国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

山菜②

2008-05-23 07:50:33 | Weblog
春の山菜特有のあの苦味は漢方では「肝」といわれ、循環器系や解毒に特に効果があるそうだ。そう言われると、そんな気もしてくる。正体は赤ワインに多く含まれるポリフェノール。しかしその苦味は野生動物には不評のようで、ウサギやサルに与えても決して食べようとしない。もったいない話だ。苦味は本来「毒」を感知するために備わった。その意味では野生動物の選択は自然なもの。食に貪欲な人間が本来”まずい”あるいは”毒”と認識すべきものを楽しむようになった。ところで庭に植えている行者にんにくの種をプランターに移し発芽させようとしたがなかなか芽が出ない。詳しい方にお聞きしたところ、一般的な野菜は品種改良を重ねすぐに芽が出るようになったが、野生のものは2、3年かかるのがあたりまえとのこと。”満へぇ”である。写真はタラの芽の天ぷら。当然頂き物。苦味を楽しめる季節もあとわずか。