analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

本日の戦利品

2024-06-15 05:54:18 | PhfD‐3.3

ゼネラルトランスのPMF5P 10k600CTを購入した。

これはプリのOPTに使おうと思う。

そしてここに使ってたNP‐126はパワーに持っていこうかと。

NP‐126は二次側が5kとなり、今の1キロよりは大きくなり、音も大きくなるのでは?

そしてプリはインピーダンスが 20k から 10k になり終端抵抗無しでも行けるのではないか?と考えた。

 

 

購入するとき、型番の確認をさせられた。

なのに価格を間違えられた。

「後ろにWとか何もつかないやつですよ」

と言ったら価格を修正してくれた。

ライントランスなんて買う人いないのだろうな。

そしてこのトランス、中点タップがある。あ、いや端子でなく配線が出てる。
五極管なんてこんなとこに使うのか?
 
 
 
 
もう一個、桜屋電機店で抵抗を買った。
オーマイトのブラウンデビル5W1.2kΩ
ネットでも買えるが久しぶりにアキバパトロール。
なんと一個しかなかった。
1kでは小さいので1.2kの巻線抵抗を探したが無かった。
 
秋葉原は去年とそんなに変わらなそうだった。
(なんか行間隔がおかしい)
 
 
20240601
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アナログオーディオフェア

2024-06-14 12:03:10 | その他

オーディオデザインでちょうどフォノイコ聞き比べやってた。フォノイコが秀逸。

最初は”E‐250”って聞こえたが多分ラックスのやつだ。

ああ、トランジスタアンプの音だ。

そしてDCEQ‐200。これに切り替えて音が生きてきた。

店主は高域が~って言ってたがそんなもんじゃない。

でも冷静になるとこれが石アンプ、なんだよな。

MCはトランスを使ってるらしい。

ビクターのタンテに見たことないカートリッジだった。多分光?

ふかすさんが途中で「なんかずれてる」とか言ってた。位相ずれのこと?私にはわからない。

もしかして、音決めはこの方だったり・・・

 

 

マイソニックとA&Mブースに行った。

カートリッジは・・・オープンリールテープを掛けてた。

アンプはどこのか判らなかったがTSMトランスが見えた。

そしてスピーカー。多分ローサーのバックロード。

フルレンジからこのような低音が出るとは。

でも中高音と低音が別もんなんだよな。

聴いてて心地よいけど、違和感がある。

 

 

 

そして今回の本命。光カートリッジ。

ここもちょうどフォノイコの聴き比べをしてた。

同社のフォノイコは普通に鳴っている。

海外のフォノイコは声が良い。

ソウルノートはいまいちわからん。

光カートリッジは確かに音は良い。けど、私には薄い。向こうが透けて見えるような感じ。

これなら私のシステムでも負けてない・・・

そんな風に思った。

出来たらMCカートリッジも鳴らして聴き比べしたかった。

 

 

こういうフェアは久しぶりだ。

秋葉原の損保会館の場所も間違えた。

今回はなぜか一回からの入場で入場料は無し。

少しは取ってもいいと思うのだが。

 

 

そうそう、ハットオーディオが展示してた。

なんとカセットデッキ。

私が欲しいと思っているシンプルなもの。

余計な機能は何もない。

100円のカセットテープで良い音、とか。

なるほどこんなデッキならいけそうかも?っと思ったら”倍速”スイッチが有った。

こりゃやられた。

 

それからアナログということからなのか、オープンテープを使ってるとこがあった。

けど、なにか中音にキツイ感じがした。

なんかヘッドとテープがこすれる歪?があるとかいうのを思い出した。

 

 

 

とにかく実入りの多い日だった。

 

20240601

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3012Rと312

2024-06-13 00:04:35 | トーンアーム

いま、SME3012RにデンオンDL103FLを繋いで鳴らしている。

デンオンからこのような芳しい音が出ることに驚いている。

これは3012Rに因るところが大きいと思う。

材質の「真鍮」。これがこの身の詰まった音を出しているのではないか?

そう思うと312はマグネシウムではなく真鍮で作ってほしかった、そう思う。

なぜかGRANTZを思い出してしまう。

ただ、どうもエネルギーが削がれているようだ。

シェルコネクター部のガタ、ナイフエッジの踊り、で振動を逃がしている気がしてる。

各部の厚みも余り無い。それで(共振させて)音作り?

