スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

リコー杯女流王座戦&新しい癖

2020-12-03 19:05:58 | 将棋
 1日に鶴巻温泉で指された第10期女流王座戦五番勝負第三局。
 里見香奈女流四冠の先手で中飛車。西山朋佳女流王座が三間飛車の相振飛車。後手が早い段階で美濃囲いにしたので先手は飛車を8筋に振り直し,居玉のまま端攻めに出ました。形勢はともかく,実戦的には仕掛けたところで先手の方が指しやすくなっていると思え,後手は序盤の段階でもっと工夫する必要があったのではないでしょうか。
                                        
 王手銀取りを銀を引くことによって受けたところ。ここで☗8九飛と引くと☖8四歩☗9四歩☖同銀☗8四飛☖8三銀で千日手を狙うことができます。
 実戦は☗8五飛と回避しました。これは自信があったというよりは,先手だからという意味合いの方が強いと思います。後手だったら千日手にしたかもしれません。
 ☖8四歩に☗9五飛と歩を取り☖9四飛に☗9八飛。
                                        
 ここで☖7三王と上がり入玉を含みに受けたのですが,これが疑問で☗8五歩以下先手の攻めが続きました。ここは☖7三金と上がっておくべきで,それならいずれ後手にも攻めの手が回ったかもしれません。
 里見四冠が勝って2勝1敗。第四局は9日です。

 妹は5月18日にグループホームへ行った後,移動の制限のため家には帰っていませんでした。これだけ長く帰らなかったのは初めてです。そして,妹には明らかな変化がひとつありました。
 妹にはある癖がありました。これは入浴中やベッドに入っているときといった,ひとりのときに限られるのですが,大きな声で歌を歌ったり,人名を連呼したりするのです。人名を連呼するというのは意味が分からないかもしれませんが,たとえば学校で教師が生徒の出席を取るときのように,異なった人名を次つぎと声を発して呼んでいくのです。妹はグループホームではひとりで入浴することはありませんが,部屋ではひとりです。ベッドではこのようなことをしているという報告は,前任のグループホームの担当者から受けていました。それは,妹にとってグループホームでの生活が,自宅での生活と変わらないものになっているという証拠だと僕には思えましたので,悪いことではないと思っていました。ところが6月5日に帰宅して以降,妹はこれを一切やらなくなりました。
 そのかわり,あたかも眼前にだれかいるかのように,小声で語り掛けるというような行為をするようになったのです。そしてこれは,ひとりのときであろうがなかろうがなされるのです。したがって,僕がいるときでも,急にこうした囁きをします。僕は何とか聞き取ろうと思っているのですが,とても小さな声なので,何と言っているのかは残念ながら聞き取ることができません。この新しい癖は,現時点でも続いています。
 傍から見るとまるで夢の中にいるかのようです。基本的に僕はそれが今の妹にとっては必要なことなのであろうと考えますので,遮ることはしません。ただ,たとえば送っていく日の朝の準備中などにもこの癖を出すことがあり,そういうときはこちらから声を掛けます。その癖が出ている間も,こちらの声が聞こえないというわけではありませんから,妹はこちらに注意を向けてくれます。これも傍から見ると,夢の中にいたのが急に現実に戻ったというようにみえると思います。小声ですからだれかに迷惑がかかるということはありませんし,僕としても困っているわけではありません。
コメント
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