ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米耐久財受注高、消費者信頼感指数、米住宅価格予想外に好調、NYS&P500株価指数、

2014-05-28 12:25:22 | 経済学
史上最高値更新(学校で教えてくれない経済学)


「抗生物質は細菌には効くが、ウイルスには効かない。にもかかわらず、アメリカの医師は風邪やインフルエンザにも抗生物質を日常的に処方している。」とカリフォルニア州医師会は指摘していると6月3日号、近着のニューズウイーク誌日本版にパトリック・ウイン記者が書いていた。「北京大学の調査によると中国ではWHOが推奨するよりも『 2倍の頻度で』抗生物質が処方されている。2010年のアメリカでのエイズ関連死は約1万5千件だったが、MRSA(メシリン耐性黄色ブドウ球菌)という耐性菌による死亡数は年間1万1千件に上る。抗生物質の乱用で,細菌が耐性を獲得して、抗生物質が効かなくなっているのだ。中国とインドは国内の病院に抗生物質の過剰処方を止めるよう警告した。」と記事は続く。

同誌別ページで「ロシアは今年4月以降、日本領空すれすれに爆撃機を飛ばす恣意活動を大幅に増やしている。20~26日に東シナ海で中国海軍とロシア海軍の合同軍事演習も、日本の恐怖心を煽る動きだった。ロシアは日本が怖れをなして制裁を控えるのを期待しているらしい。ところが日本は一段とアメリカ寄りになっている。安倍首相は、「西側」の指導者としてソチ五輪の開会式に参加した。だが、クリミヤ併合でロシアが国際的に孤立したため、友好関係もそこまでだった。」とセルゲイ・ラドチエンコ(英国ウエ―ルズ大学国際政治学準教授)が書いていた。同教授は「ロシアはベトナムにディーゼル潜水艦6隻を09年に売った。最近、それの引き渡しがはじまった。ベトナムが南シナ海で中国をけん制する能力は飛躍的に高まった。」と書いていた。

28日朝放送のシンガポールCNAは「南沙諸島での中国船がベトナム船に体当たりして沈没させた。中国外務省は再三の説得をベトナム船は無視し、強引に掘削工事を妨害した。」と伝えた。香港ATVは「ベトナムと中国が非難合戦をはじめた。ベトナムは中国船40隻がベトナム漁船を取り囲んだと報じた。中国はベトナムが石油掘削工事の嫌がらせをしたと中国報道官は話した。」と紹介していた。ベトナムVTAは「中国は石油掘削基地を移動し新たに掘削をはじめた。40隻の中国船がベトナム漁船を包囲した。」と伝えたあと「ベトナムでは国歌を歌う集まりが増えた。国歌を歌うことは国家防衛に意義ある動きと見られている。」と放送していた。フイリピンABS-CBNは「アキノ大統領は南シナ海防衛はフイリピン防衛の中心だ。」と語る様子をテレビ画面に写していた。

休み明け27日のNY市場は米耐久財受注高、消費者信頼感指数、住宅価格シラ―指数いずれも予想を上回ったことを材料に株価が上昇、S&P500は1,911と史上最高値を更新、NYダウは69ドル高、16,675ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.536%から2.518%へ低下した。為替市場では1ドル=101.95円、1ユーロ=139.03円で取引された。NY原油(WTI)は0.2%安、バレル104.11ドル、NY金は2%安、オンス1,265.40ドルだった。

万能薬がない中でNY株価は堅調持続する。戦争は誰も望んでいないと教えている。(了)

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