勝った方が新設タイトルに王手を掛けることになる第1期女流王座戦五番勝負第三局。
清水市代女流六段の先手で加藤桃子奨励会1級のごきげん中飛車。③▲4八銀から先手が銀冠,後手が穴熊の持久戦に。意表の角切りから龍を作った先手がペースは握っていたと思いますが,大きな差があったというわけではなく,白熱の終盤戦となりました。
先手が飛車取りの桂馬を打ったところですが何と後手は△6四飛。▲同銀△同銀は当然で▲8二歩。後手は手抜いて取った銀を△7八銀打と打ちました。非常に大胆な指し方で,これで勝ちとみたというより苦しいとみて勝負にいったという印象を受けます。▲8一歩成△同玉に▲8ニ歩と叩き,△同玉としてから▲7七金と受けました。△6八とと追撃。
ここは▲2八角もかなり有力に思える局面ですが先手の選択は▲8四角。後手は△8七銀成▲同王△7八角▲8六王△8五歩▲同王と追って△8三歩。ここは先手が窮したように思えたのですが,▲9四桂△同歩▲9三銀△同香▲同角成△同玉▲9四歩△8二玉▲9三歩成△7三玉▲2三龍△5三桂という力づくの王手で当座の危機は脱出しました。
ここで▲7八金と角を取るとおそらく△8四銀▲8六王△8五銀打といった具合に先手玉が下に追われます。実戦の▲8四歩はそれを嫌ったものと思いますが,それ以降ははっきりと後手の勝ちになっていますので,第3図の局面が最後のポイントとなったのではないでしょうか。
競り合いを制して加藤1級が2勝目。注目の第四局は来月6日です。
こういった事情ですから,本当ならばフレームだけを新しくすれば事足りました。ただ,新しい眼鏡を作ることは僕の希望でもありましたので,眼鏡屋さんと相談の上,レンズの方も新しくするということにしたのです。そして度の方も,少しだけ強くしてもらうことにしました。
これは以前にも書いたことがありますが,近眼用の眼鏡というのは,ふたつのタイプがあります。ひとつはある程度の距離を置いたものがよく見えるようになるタイプで,もうひとつが手元などのごく近くがより鮮明に見えるようになるタイプのものです。実際にこの日,新しいレンズをどれにするか決めるとき,これらふたつのタイプを両方とも用いました。前者を使いますと,視力検査用のボードはよく見えますが,間近にある新聞は読みにくくなります。後者のタイプを使った場合には,検査ボードは前者ほどよく見えない,すなわち視力検査の結果は少し悪くなるのですが,手元にある新聞の文字というのは前者よりも鮮明になります。僕はいつも後者のタイプの眼鏡を作っています。基本的に前者は自動車の運転をする場合に必須とされる眼鏡ですが,僕は運転免許を持っていないからです。よってこの日も,後者のタイプを作ることにしました。
もちろん僕のように度が強くなりますと,この眼鏡を作ることに決めたからといって,すぐにそれを入手できるというわけではありません。このレンズの眼鏡自体の在庫が眼鏡屋にあるということはまれだからです。実際にこの日もそうでした。ただ,壊れてしまった眼鏡のその部分,要するに鼻当ての部分ですが,これを修復してもらう,というよりも新しいものにつけかえてもらうことはできましたので,作ることに決めた新しい眼鏡を実際に僕が入手できるまでは,そちらの方を使うことができました。
新しい眼鏡ができたという連絡があったのは22日の午前中。といってもこの電話に出たのは母でした。母からその旨が僕に伝えられましたので,この日のうちに眼鏡屋に行って新しい眼鏡を入手しました。8万円だったのですが,以前よりむしろ安くなったような気がします。また,古い方の眼鏡も緩んだ紐の部分を直してもらい,そちらを予備として保管しておくことになりました。
清水市代女流六段の先手で加藤桃子奨励会1級のごきげん中飛車。③▲4八銀から先手が銀冠,後手が穴熊の持久戦に。意表の角切りから龍を作った先手がペースは握っていたと思いますが,大きな差があったというわけではなく,白熱の終盤戦となりました。
先手が飛車取りの桂馬を打ったところですが何と後手は△6四飛。▲同銀△同銀は当然で▲8二歩。後手は手抜いて取った銀を△7八銀打と打ちました。非常に大胆な指し方で,これで勝ちとみたというより苦しいとみて勝負にいったという印象を受けます。▲8一歩成△同玉に▲8ニ歩と叩き,△同玉としてから▲7七金と受けました。△6八とと追撃。
ここは▲2八角もかなり有力に思える局面ですが先手の選択は▲8四角。後手は△8七銀成▲同王△7八角▲8六王△8五歩▲同王と追って△8三歩。ここは先手が窮したように思えたのですが,▲9四桂△同歩▲9三銀△同香▲同角成△同玉▲9四歩△8二玉▲9三歩成△7三玉▲2三龍△5三桂という力づくの王手で当座の危機は脱出しました。
ここで▲7八金と角を取るとおそらく△8四銀▲8六王△8五銀打といった具合に先手玉が下に追われます。実戦の▲8四歩はそれを嫌ったものと思いますが,それ以降ははっきりと後手の勝ちになっていますので,第3図の局面が最後のポイントとなったのではないでしょうか。
競り合いを制して加藤1級が2勝目。注目の第四局は来月6日です。
こういった事情ですから,本当ならばフレームだけを新しくすれば事足りました。ただ,新しい眼鏡を作ることは僕の希望でもありましたので,眼鏡屋さんと相談の上,レンズの方も新しくするということにしたのです。そして度の方も,少しだけ強くしてもらうことにしました。
これは以前にも書いたことがありますが,近眼用の眼鏡というのは,ふたつのタイプがあります。ひとつはある程度の距離を置いたものがよく見えるようになるタイプで,もうひとつが手元などのごく近くがより鮮明に見えるようになるタイプのものです。実際にこの日,新しいレンズをどれにするか決めるとき,これらふたつのタイプを両方とも用いました。前者を使いますと,視力検査用のボードはよく見えますが,間近にある新聞は読みにくくなります。後者のタイプを使った場合には,検査ボードは前者ほどよく見えない,すなわち視力検査の結果は少し悪くなるのですが,手元にある新聞の文字というのは前者よりも鮮明になります。僕はいつも後者のタイプの眼鏡を作っています。基本的に前者は自動車の運転をする場合に必須とされる眼鏡ですが,僕は運転免許を持っていないからです。よってこの日も,後者のタイプを作ることにしました。
もちろん僕のように度が強くなりますと,この眼鏡を作ることに決めたからといって,すぐにそれを入手できるというわけではありません。このレンズの眼鏡自体の在庫が眼鏡屋にあるということはまれだからです。実際にこの日もそうでした。ただ,壊れてしまった眼鏡のその部分,要するに鼻当ての部分ですが,これを修復してもらう,というよりも新しいものにつけかえてもらうことはできましたので,作ることに決めた新しい眼鏡を実際に僕が入手できるまでは,そちらの方を使うことができました。
新しい眼鏡ができたという連絡があったのは22日の午前中。といってもこの電話に出たのは母でした。母からその旨が僕に伝えられましたので,この日のうちに眼鏡屋に行って新しい眼鏡を入手しました。8万円だったのですが,以前よりむしろ安くなったような気がします。また,古い方の眼鏡も緩んだ紐の部分を直してもらい,そちらを予備として保管しておくことになりました。