本の紹介 2008-04-05 08:24:15 | Weblog 中国、北朝鮮を痛烈に批判する。確かに民主主義共和国と名乗っていながら、民主主義など微塵もなく、見事なまで洗練された独裁政治が存在するだけである。筆者の声は、国内の政治化、ジャーナリストにも向けられる。特に故小田実に対しては手厳しい。ホーチミンを礼賛し、金日成を偉大な指導者だと讃えた氏に、「この野郎」と。小生も氏の主張は主義ではなく邪悪な「宗教」と見ていたので痛快。骨太のジャーナリストとして評価できる。暴発寸前の危険性がたまらない。