ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

「せんかん鍼」と「巻き肩鍼」はやっぱりおもしろい!

2020-01-06 08:16:28 | 診断即治療と虹彩学
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丘墟辺りの痛み 



臨泣辺りの痛み元旦 



足底腱膜の痛み 



右腰の痛み 



上の写真で、指で差し示しているところが症状のあるところです。


アスリートは世界を飛び回ります。
この方も、どこかから日本に戻り、年明けにはカナダに行き、それからヨーロッパかどこかに行くと話していました。

「31日にお願いできませんか?」とLINEが入りましたので、来て頂きました。
31日は、もちろん「正月休み」に入っていましたが、アスリートは自由に日程が組めないので、休日診療をしたわけです。

来院してから症状を聞いてみると、
「左肩を脱臼して、それから肩も首もおかしい。右足関節前外側(丘墟辺り)が痛い、右足の甲(臨泣辺り)が痛い、足底も痛い(足底腱膜)、右腰(大腸兪辺り)も痛い」と言います。

「ブログに書きたいのでいいですか?」
「んで、写真も撮りたいのですがいいですか?」
「それでは痛みのある部位を指で示してもらえませんか」という流れでした。

「ここと、ここと、ここ‥‥」とパッパと指で示すので、

「ちょ、ちょ、ちょっと待って。写真を撮りますから、もうちょっとゆっくりお願いします」と、一か所ずつ指で示してもらいながら撮影しました。(^_^;)

それからが面白い。
「う~ん。横向けに寝てくれない!」

「こうですか?」

「はい。それでいいですよ。1本だけ鍼をしますね」と「せんかん鍼」をした。

~~~~~ 1分後 ~~~~~

「はい。起き上がって足や腰の痛みを確認してみてください」

「あはは、痛くないです。なんで~~~?」

「肩は?」

「う~ん。まだです」

「OK。ちょっと上向きに寝てくれますか」と言い、巻き肩の鍼をしました。
この鍼は3分ほど置鍼します。

「はい。起き上がって肩の様子を見てください」と言うと、起き上がって肩を上に挙げ、

「あ、軽い。‥‥痛くないわ! 痛くない。ヤッホー!」と叫んで、ベッドから降りて肩をグルグル回したので、

「あ、あ、無理に回すとまた抜けるよ」と言って中断してもらいました。


楽しかったというと叱られそうですが、「せんかん鍼」と「巻き肩鍼」の臨床としては、最高に良かったと思います。
私個人として、非常に納得した治療ができたからです。
この方のような症状を治めるには、いろいろな治療法がありますが、腰に1本、肩に3本の鍼で、症状がきれいに取れたのが「一番の魅力」だと思います。

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