西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

CO2排出量を減らしたいなら、公用車の台数を削減しましょう!そういうところで本気度が問われると思うんですけどね...

2023-04-27 19:11:32 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

選挙後のバタバタがひたすら続く中ではありますが、ちゃんと通常業務にも戻っていかなければ…ですね。
そういう話で言いますと、一昨日開催された「第122回 新型コロナウイルス感染症対策本部会議」の議事録に、情報提供しておくべきやろな…と思う話がありました。
内容は、学校現場でのコロナ対策(?)の状況なのですが
-----
●2月27日から学級閉鎖は出ていない
●4月1日から児童・生徒に対し、マスクを外していい旨伝えている
→小学校では児童の30%ほどが外している
→中学・高校では生徒の10%ほどが外している
●先生は全員外している
-----
とのこと。
以下、原文のスクショです。
 ↓


という情報提供はさておき、本題へ。
無事、選挙を勝ち抜くことができましたので、前から続けてきている3月議会での代表質問のご報告の続き、今日から再開していきます。
今日は、西宮市の公用車の台数が多すぎるのですが…
というお話です。
それでは、どうぞ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【質問】
「2030年までに公共施設の電力消費ベースでのゼロカーボンの達成を図」るための取組の一つとして「公用車への電動車の計画的な導入に取り組みます」とのことでした。
それ自体に異論はありませんが、二酸化炭素排出量の削減を図るなら、より以上に重要なのは公用車の台数を大幅に削減することです。
そもそも本市の公用車数は類似都市に比べて著しく多いこと、利用内容に不適切なものが含まれていることは会派として常々、指摘し、改善を求めてきているところです。
この点についての市の見解はいかがでしょうか?
 ↓
【答弁】
議員ご指摘のとおり、環境面やコスト削減の観点から、電動車の導入とあわせて公用車の台数を削減することは重要であると認識しており、現在策定中の行政経営改革の中期実行計画において取り組んでいく予定です。
まずは、管財課が保有するバスなどの共用車2台と貸出車2台を今年度末から来年度にかけて削減する予定としており、あわせて各課専用車の利用状況の調査を行い、どれだけ削減が可能かどうか、検討を進めているところです。
また、貸出車の不適切な利用に対しては、毎年、利用状況調査を行っており、徒歩で十分行ける範囲での利用や、長時間の利用にも関わらず走行距離が短いものについては、個別に所属から理由を求めるなどして、適正な利用を促しております。
今後もこれらの取り組みを継続的に行い、公用車の総量削減に努めてまいります。
 ↓
【意見要望】
私がこの問題を初めて取り上げたのは2012年6月議会でした。
 ↓
【ご参照】
一般質問のご報告 ~公用車について①~@2012.7のブログ
一般質問のご報告 ~公用車について②~@2012.7のブログ
一般質問のご報告 ~公用車について③~@2012.7のブログ

さすがに、その当時に比べると公用車の台数は減りました。
しかしながら依然として同規模の他自治体に比べて保有台数が著しく多く、不適切な利用事例も多いことは、我が会派のたかの議員が昨年、本会議場で指摘した通りです。
 ↓
公用車の保有台数が多すぎます! | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ (ameblo.jp)

今回、答弁で示された内容も10台の共用車のうち2台を削減するのは評価できますが、76台もある貸出車の削減がたった2台では物足りません。
答弁にあった通り、取組を継続的に行い、公用車の総量削減に努めて頂きたい。
そして具体的な成果を示して頂きたい。
要望します。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

車って持っているだけで、車検に保険、点検・整備と色々お金かかりますよね。
二酸化炭素排出量の削減は勿論、費用の削減という観点からも、公用車の台数削減、進めていくべきと思っています。
しっかりと今後の展開を見守ってまいります。

というわけで今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。


3544票獲得、政党無所属議員としてはトップで当選させていただきました!

2023-04-24 11:08:32 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日、投開票の西宮市議会議員選挙で3,544人もの方々からのご信託を頂き、市議会議員として6期目を迎えることができました。
定数41名、立候補者66名の選挙で9位、政党無所属の議員としてはトップという結果でした。
 ↓

 ↑
これだけ多くの候補者がいる中で、私に期待し、名前を書いていただけたこと。
そのことの重みを痛感するとともに、喜びをかみしめています。
本当に、本当にありがとうございました!

