goo blog サービス終了のお知らせ 

ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

左鎖骨下の痛み。首を左右に動かすと痛い

2025-05-19 10:18:42 | 診断即治療と虹彩学
こうするとここが痛いんです

この方が最初に来たのは、セミナー会場。
お母さんに連れて来られました。
可愛いお嬢さんでした。
今も可愛いのですが、10歳の子供さんがいるとのことでした。


その方がタイトルのようなことを訴えて来ました。
これだと、カイロで上部胸椎や頸椎をアジャストすればすぐに症状は治まるのですが、カイロはこのごろ問題が出ることがあるようなので、とりあえず鍼灸で治療することにしました。

そして症状は改善しました。
考え方はこうです。

この部位は、
①頸椎の異変
②心・心包の異変
③鎖骨のズレ
といろいろな原因が考えられます。

ということは、火(心臓・小腸)、地(心包・三焦)、胸椎上部の歪みが考えられます。
なので、七星経絡治療で経絡を整えてから背部に巨鍼を使いました。
巨鍼は、速効治療をするときに便利だからです。
便利だけでなく、治療効果が長持ちするのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここで、一般的に考える原因を書いてみたいと思います。

よくある原因(筋肉や骨格に由来するもの)
  1. 筋肉の緊張・こり(小胸筋、前鋸筋、斜角筋など)
    • 長時間の前かがみ姿勢、デスクワーク、スマホ操作などによって胸部や首周辺の筋肉が固くなり、引きつり感を起こすことがあります。
    • 特に小胸筋は鎖骨の下を通っており、固くなると突っ張るような感覚が出やすいです。
  2. 肋間神経痛
    • 肋骨の間を走る神経が何らかの原因で刺激され、鎖骨下を含む胸部にチクチク・ピリピリとした痛みや引きつり感を感じることがあります。
  3. 胸郭出口症候群(TOS: Thoracic Outlet Syndrome)
    • 鎖骨と肋骨の間(胸郭出口)で神経や血管が圧迫されることで、肩や腕、鎖骨下に違和感やしびれ、引きつり感が出ることがあります。
    • リュックをよく背負う方、重いものを運ぶ方に多いです。
⚠️ 注意すべき原因(内臓由来や循環器系)
  1. 心臓や肺の問題
    • 狭心症や心筋梗塞など、心疾患が原因で左胸部〜鎖骨下に違和感が出ることがあります。
    • 息苦しさ、冷や汗、左腕のしびれを伴う場合は緊急です。
  2. 肺の疾患(肺炎、気胸など)
    • 肺や胸膜に炎症や障害があると、呼吸に伴って胸や鎖骨下に引きつるような痛みが出ることがあります。
🧘‍♀️セルフチェック・対処法
  • 肩甲骨を動かすストレッチや、深呼吸をしてみて、痛みが軽減するか確認
  • 鎖骨下を軽く押して痛むかチェック(筋肉痛かどうかの目安)
  • 腕や指にしびれがあるか観察
🩺 受診の目安
以下のような場合は、整形外科または内科での診察をおすすめします
がしかし、これらの症状は鍼灸院でも十分治せますよ。
  • 数日たっても改善しない
  • 腕や手にしびれがある
  • 息苦しさや胸の圧迫感がある
  • 急に強い痛みが出た
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 腕が捻れない:七星鍼法での... | トップ | 膝痛の治療:難しい膝痛の治... »
最新の画像もっと見る

診断即治療と虹彩学」カテゴリの最新記事