ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

顎下の痛み(JAAとJATの巻)

2014-05-19 16:44:02 | 診断即治療と虹彩学


両手で両顎の下を触りながら「顎の下が痛いんです。これ何でしょうかね」と言う方がいました。
顎関節ではなく、唾液腺の辺りを触っています。

たまたまJAA(関節調整鍼)の研究で、脳神経を調べていたこともあり、
「舌下神経の関係ですかねー。とりあえず調整してみましょう」と、JAT(関節調整手技療法)で頚椎を調整しましたら、顎を動かしながら、先ほどまで痛いと言っていた顎の下を触り、

「治りました」と言う。

この部の痛みを訴える患者さんは少ないので、今までこのような症状を治療した覚えはないのですが、余りに簡単に治ったので、
「多分、舌下神経か顔面神経の関係だったのだろう」と済ましていました。
しかし、日にちが経つにつれて気になり出してきたので、ブログに書き留めておくことにしました。

JAAとJATを研究してから、「あまりに簡単に治る」という不思議な出来事に何度か出合い、このブログでもいくつかの症例を紹介しましたが、脳神経を調べると納得するのも多くあります。

それで、その方の症状が「舌下神経だろう」と思ったというのは、脳神経は12対あり、第12番目にあたるのが舌下神経で、舌の運動を司る働きがあるからです。
しかし、今までの臨床からすると、もしかしたらJAAやJATは脳神経にも影響を与えて、脳神経も調整しているのではないかと考えてしまいます。

第I脳神経      ・・・臭神経  (臭覚)
第II脳神経      ・・・視神経  (視覚)
第III脳神経     ・・・動眼神経 (眼球運動)
第IV脳神経     ・・・滑車神経 (眼球運動“上斜筋”)
第V脳神経      ・・・三叉神経 (顔面・鼻・口・歯の知覚、咀嚼運動)
第VI脳神経     ・・・外転神経 (眼球運動“外直筋”)
第VII脳神経     ・・・顔面神経 (表情筋の運動、舌前2/3の味覚、涙腺や唾液腺の分泌)
第VIII脳神経    ・・・内耳神経 (聴覚、平衡覺)
第IX脳神経     ・・・舌咽神経 (舌後1/3の知覚・味覚、唾液腺の分泌)
第X脳神経      ・・・迷走神経 (のどの知覚・運動、頸胸腹部の臓腑を支配)
第XI脳神経     ・・・副神経  (肩や首の筋肉の運動“僧帽筋、胸鎖乳突筋”)
第XII脳神経     ・・・舌下神経 (舌の運動)

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頚性神経筋症候群で悩んでいませんか

2014-05-19 13:15:04 | 診断即治療と虹彩学


頚性神経筋症候群とは、特定の症状や原因はないのですが、後頚部の異常は緊張(凝り)があり、以下のような個々の自覚症状があるのを特徴とします。

1. 緊張性頭痛(不安感)
2. 頭が痛い、頭が重い
3. 首が痛い、首がこる
4. 肩が張る、肩がこる
5. かぜをひきやすい
6. めまいやふらつきがある
7. 振り向いたときや歩行中に不安定感がある
8. 吐き気がある
9. 夜、寝つきが悪い。途中で目覚める(不眠症)
10. 血圧が不安定
11. 温かい場所に長時間いられない(更年期症候群)
12. 異常に汗をかく(多汗症)
13. 静かにしていても心臓がドキドキする。動悸がする(パニック障害)
14. 目が見えにくい、ぼやける
15. 目が疲れる、目を開けていられない
16. まぶしい、目の奥が痛い
17. 目が乾燥する、涙が出やすい(ドライアイ)
18. 唾液が出やすい、出過ぎる
19. ドライマウス(口渇)
20. 微熱が出る
21. 胃腸の調子が悪い、腹部膨満感がある
22. だるくて横になりたくなる
23. 疲れやすい、全身に倦怠感がある
24. やる気が出ない
25. 天気が悪い日やその前日は症状が強い
26. 気分が落ち込む(うつ)
27. 集中力が出ない(慢性疲労症候群)
28. イライラする
29. 根気が出ず仕事に影響が出る
30. のぼせ、手足の冷え、しびれ
31. 胸の痛み、圧迫感、しびれ

この症候群は原因不明とされていますが、東京脳神経センター理事長の松井孝嘉先生は、該当する項目が5つ以上で治療の適用、10以上なら要治療で、17以上は最重症としています。(項目の一部は加筆してあります)

さて、当院の最近の臨床では、上記項目の1~9、14~17、21~23、30~31の症状をJAA(関節調整鍼)やJAT(関節調整手技療法)で治してきました。
つまり、関節を調整することで、それらの症状が解消できるようになったわけです。

それらの症状が関節と関係し、関節と関係する神経に影響を与えていると考えることができるわけで、関節を調整することで、症状が緩和したり消失したりするわけです。

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