結果だけを見ると、楽勝に見えるかもしれません。
実際、多くの方から「澁谷君(さん)は大丈夫!」という言葉を選挙中、何度もいただきました。
でも正直、ここまで怖かった選挙は初めてでした。
駅前でチラシを配っていても、維新の候補者のチラシは受け取っても、私のは受け取ってもらえないなどということはしょっちゅう。
2週間前の県議選のことを振り返っても、その勢いは明らかで、私のような無所属保守系議員は極めて厳しい選挙を強いられるはず。
そう思っていましたし、開票を見守っている間、生きた心地もしませんでした。
それが4年前より獲得票数を200以上も増やして当選できるというのは望外の喜びでした。
そして、もう一つ嬉しかったのは所属する会派のメンバー全員が当選してくれたこと。
今後も共に活動していけることを心より喜んでいます。

一方で選挙全体を見たときに本当に厳しい結果でした。
正直なところ、公明党と共産党の候補者が落選するなどとは思ってもいませんでした。
また会派は異なりますが力を合わせて、より良い議会、市政の実現に取り組んできた方が落選されたことに大きな衝撃を受けています。

今は、本当に、様々な気持ちがないまぜになっています。
けれども、とにかく私がするべきこと・できることは「行動する政治」を実践し、多くの方からご信頼頂いた気持にお応えすることであるはず。
その決意を胸に、これからも頑張ってまいります。

ご支援・ご声援頂いた皆様に、改めて、心から御礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました!


【政策実現】西宮市の出張手当は大臣レベルの高さ。これの大幅見直しが実現しました!@元日記2022.3

2023-04-22 20:54:06 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

たくさんの、本当にたくさんの方々のお力を頂いて、一週間の選挙戦を終えることができました。
心から御礼申し上げます!
すっかり真っ黒に日焼けし、喉もまあまあやられました!!
 ↓

 ↑
私は現職議員にとっての選挙は、これまでの活動の積み重ねに対する評価が下される機会だと考えています。
そういう意味では、選挙期間は4年間・約1500日のうちの7日間でしかありません。
とはいえ、やっぱり、そこまで割り切れるものでもないんですよね…
今回の選挙でも、たくさんの方の支えを頂きつつ、駅立ち・街頭演説・桃太郎・街宣車での遊説と、できる限りの活動をしたつもりでいます。
あとは結果が出るのを待つのみ!ですね。

そうした活動の一環として、「市政への注目度が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから選挙期間中、4年間の任期中の、とりわけ印象深かったブログを順次、再掲載してきました。
その再掲載シリーズも本日で最後。
初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!!!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

西宮市の出張手当について、昨年6月議会で
-----
●出張手当の金額が、国でいうと大臣レベルの高さ…
→中核市の中で最も高額
●加えて、近隣市に業務で出向いた際、半日当(=出張手当の半額)が支給される
→支給対象となっている自治体が多いうえ、金額も高い
-----
ことを指摘し、是正を求めました。
そのことを報告した市政報告の内容は、こちら。
 ↓
市政報告66号×2021年7月発行


私の指摘を受けて、市も制度の見直しを約束。
その結果、先週の総務常任委員会で
-----
●一般職の日当を3500円から1200円に引き下げ
●半日当は廃止
-----
等、大幅な見直しを実施する条例が提出されました。
内容はこちら。
 ↓


なお、これによる削減額は年間400万円程度とのこと。
総務常任委員会では全会一致で可決されたとのことですので、本会議での条例可決も間違いないはず。
というわけで、この件、政策実現に至りました!

こういう目に見える成果を得ることができるのは、議員という仕事の醍醐味の一つですね。
引き続き、大きなことから小さなことまで、コツコツと取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

というのが当時のブログ。
なにか前向きな話が出てくると「あれは俺がやった!」的な話が出てくる、いわゆる「アレオレ詐欺」も議員の世界ではありがちです。
 ↓
【ご参照】
「アレオレ詐欺」とか、「都合の悪いことには頬被り」とか、そういうのも色々あるわけで。@2015年4月のブログ

でも、その客観的な根拠というのは他にはうかがい知れないもの。
そういう意味で、事前に指摘し、提案し、その結果を追いかけている私のブログ&市政報告は、一定の検証に耐え得るものと自負しています。
以下に、私が指摘・提案を行い、成果を得ることができた話をHPにまとめてあります。
この機会に是非ご覧ください!
 ↓
しぶや祐介HP×活動実績

これからも、きちんと目に見える成果を上げ、ご報告できる、そんな活動を続けていくことができればと思っています。
皆様どうぞ、しぶや祐介をよろしくお願いします。

PS.
明日の午後8時頃から久保町の事務所を開放し、開票を見守る会を実施予定です。
よろしければ、お越しください♪


ごみ焼却場の統合には大賛成!決断の遅さによって、不要なお金が出ていくことの重さは感じずにいられませんが…@元日記2021.11

2023-04-21 23:55:06 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

先日の駅立ち風景。
 ↓

 ↑
午前8時まで、いわゆる政策ビラは配れないので、こんな感じで名前を連呼する以外できることがないんですよね。
なかなか心が折れそうになるよな、これ…

ちなみに政策ビラ、「午前8時から午後8時以外は配っちゃダメ!」というルールになっています。
せっかく政策等を訴えるツールが解禁されたんやから、もっと使いやすくしたほうがええんちゃうの…と思うんですけどね。
「政党ビラはOK!」的な感じなので、横でビラ配ってるのに、こちらは挨拶しかできないってのは、主観的には理不尽にも程がありますし。