312はシェルコネクトがしっかりしている。軸受け(ジンバルサポート?)はベアリングを使い上からも抑える。

何でこんなガタの起きるパーツを使ってるのか?疑問だった。

アームパイプも3012Rのストレートから312のテーパーになっている。

 

たしか、イチマルサンは3012Rで真価を発揮する、そのようなことをラジ技誌の編集者が言ってたと何かで読んだ。

トーレンスのTD‐500シリーズは3012Rをターゲットにしていた。

思えば黄金の組み合わせ、ではないか。

まあほんとはエスピーユーが有るのだが。

 

20240526

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カートリッジを替えてみる

2024-06-12 00:02:06 | アナログ

EMINENTをかなり使ってしまったので少し休まそう。

オルトフォンを使うかと思ったが、103を繋いでみる。

トーンアームの312はEMINENT専用にしてしまったので、トーンアームを3012Rに付け替えた。

これがまた良かった、化けた。

スタジオユースの何の飾りもないそのまま(ツマラナイ)の音、まあ言い過ぎか?そこが良いと思ってた。

が、ふわっとした音が出た。びっくり。

イチマルサンからこんな音が出たら、そりゃ他は要らなくなるわな。

イチマルサンを評価する人は皆この音を出してるのか?

末恐ろしい。

私はフォノイコをLCRで組んで、アームケーブルを外出し直結にしてこの音が出たと思っている。

DENONの大理石では無理っぽい。

トーレンスだから、だと思う。

一時期ベルトドライブだから、と思ったことが有った。

マイクロのフローティング無しのタンテの方が良い音が出ると思ってた。

なら何でトーレンスはこんな手間を掛けたのか?

やっぱこの音を出すためなんだ、と思う。

思えばLINNも似たような方式だ。

あちらは大分コンパクトにまとめてる。

 

 

ふと、アームに目が行った。

シェルがちゃんと接続されてない・・・

これって回転シェルと同じ効果?

なんかシェルの頭が下がってる気がしてた。

締め直して音出ししたらふわっとした感じが無くなり、代わりに「リン」「凛」とした響きになった。

先のふわっも捨てがたいが、まあ諦めよう。

 

20240526

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ルンダールのLL1689

2024-06-11 00:03:36 | トランス

ルンダールのLL1689は公称3.5k:600とあるのだがこれが混乱のもとだった。

 

9+9:4より、昇圧比2.5+2.5:1

インピーダンス比は6.25+6.25:1

よって3,750+3,750:600か。

センターで分割しないと15k:600。

仕様書にソースインピーダンスは15kともある。

なるほど、10kと20kの間か、なかなか渋い選択だ。

 

いままでこの確認をしてきたが、どうもはっきりしなかった。

理解が追い付かなかった。

NP‐126より昇圧比が低くてTSMより高い、がイメージ出来てなかった。

インピーダンス比25、昇圧比5。これだ。

NP‐126は33.3、5.8。

 

・・・伝送ラインを600Ω(からやや低い)にするんだったらTSMではなくA‐8713でも良かったな。

グリッド抵抗を大きくできるなら増幅度を上げれるかもしれないし。

ただA‐8713はハムを引くんだよな。

 

 

 

 

このルンダールLL1689を選んだ理由はライントランスでは昇圧比が一番大きかった。

正式には9+9:1+1+1+1だった。

この1+1+1+1は直列につないだ場合。

平列にするとなんか良くないイメージが有った。

 

 

 

 

 

 

 

20240525

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また一つ悩みが出た

2024-06-10 00:05:37 | PhfD‐3.3

フォノイコとプリの組み合わせ、調整は今の自分ではやるとこはやった。満足。

っとすると、気になるのはプリとパワーだ。

プリのOPT(NP‐126 20k:600)とパワーのIPT(TSM 5k:600)を入替えたら終端抵抗を外せるか?

今、プリの真空管5687の負荷は6k+6kくらい。

パワーのIPTは1.25k:1.25kになるところを1k+1kで使っている。

感覚的に伝送ラインは500Ωになり、プリのOPTは4k+4kとなるハズだが???

TSMをプリに使うと二倍で使っても2.5kだから重すぎる。使えないな。

 

ならばNP‐126を10kで使えば2.5k+2.5kか。

これも低すぎだ。

オートバランスの時は10kで使った方が良かったが、差動にしてから10kでは音が痩せて聴くに堪えないかった。

っとなると5kではなく10kのトランスが欲しいな。

 

 

 

 

 

 

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終端抵抗について その後

2024-06-09 00:07:51 | トランス

終端抵抗について、前にインピーダンスの問題ではないか?というようなことを記述したが、少し加えたい。

インピーダンスを下げ、5687の負荷を適正にするものと認識した。

であれば最適な負荷になるようなトランスを選定したほうが良いのでは?

日本にはライントランスがなぜか20k(または10k):600の物が多い。

ある程度のインピーダンス(巻線比)が有れば抵抗で何とかなる。

これ以上の高インピーダンスの物は見つからない。

 

あの後インピーダンスの低いルンダールのトランスを使ったが、結局終端抵抗は付けた。

・・・そういえばこれを外した音は聴いてないかも?

