しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

トロン:レガシー

2010年12月19日 00時01分08秒 | 作品名(た行)
第206回「華麗なるCGの内側にある映画の本質とは?」

最初にお断りしておきます。公開日である金曜日に無理して観に行ったつもりはないんです。ただ仕事終わりで疲れていたのは認めます。でも映画がとても魅力的な作品であったなら、私が睡魔に襲われて、必死に格闘することはなかったろうと思います。
今夜の作品は「トロン:レガシー」です。あ、一応3Dでした。

物語はデジタル業界の寵児といわれたエンコム社CEOのケヴィン・フリンが謎の失踪を遂げてから20年の時が過ぎた。ある日、息子であるサム・フリンに父親からのメッセージが届く。そのメッセージにあった場所へ彼が向かうと、隠された研究室があった。そこのシステムを作動させた時、驚くべきことが起こった。彼はコンピュータによって作られた仮想の世界に迷い込んだ。そこにはクルーと呼ばれる独裁者によって支配された世界。そして父親は囚われの身となっていた。彼は無事に父親と共に元の世界に戻ることが出来るのか?

1982年に作られた「トロン」という作品。それはまだ「インターネット」という言葉すらなく、パソコンが各家庭にあることなんて想像すら出来ない時代に、その時にある技術を駆使して、初のCG映画として公開された前作と同じタイトルになってはいますが、前作を観ていなくても楽しめる作品になっています。
前作を子供の頃に観た私は、かなり期待して劇場に足を運びました。しかし、映像は見事でしたが、脚本がイマイチでした。
睡魔に襲われながら必死になって物語を追ってはいましたが、父親のケヴィンは何のためにこの世界を作ったのか?この仮想世界での約束事みたいなものが説明不足で、「何をしたくて、この世界で戦っているのか」が解りづらくなってしまった印象を受けました。

点数は★★★☆☆ですかね。映像はとても魅力的に作られていたのに、お話が解りづらい為にとても惜しい作品になってしまいました。ライトサイクルやディスクなど魅力的なアイテムが有りながら、有効に機能していないのがとても残念でした。

睡魔に加えて、あの使いづらい3Dメガネとの格闘も大変でした。(笑)
せめて2D版も公開してくれればいいのに。

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コメント (1)
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