しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

エリザベスタウン

2005年11月13日 00時54分00秒 | 作品名(あ行)
第28回「優しい気持ちになれる映画」

ある時、いつものように映画を観ようと映画館で席に座っていると、ある映画の予告編が始まった・・・「突然の解雇、恋人との別れ、そして・・・父の死。そこから始まる奇跡のような6日間」そんな予告編に完全にやられてしまいました。まるで私に「君に観て欲しくて作った映画だよ。」と語りかけられているような、そんな気がしたんです。

今日は「エリザベスタウン」を観てきました。SF好きを公言してやまない私がこういう人間ドラマを観るのは珍しいのです。宇宙人は出てこないし、時空を超えるマシンも出てこない映画なんて、昔の私なら観ることなんてなかったでしょうねぇ・・・。それだけ私が大人になったってこと?(笑)

とにかく、導かれたような気がした映画でした。観終わっての感想は「素敵な映画」でした。映画に登場する人達は決して特別な人達ではなく、どこにでもいる普通の人達。「奇跡のような」という表現をしていますが、決して奇跡ではなく、誰にでも起こりえる物語。だからこそ「素敵な映画」だと思ったんだと思います。
奇跡という言葉を意識しすぎて、キルスティン・ダンスト演じるクレアは実在しない人とか、天使なんじゃないかとか色々考えてしまったのは失敗でした。

主人公の恋愛と対をなすテーマとなっている「父の死」には、父親がいない私にとっては羨ましくもありました。だから、もっと父親との思い出を映像として見せて欲しかったな。点数は限りなく満点に近い★★★★☆ですね。観終わった後には、誰かに優しくしたくなる映画でした。

蛇足ですが、二人(ドリューとクレア)のあまりにもドラマチックな展開を見ていて、自分の昔の恋愛を思い出しました。(笑)恋をしている時って、ドラマ以上の素敵な展開ってあるんですよねぇ・・・。

エリザベスタウン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
オーランド・ブルーム,キルスティン・ダンスト
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン


【ランキングに参加しています。クリックにご協力を】
人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする