プリのOPTをNP‐126からゼネラルトランスのPMF 5P 10k600CTに入替える。
まず配置を考える。
OPTを入れ替えるえるのは簡単だが、IPTをどこに置くか?
実際にOPT(NP‐126)とIPT(A‐8713)入替え用として愕然、端子台の丸い部分が入らない。
今更丸穴を広げるのは困難だ。
・・・IPTの端子をOPT同じくサブシャーシーの下にすると配線が面倒だった。
ステーを使って取付け。そのすぐ脇にOPTを配置。
これで測定してみた。
F特の低域端-3dBを目標にしたら下グラフ緑線になった。
(以下1kHz以下で見る)
パワーに繋いで各部の電流電圧を測定。
そうしたらなんとプリの真空管の負荷が2k弱!
伝送ラインも200Ω弱でパワーの初段グリッド抵抗Rgが500Ωなんてなった。
現実的では無いので、定格の二次側600Ω辺りで見てみる。
伝送ラインが大体600Ωになるようにすると、パワーの初段Rgは2,350Ω位になった。
下グラフ赤線。
何か悪すぎだ。
パワーのOPTを良いところで使うためにパワーのIPTが足を引っ張ってないか?ってことでパワーのIPTをTSMからタムラのA‐8713にしてみた。
パワーのRgを5kにしたが、プリの出力管の負荷が4k弱となった。
ちょっと低すぎだがF特を測ってみた。
下グラフ橙線。
ちょっと使えないかな。
パワーのIPTやRgを換えてみたが良くならなかったということは、このトランスの特性か?
なんか直流流せないトランスか?なんて思ってしまう。
なかなか手強いな。
20240609