルシスターを引き離しました。プライルードとメイプルシスターの間を割ってプリモパイソンが2番手を窺いましたが,内で位置を下げて直線は大外に持ち出したギシギシが強襲。抜け出していたキモンルビーに迫りましたが届かず,キモンルビーが一杯に逃げ切って優勝。ギシギシが半馬身差で2着。プリモパイソンがクビ差で3着。
 優勝したキモンルビー川崎スパーキングスプリントからの連勝で南関東重賞3勝目。ここは近況からキモンルビーとギシギシの争いになることが濃厚で,順当な結果。ギシギシがややロスのあるレースになったのに対し,こちらは先頭に立つまでは苦労がありましたが,その後は思い通りに走れましたので,その差が結果に表れたように思います。1000mまでがベストで,1200mでもやや長いというタイプの馬です。父はコパノリチャード。母の父はサウスヴィグラス
 騎乗した大井の御神本訓史騎手は川崎スパーキングスプリント以来の南関東重賞64勝目。その後,ジャパンダートダービーを勝っています。第8回以来となる5年ぶりの習志野きらっとスプリント2勝目。管理している船橋の川島正一調教師は南関東重賞29勝目。習志野きらっとスプリントは初勝利。

 新型コロナウイルスは,人間だけを宿主とするわけではないようです。ただ,人間を宿主としているということは間違いありません。したがって,自身のウイルスに感染することによって宿主たる人間が死んでしまうということは,ウイルスそのものの現実的本性actualis essentiaには合致していないことになります。したがって,もしも宿主たる人間に対して弱毒化するような変異を遂げることができるとすれば,実際にそうした変異を遂げることになるでしょう。他面からいえば,もしも自身の毒性が宿主たる人間に対して強力過ぎるのであれば,弱毒化するような傾向conatus自体を新型コロナウイルスは有しているので,その傾向に合致するような変異を遂げられる限り,その変異を遂げるわけです。
 もちろん,新型コロナウイルスに感染した人間の死亡率が減少したことには,その他にも諸々の要因があるのであって,新型コロナウイルスが人間に対して弱毒化したということだけをその原因causaとしてあげることができるわけではありません。ただその原因のひとつを構成しているのは間違いないと僕は考えています。そして新型コロナウイルスが,徐々に人間に対して弱毒化するような変異を重ねていき,弱毒化したウイルスが優勢になってくるということは,新型コロナウイルスそのものの現実的本性によって,それだけによって,説明することができる事象なのです。
                                   
 ただし,次の点には注意してください。ウイルスが有する現実的本性は,宿主に対して弱毒化するということだけではありませんでした。感染力を強化するということも,ウイルスの現実的本性に合致するのです。したがって,ウイルスにとって最も好ましいのは,感染力がきわめて強くなった上で,毒性がきわめて弱くなるということです。毒性が弱まれば宿主は感染したということにすら気付かないでしょうから,それは感染症とすらいわれることはなくなるでしょう。この場合には宿主はそのウイルスに対抗する必要はありませんから,他面からいえば宿主がウイルスを除去することが宿主の現実的本性に含まれなくなるのですから,この面からウイルスが自己の有に固執するperseverareことを阻害するような要因を排除することができるからです。

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