地方馬が連対したときのみ,東京大賞典の優先出走権が与えられることになっている第32回浦和記念。張田京騎手が病気のため,トーセンゴライアスは戸崎圭太騎手に変更。
逃げてこそ持ち味が生きるエーシンモアオバーの逃げ。最初はやや大きな差をつけていましたが,1周目の正面で縮まりました。2番手はボレアスで,クリールパッションとシビルウォーが前後しながらその後ろ。ボランタスは後方2番手。最初の1000mは64秒1でこれはミドルペース。
前の4頭が集団を形成しながら直線に。離れた5番手まで追い上げてきていたのがボランタス。直線は前4頭の競り合いから一番外のシビルウォーが抜け,先頭に立ったところへボランタスが襲い掛かり,ゴール前でクビだけ捕えて優勝。シビルウォーが2着で3着はボレアス。
優勝したボランタスは先月の埼玉栄冠賞から連勝で待望の重賞初制覇。前の4頭は競り合っていましたから恵まれた面があったのは確か。しかしほかの馬を1秒以上も上回る上がりタイムで差しきったのですから,これは実力以外の何ものでもありません。4コーナーでは届かないのではないかと思ったのですが,結果的には絶妙のタイミングで仕掛けていたということになるのでしょう。Voluntasはラテン語。岩波文庫版の『エチカ』では意志と訳されています。
騎乗したのは川崎の山崎誠士騎手で重賞は2勝目。管理しているのは父である川崎の山崎尋美調教師で重賞5勝目。共に浦和記念は初勝利ですが,山崎尋美調教師は騎手時代には勝ったことがあります。
そのほかの検査結果ですが,まず前回の検査でやや心配しなければならないような数値となっていたGOTは22で,それ以前の水準に戻っていました。前回の39というのも,上限のぎりぎりではあっても正常値の範囲内でしたから,肝機能に異常が出ていたというほどではないのですが,異常に近いところまでいったのもそのときだけであったということになります。何か特別の措置を講じたというわけではありませんから,それ以前に,実際に肝機能障害があったときと同様に,自然に低下したということになります。GOTとのバランスが重要といわれるGPTも,とくに変化はありませんでした。
この日の検査結果で最も特筆しておくべきことがあれば,それはヘモグロビンA1cの値が6.5%になっていたということです。この値は,正常とされる値と比べますとまだ高い,すなわちまさに糖尿病と診断される値ではありますが,僕の場合は7%前後でずっと推移してきていましたので,これはかなり下がっているといえます。実際に検査詳細情報を受け取るようになってからこんな値であったことは初めてですし,そもそも2009年の1月に退院した後,2度めの検査で5.8%という,これは糖尿病とも診断されないであろう値が1度だけ出たことを除きますと,最も低い数値でした。その5.8%というのは,検査をした時期から考えて,実際には入院生活を送っていた期間の血糖値が大きく反映したものであると思われますから,退院後の生活の中では,初めて経験するような数値だったのです。
ヘモグロビンA1cというのは,過去1ヶ月から2ヶ月程度の血糖値の推移の状況の指針ですから,この値が低くなるということは,それだけ血糖値が低い時期が多かったということを示します。もちろん血糖値が正常とされるような範囲でずっと推移するならば,6.5%というような数値は出ず,さらに低くなるでしょう。僕の場合はⅠ型糖尿病ということもあって,そこまでは求められていなかったため,7%前後でよしとされていたわけです。ですから,血糖値が正常である時間が長かったためにHbA1cが低下したのなら問題ありませんが,それ以外の理由だとむしろ好ましくないのです。
逃げてこそ持ち味が生きるエーシンモアオバーの逃げ。最初はやや大きな差をつけていましたが,1周目の正面で縮まりました。2番手はボレアスで,クリールパッションとシビルウォーが前後しながらその後ろ。ボランタスは後方2番手。最初の1000mは64秒1でこれはミドルペース。
前の4頭が集団を形成しながら直線に。離れた5番手まで追い上げてきていたのがボランタス。直線は前4頭の競り合いから一番外のシビルウォーが抜け,先頭に立ったところへボランタスが襲い掛かり,ゴール前でクビだけ捕えて優勝。シビルウォーが2着で3着はボレアス。
優勝したボランタスは先月の埼玉栄冠賞から連勝で待望の重賞初制覇。前の4頭は競り合っていましたから恵まれた面があったのは確か。しかしほかの馬を1秒以上も上回る上がりタイムで差しきったのですから,これは実力以外の何ものでもありません。4コーナーでは届かないのではないかと思ったのですが,結果的には絶妙のタイミングで仕掛けていたということになるのでしょう。Voluntasはラテン語。岩波文庫版の『エチカ』では意志と訳されています。
騎乗したのは川崎の山崎誠士騎手で重賞は2勝目。管理しているのは父である川崎の山崎尋美調教師で重賞5勝目。共に浦和記念は初勝利ですが,山崎尋美調教師は騎手時代には勝ったことがあります。
そのほかの検査結果ですが,まず前回の検査でやや心配しなければならないような数値となっていたGOTは22で,それ以前の水準に戻っていました。前回の39というのも,上限のぎりぎりではあっても正常値の範囲内でしたから,肝機能に異常が出ていたというほどではないのですが,異常に近いところまでいったのもそのときだけであったということになります。何か特別の措置を講じたというわけではありませんから,それ以前に,実際に肝機能障害があったときと同様に,自然に低下したということになります。GOTとのバランスが重要といわれるGPTも,とくに変化はありませんでした。
この日の検査結果で最も特筆しておくべきことがあれば,それはヘモグロビンA1cの値が6.5%になっていたということです。この値は,正常とされる値と比べますとまだ高い,すなわちまさに糖尿病と診断される値ではありますが,僕の場合は7%前後でずっと推移してきていましたので,これはかなり下がっているといえます。実際に検査詳細情報を受け取るようになってからこんな値であったことは初めてですし,そもそも2009年の1月に退院した後,2度めの検査で5.8%という,これは糖尿病とも診断されないであろう値が1度だけ出たことを除きますと,最も低い数値でした。その5.8%というのは,検査をした時期から考えて,実際には入院生活を送っていた期間の血糖値が大きく反映したものであると思われますから,退院後の生活の中では,初めて経験するような数値だったのです。
ヘモグロビンA1cというのは,過去1ヶ月から2ヶ月程度の血糖値の推移の状況の指針ですから,この値が低くなるということは,それだけ血糖値が低い時期が多かったということを示します。もちろん血糖値が正常とされるような範囲でずっと推移するならば,6.5%というような数値は出ず,さらに低くなるでしょう。僕の場合はⅠ型糖尿病ということもあって,そこまでは求められていなかったため,7%前後でよしとされていたわけです。ですから,血糖値が正常である時間が長かったためにHbA1cが低下したのなら問題ありませんが,それ以外の理由だとむしろ好ましくないのです。