ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

脈位と脈診に自信がなければ実験をします。実験が問題を解決するからです。

2012-02-29 07:42:11 | 診断即治療と虹彩学
先日の臨床実践塾で、脈位の確認方法を実験で見せました。

脈位には、いろいろな方法があり、日本で使われる脈位は、中国で汎用される脈位とは違う。
では、どちらを信じればいいのだ、ということになるが、実験をしてみれば簡単に解決します。

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現在、日本では『脈経』(『難経』ではない)を起源とする六部定位診がポピュラーである。この脈診は『難経本義』を元に昭和20年代に復興された新しい鍼灸療法である経絡治療で行われた脈診法であり、中国ではあまり行われていない。また、六部定位診は、手の寸口のみで五臓の状態を推測できる画期的な方法であるが、問診を必要ないとする態度から嫌う者も多くいたようである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア』2011年9月記(人体惑星試論の出版後に記載されています)
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拙著『人体惑星試論奥義書』では、いろいろな実験方法を書きました。
脈位の確認方法も書いたのですが、説明の仕方が適切ではなかったようでしたので、先日の実践塾で脈位の確認方法を行なったわけです。

方法は簡単です。
脈が弱く感じられる脈位と関係する経絡に「補法」で刺鍼してみれば、即座に確認できるわけです。

実践塾では、右関上の沈脈(重按)、則ち七星論の脈位でいう「肝」が弱い方がモデルになってくれた。
参加者にも確認してもらってから、右肝査穴に補法で刺鍼した。
その後、参加者に脈を確認してもらったら、
「お、強くなっている。すごく強くなっています」と、ちょっと大きな声で脈の変化を話してくれた。

疑問に思うことや迷うことがあれば実験をするのが一番です。
私たちは何年も、臨床で迷うことや文献で疑問に思うことがあれば、根拠を示すためにこのような実験を繰り返してきました。

『人体惑星詩論奥義書』に書いた七星鍼法は、このような方法で組み立てた「鍼灸治療法」なのです。

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