スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

竜王戦&4月の血糖値

2012-07-15 18:24:25 | 将棋
 第25期竜王戦本戦トーナメント。緒戦を突破した豊島将之七段の次の相手は同じ関西の山崎隆之七段で,一昨日の対局でした。過去に3戦して山崎七段の全勝。
 振駒で山崎七段の先手。豊島七段が相掛りを受けて立ち,先手が引き飛車,後手が高飛車の構えから互いに6筋に銀を繰り出し,それが即座に交換になるという,僕はあまり目にしたことがない戦いになりました。
 よく知らない戦型ということもありますが,僕は並べていてもどちらがよいのかさっぱり分からなかったのですが,感想戦によれば,どうも中盤に先手に失着があり,そのために後手が有利になったのですが,決め手を逃してまた混戦になったという流れであったようです。
                         
 ここが最終的なポイントとなった局面のようで,△8七銀成として,▲9六王の一手に△9四銀と打っておけば先手玉に寄りがあったとのこと。しかし実戦は△7七銀成としたため,▲6五歩△5二馬▲7四歩と遮断され,先手玉に寄せがなくなってしまいました。あとは反撃に転じた先手がほぼ一方的に寄せきって勝利を収めました。
 展望で名前を出した両名が敗退してしまいましたので,次の竜王戦の記事は挑戦者決定戦です。

 僕は血糖値測定の結果を標準化していますから,この日のHbA1cの検査結果が悪くなるということは分かっていました。
                         
 これは何度かいっていることですが,僕の血糖値というのは,まるでバイオリズムを刻むかのように,高めで推移することと,良好な数値で推移することが繰り返されていました。この中間,4月の上旬に,血糖値が高いという時期がやってきたのです。しかしそのときは,またいつもと同じようなバイオリズムに突入したのだろうと思い,あまり気に留めていませんでした。ところが,長くても通常は1週間ほどで終わるこの期間が,いつまでたっても終焉を迎えないのです。それで,僕はさすがにこれはおかしいなと思うようになりました。
 とくに顕著であったのは,朝食前の血糖値です。これが,前夜に計測した値から,あまり低下していないという日々が続きました。朝食前の血糖値が高い場合には,1日を通して血糖値が高いというのがこれまでも一般的でしたので,それで1日の血糖値の平均値というのも,実際にそれを出しているわけではありませんが,それまでに比較すればかなり高くなりました。
 朝の血糖値に問題が起きたのはこれが初めてではありません。2010年の2月頃に同じことが生じました。僕はⅠ型糖尿病ではありますが,インスリンがまったく分泌されないというわけではなく,少なくともいくらかの基礎分泌はあると思われます。その基礎分泌の量が減少したというのが,そのときの原因で,このためにその次の診察のときに,基礎分泌の代用として注射している持続効果型,僕の場合でいえばランタスの注射量を増やすという処置を講じ,それ以前の状態に回帰させることができたわけです。
 こうした経験がありましたので,今回も同じことが生じたのだろうと思うようになりました。だからこのときの診察で,ランタスをまた増量するように指示されることになるのだろうと思っていたのです。ところが4月の終り,といってもこれは29日の朝のことであって,実際には5月の初めといった方が正確なのですが,また朝の血糖値が正常になってきたのです。つまり,どうやら一昨年の2月と同じことが起こったわけではなかったようなのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする