analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

3012Rと312

2024-06-13 00:04:35 | トーンアーム

いま、SME3012RにデンオンDL103FLを繋いで鳴らしている。

デンオンからこのような芳しい音が出ることに驚いている。

これは3012Rに因るところが大きいと思う。

材質の「真鍮」。これがこの身の詰まった音を出しているのではないか?

そう思うと312はマグネシウムではなく真鍮で作ってほしかった、そう思う。

なぜかGRANTZを思い出してしまう。

ただ、どうもエネルギーが削がれているようだ。

シェルコネクター部のガタ、ナイフエッジの踊り、で振動を逃がしている気がしてる。

各部の厚みも余り無い。それで(共振させて)音作り?

312はシェルコネクトがしっかりしている。軸受け(ジンバルサポート?)はベアリングを使い上からも抑える。

何でこんなガタの起きるパーツを使ってるのか?疑問だった。

アームパイプも3012Rのストレートから312のテーパーになっている。

 

たしか、イチマルサンは3012Rで真価を発揮する、そのようなことをラジ技誌の編集者が言ってたと何かで読んだ。

トーレンスのTD‐500シリーズは3012Rをターゲットにしていた。

思えば黄金の組み合わせ、ではないか。

まあほんとはエスピーユーが有るのだが。

 

20240526

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