ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY原油、バレル48.14ドル、資源国通貨の代表、ブラジル・レアル、カナダ・ドル10年超来の安値

2015-07-25 09:53:08 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「日本国内市場で優勢な地位にある日本企業が欧米や豪州の同業企業を大枚はたいて買収している。国内最大のビズネス紙、日本経済新聞も他の多くの日本企業と立場は変わらない。今後の事業拡大を考えれば最善のチャンスは海外にある」と24日付WSJ紙電子版でPeterLander記者、TakashiMocihzuki記者が連名で書いていた。私見だが、外国の優れたレポートが日本人に配信される機会が増えるだろうが、日本の優れた文化や日本人の見方、考え方や、情報がフィナンシャルタイムズ(FT)を介して世界に広がることに期待したい。

NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから一日が始まる。7月25日の報道では、トルコがイスラム過激派組織IS政策を強硬路線に転換したと、英BBC,ドイツZDF,フランスF2,カタールアルジャジーラ、ロシアテレビいずれもが取り上げた。政策転換のきっかけは20日、トルコとシリア国境の都市、スルチユでの自爆テロで32人が死亡した。ISが関与したとトルコ政府は受け止めた。24日、トルコ空軍はシリア国内のIS基地をはじめて空爆した。トルコ警察はテロ対策としてIS関係者の一斉摘発を行った。最大の変化はトルコ政府がはじめて米軍にトルコ国内のインジルリク空軍基地からの空爆を許可したと伝えた。日本ではほとんど関心はない。しかし、周辺国ではIS対策が喫緊の問題だと伝わってきた。

毎土曜日には、ブラジル、バンデランス放送が「ワールドニュース」で紹介される。25日朝の放送では、ブラジル経済の悪化で6月のブラジルの失業率が6.9% へ増加、従来は製造業中心が小売、サービス業へ拡大したと伝えた後、日本ブラジル120周年を記念してNHKがバンデランス局訪問と伝え、NHKは24時間体制で世界に情報を発信していると紹介していた。NHK/BSは毎日、「ワールドニュース」を放送しているがほとんど話題にならないが膨大なコストに加えて、多くの通訳、スタッフの地道な努力に支えられているのであろう。

24日のNY市場では、NY原油(WTI)が世界的な供給過剰とアメリカのシエールガス掘削リグの稼働率上昇を材料にバレル48.14ドルへ下落した。ロンドンでの北海ブレント原油はバレル55ドルを割り込んだ。NY外為市場では、資源国通貨が売り込まれ、特にブラジル・レアル、カナダドルが対米ドルで下落した。カナダドルは2004年9月以来の安値、ブラジル・レアルは2003年4月以来の安値と25日付ブルームバーグ電子版でRachelEvans記者が書いた。NY金はオンス1,085.50ドルと一時は2010年10月以来の安値を付けたとブルームバーグ、EddievanderWalt記者が書いた。債券市場では欧州債、米国債共に上昇、利回りは低下した。原油はじめ商品相場の値下がりでインフレ率引き下げが意識された。NY株式市場は4日続落した。NYダウは前日比163ドル安、17,568ドルで取引を終えた。中国の景気減速に伴う商品相場の下落、キャタピラーなど中国関連銘柄の下落に加えて24日発表の6月の米住宅データが予想を下回ったことが響いた。

日本に外国人観光客が急増していることを昨今特に肌で感じる。日本評価なら嬉しい。(了)

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