スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

女流王位戦&目的

2009-10-14 19:29:26 | 将棋
 石橋幸緒女流王位の快勝で幕開けした第20期女流王位戦五番勝負第二局
 変則的な序盤から相矢倉模様の将棋。先手が速効を仕掛けることもできそうでしたが自重。結果的に清水市代女流名人が5筋の位を取っての相矢倉になりました。後手は完全に抑え込めればよかったのですがそうはならず,かといってカウンターも狙えないので,先手が攻めきるのか,後手が受けきるのかという,観戦する分には分かりやすい将棋となりました。
 一般的に相矢倉でこういった展開となれば攻めている先手が一方的に勝つパターンなのですが,この将棋は駒得しても飛車角を存分に使えなかったのでそうはならず,途中で後手も反撃に転じました。
           
 ▲3二歩と角取りに打たれた後手が△6四角と逃げたところ。ここで先手は▲6五歩と突き△7三角に▲6三銀成△8四角。あらぬ方向に銀を成って変調とも感じられますが▲7七角(第2図)と出る狙いだったようです。
           
 後手も△6六桂と応じ,▲8五銀△7八桂成▲同玉△6六歩▲8四銀。取られそうだった銀で先手は角を取りました。△6七歩成▲同飛△6六歩(第3図)。
           
 ここで単に▲2三金ではなく▲同飛△同銀としてから▲2三金。△4三玉は当然で▲6六角と取りました。後手は△5八飛と王手して,▲6八桂に△6七歩。詰めろがかかったのですから第1図からすれば後手には望外だったかもしれません。以下,▲4四歩△4二玉(第4図)。
           
 先手は危うい指し方をしたという印象ですが,それでもここで▲6七玉なら勝っていたと思います。しかし△5三銀▲4一玉。ここでも▲6七玉がありますが▲3一歩成△同玉(第5図)。
           
 後手玉が詰まなければ1回は受けるしかないのですからこれは謎の展開だと思っていたら,先手に勘違いがあったようで6六の角が4四の歩を飛び越えて2二に成ってしまい反則負け。失礼を承知でいえば,なんともお粗末な決着でした。
 石橋女流王位の連勝となる筈が1勝1敗のタイに。第三局は21日ですが,石橋王位にはぜひこのポカを取り返す将棋をみせてほしいところです。

 最初の検査として行われた蓄尿には,主にふたつの目的がありました。
 最初のものは腎機能の異常の有無です。すでに説明しましたが,糖尿病性腎症というのは糖尿病の三大合併症のひとつ。したがって,腎機能の異常の検査というのは糖尿病の検査の中でも重要なもののひとつであるといえます。また,この蓄尿という検査は,トイレにビニール袋が備えられるということによって,同じ病室の患者であればほかの患者が検査しているということも僕には分かりましたが,腎臓病で入院していた患者④の方も受けていました。つまりこの検査の目的として,腎機能の異常の有無,ないし異常があるならそれがどの程度まで進行しているのかを調べるということがあったということは間違いありません。ちなみに,僕は腎機能に関しては異常はなかったようです。ありませんでしたと言われたわけではありませんが,言われなかったということはなかったということだと判断していいでしょう。また,尿検査は通院のたびに行っていますが,現在でもこの異常に関しては何もいわれていないです。
 しかしこのときの検査の目的としては,体内から排出されているインスリンの量を調査するという,もうひとつの目的の方が僕の場合には大きかったと思います。すなわちⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病を分類する最大のものがこの体内で作られるインスリンの量ということになるわけです。つまりこの検査は,僕がⅠ型糖尿病であるかⅡ型糖尿病であるかを調べる検査であったということになります。これについては7日にG先生が僕のところに来て,Ⅰ型の可能性が高いと告げました。つまり5日の検査の結果はこの時点ですでに出ていたということでしょう。たぶんさらに詳しく調べるためであったと思うのですが,7日から8日にかけてももう一度この蓄尿の検査をしました。さらに別の検査によってⅠ型糖尿病であるということが確定するのですが,その検査についてはまた別に説明することとします。

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