アレ?

 

外すのは簡単なので鳴らしてみた。

おっとこっちが良い。

っとすると、やはりインピーダンスの関係かな。

鮮度が上がった感じ。

楽器と楽器の間が埋まった感じ。

終端抵抗のRMGの音が出てたのかな?

でも変化は微小。この音を聴かなかったら問題なかった。

一つ欠点は音場が上に広がらない。

 

20240525

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フォノイコの終段 鳴らしてみる

2024-06-08 00:05:39 | PhfD‐3.3

フォノイコの終段の入力トランスの二次側抵抗を換えて音出ししてみた。これが決まったようだ。

コントラバスが太くなった。

中域を求めると低域の犠牲は仕方ないかと思ってたが、出てきた。

抵抗を交換してた時、そういや「なんか曇った感じ、焦点が曖昧だったかな・・・」なんて思ってた。

RIAA回路は600Ωではなく1.2kで動作させてたわけなんだ。

それでもRIAAカーブは50k以上以外、そんなに問題なかった気がする。

ただ音は違うと思う。

パリッと抜けが良く、焦点が合った感じ。

欲を言えば、もうちょっと柔らかく、ほぐれた感じになってほしいんだけどな。

この辺はもう少し鳴らしていけば良くなるかもしれないし。

 

電源はまとめきれてないし、整流管がヘタっててそれに合わせているので定数が合わないかもしれないので省きました。

 

20240524

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フォノイコの終段

2024-06-07 00:09:09 | PhfD‐3.3

フォノイコのRIAA回路を考えてて、終段アンプについて確認しようと思った。

RIAA回路を切り離して、終段の入力トランスに信号を入れる。

そしてF特を測った。

ほぼ重なっているが、1kHzから低域のみプリのみの物を乗せている。

まあ問題ないと思ったが、高域が少し持ち上がっている。

負荷が軽いか?っと思ったら、入力トランス二次側の抵抗が間違っていると思った。

センタータップをグランドに落としてる10kの二次側に5kの抵抗を二個付けてた。

ここは2.5kでなければいけない。

これで測定してみた。

低域が少し良い上グラフの赤線。

 

なんともな結果だが、どんな音になるのかな?

 

20240524

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LCRフォノイコのRIAAカーブ?

2024-06-06 00:04:10 | PhfD‐3.3

前回フォノイコの負荷インピーダンスを変えてみたがRIAAカーブ(の低域端)が変わらなかった。

LCRフォノイコのRIAA回路のインピーダンスは600Ωだよな。

これは1kHzの値であってここで言う低域端15Hzのインピーダンスはもっと高いのか?

そしてフォノイコの負荷インピーダンスの影響がRIAA回路には無い?

だからRIAAカーブが変わらないのか。

上グラフ下から

紫線はトランスの電流

鶯色は電圧

青は終端抵抗

赤線は低域端の電圧。

 

終端抵抗を替えても他は変わらなかった。

終端抵抗はいくらにすればいいのだろう?

 

20240523

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フォノイコで再調整

2024-06-05 00:02:58 | PhfD‐3.3

現在プリのIPTはタムラのA‐8713で、二次側は8.9k+8.9kとしている。

この値は本来10k+10kが良いと思ってたが、先日の検討で二次側は5k+5kになるようだ。

30kのATTが有るので7.5kにすると合成抵抗は5k+5kになるハズ。

やはり定格で使う方がいいと思うので交換した。

 

これに合わせてフォノイコをどうするか。

周波数特性の低域端15Hzで-3dBとなるような終端抵抗を探す。

14k、10k、5k、4k、3k、2.2k、1.2k、600Ωとして、一次側の電流電圧を測り、15Hzの時の減衰量を測定した。

が、なぜかほぼ一緒な結果になってしまった。これだと何を採用したらいいのかわからない。

14kはグラフが乱れるので削除。

横軸は終端抵抗。

下二つ、鶯色と紫は電圧と電圧。

※訂正 紫は電流です

その時の真空管の負荷インピーダンスが青線。終端抵抗に合わせて上がっていく。

赤は周波数特性の低域端電圧。これがほぼ変わらない。これが判らない。

低域端電圧が終端抵抗によって変わればそれで終端抵抗を選択出きるのだがそれが無い。

F特(RIAA)を測って思った。

低域端の電圧は増幅度が大きすぎてインピーダンスの影響が出ないのか?

