いま、SME3012RにデンオンDL103FLを繋いで鳴らしている。
デンオンからこのような芳しい音が出ることに驚いている。
これは3012Rに因るところが大きいと思う。
材質の「真鍮」。これがこの身の詰まった音を出しているのではないか?
そう思うと312はマグネシウムではなく真鍮で作ってほしかった、そう思う。
なぜかGRANTZを思い出してしまう。
ただ、どうもエネルギーが削がれているようだ。
シェルコネクター部のガタ、ナイフエッジの踊り、で振動を逃がしている気がしてる。
各部の厚みも余り無い。それで(共振させて)音作り?
312はシェルコネクトがしっかりしている。軸受け(ジンバルサポート?)はベアリングを使い上からも抑える。
何でこんなガタの起きるパーツを使ってるのか?疑問だった。
アームパイプも3012Rのストレートから312のテーパーになっている。
たしか、イチマルサンは3012Rで真価を発揮する、そのようなことをラジ技誌の編集者が言ってたと何かで読んだ。
トーレンスのTD‐500シリーズは3012Rをターゲットにしていた。
思えば黄金の組み合わせ、ではないか。
まあほんとはエスピーユーが有るのだが。
20240526
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