 

20240523

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入力トランスでハム

2024-06-04 00:01:26 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

今のパワーはIPTにTSMを使っているが、その前はタムラのA‐8713だった。このトランスはハムを引く。

チョークの近くだとだめなようで、出来るだけ離すように配置してた。

そのために電源トランスの脇に並べ、そのまた脇に整流管とした。

そうすると配線が気持ち悪い。

電源トランスから一旦整流管へチョークを飛び越えてから戻る。

IPTを今のTSMにしてからハムは気になってない。

このトランスならいけそう。そう思ってネジを外し、チョークへ近くなるように仮置きしてみた。

ハムは気にならない。

 

 

 

 

何が違うんだろう?

TSMは直流を流せる。

A‐8713は流せない。

これはコアにギャップが有るか無いか。

それによってハムの影響が違う気がするが。

ただ、そう思っただけ。

 

20240522

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トランスの使い方でやり残したこと。

2024-06-03 00:03:45 | トランス

トランスの使い方でやり残したことを考える。

今一番気になるのはフォノイコの段間で、20k:600のハシモトトランスの一次側をパラで使っている。

これは設計者に因れば、低域の周波数が一番いい、ということだ。

まあプロの方がそう言ってるのだから間違いはないと思うのだが、少し考えたい。

トランスの二つの巻線はパラって使うと低域周波数が良くないと思う。

これは今まで何回か試した。

F特が良くなく、聴いた感じも力が無い、という記憶が有る。

少し調べると、トランスの巻線を並列で使うとインダクタンスが下がる。

低域が無くなるのではないか。

このフォノイコのRIAAをちゃんとするため、苦労したんだよな。

よってフォノのこの段をプッシュプルで使ったらどうか。

気がかりなところだ。

 

 

と、こんなことを書いてるが、

フォノイコのOPT二次側をパラにしたら?という興味もある。

インピーダンス比が上がり、マッチングが取りやすくならないか?

先ほどと同じようにインダクタンスが下がり、低域も無くなりそうだ。

これはやめておいたほうが良い。

 

 

 

 

 

 

20240520

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TSMのトランスは間違ってないか?

2024-06-02 00:03:50 | PhfD‐3.3

gooブログのアクセス解析に、TSMトランスの単体での測定が有った。

全く忘れてた。

ラインアンプの低域を伸ばす方法(10)ライントランスを単体で測定してみる (importance) - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

これを見ると2k+2kが良いらしい。

今は1kでやっている。

2kで使った方がいいのか?

そういえばこの時は低域の測定のみで、高域は測ってなかったな。

TSMの美味しいとこを外して、プリのNP‐126で補ってバランス取ってないか?

前から不安が有った。

 

1kを2kにして、上がった分を終端抵抗の抵抗値をさげる。

これでTSMも良いところ、5687も良いところ、で使えないか?

 

 

TSMトランス二次側に2.2kの抵抗を付けてみた。

ここでぐだぐだ考えてしまった。

前の時は2kより小さい値では測定してなかったな。

1kHzより下の周波数でしか測ってなくて、1kΩの時に高域も測ってたら伸びてない結果になってたかな?

そういえば前回、A級の時はセンタータップで使うとインピーダンスは1/4になる、ってやったな。。

600Ω:5kのインピーダンス比は8.3。

よって電圧比は2.9。半分で1.44。これの二乗で2。

よって1.25kΩとなる。これが5kの1/4のインピーダンス、ってことか。

だとすると今の1kΩはあながち間違ってない。

2kΩにはしないで今のままにしよう。

 

 

 

ここまでトランスをやったら自分で巻けないか?と考えてしまう。

なんでこのトランスは5k:600なんだろう?

2k:600でも良いんじゃないか?

このインピーダンスの決め方が分からない。

・・・昨日やったじゃないか。インピーダンス比は電圧比の二乗。

20k:600はインピ比33.3。

600Ωの√33.3倍(5.8倍)で巻く。

では600Ωは?

1Ωの600倍なら√600で24.5?

二次側24.5巻けばいいのか?

いずれはトランスを自分で巻いてみたいと思う。

 

20240520

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サブシステム?❔

2024-06-01 00:05:57 | MF A100

デンオンのタンテをミュージカルフィデリテイのアンプに繋ぎ、ロクハンスピーカーで鳴らしている。当初と音が変わってしまって特徴が掴みにくい。

なんかこの位置関係、使いづらいんだよな。

アンプの台にしているサブウーファーに置きたいな。

冷却的にアンプの両サイドに障害物があるのは問題だが。

使い勝手は良い。

 

ロクハンの後面板は薄く共振してるようだ。

これでも低域は裸や後面開放のような霞のような低域ではなく、実体感がすこーし出てきた。

箱を大きくしたらもっとゆったりした低域が出るのかな?

などと妄想している。

 

20240519

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