さて本題。
「市政への注目度が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、選挙期間中は4年間の任期で、とりわけ印象に残ったブログを順次、再掲載しています。
その再掲載シリーズも残すは今日と明日のみですね。
というわけで、初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

少し報告が遅くなりましたが、先週の木曜日に現在、市内に2つあるごみ焼却施設を1つに集約する方針が示されました。
以下、11/5付・読売新聞の記事。
 ↓
■■■■■
ごみ焼却施設 西部に統合
西宮市方針 32年度の稼働目指す

 西宮市は4日、市内2か所のごみ処理場にある焼却施設を統合し、新たに集約化施設を建設する方針を発表した。2032年度の稼働を目指すという。
 市議会民生常任委員会への報告では、「西部」(西宮浜)と「東部」(鳴尾浜)の両総合処理センター。市は老朽化した西部側の焼却施設について、芦屋市と広域化を目指して統合を協議していたが、決裂したため、単独で新施設を建設する必要に迫られていた。
 その上で、東部側のものを残した上で、西部に新施設を造る案も含めて検討してきたが、コスト面などから集約化することにした。
 計画では、西部にある破砕選別施設を解体し、その跡地で27年度に着工する。完成すれば、3炉で日量計529トンの処理が可能。これに合わせ、32年に耐用年数(20年)を迎える東部の焼却施設は廃炉とし、破砕選別施設を新設する。
 整備に要する550億円のうち、国の交付金を除く市の実質負担額は303億円。これに運営費を加え、稼働に伴う発電の売電収入を差し引くなどした22~49年度の負担額を、市は計489億円と試算し、両センターに焼却施設がある場合より49億円少ないという。
 市は「施設が大規模になることで発電量が増え、温室効果ガスの排出削減につながる」とも説明。来年3月までに整備基本構想を完成させ、6月頃にはパブリックコメントを募る。
■■■■■

西宮市と芦屋市のごみ焼却場統合に向けた協議(=検討会)が始まったのは2016年4月のこと。
ただ実際には
-----
●2017年11月~2018年11月まで約1年間中断
●2019年2月~2020年4月まで約1年2か月間中断
-----
と検討会を開くことさえできない期間が、かなり長くあったんですよね。
そんなこんなも含めて、かなり早い段階から暗雲が立ち込めていた両市の協議が決裂したのは今年1月のこと。
私は、破談に終わりそうな雰囲気が強まったことを受けて「市内に2つあるごみ焼却場の統合を検討すべき!」と主張していたこともあり、今回示された方針は妥当なものと受け止めています。

 ↓
【ご参照@市政報告64号×2021年1月発行】


市は、もともと2028年度の施設更新を目指して、ごみ焼却施設整備計画の策定を進めてきました。
ところが芦屋市との統合話は、数度にわたる協議さえできない期間を挟んで破談。
この結果を受けて、2施設を集約する今回の方針が示されたものの、結果として集約施設の稼働予定時期は4年も後にずれてしまいました。
こうした要因に伴い、本来なら必要なかった焼却施設の長寿命化のための費用が8.76億円もかかることになるのは、なんとも勿体ない話だと思っています。
つくづくとトップが適切な判断の下、決断できないことの責任って重たいなぁ…と。
 ↓
【ご参照】
決裂するべくして決裂した、芦屋市とのごみ処理場統合話。次に考えるべきは、市内に2つあるごみ焼却施設を1つにまとめることです!@2021年1月のブログ

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

というのが当時のブログ。
ちなみに現在、芦屋市では市長選挙が行われていますが、そちらでも当時、統合話が破談となったことについて、思うところがある方もいらっしゃるようですね。
きちんとまとまっていたなら芦屋市にとっては得るところの大きい話だったわけで「市民の不満も高まっている」と書かれてしまうのも当然のことだと思います。
 ↓
芦屋市がごみ処理施設の広域化断念、数十億円の節約ならず 排出量が都市部で突出 分別マナーも課題@4/13付・神戸新聞WEBニュース

と未だに思うところはあるわけですが、今日のブログは、このへんで。
厳しい選挙戦も残すはあと1日のみ。
最後まで頑張ります!
それでは失礼いたします。


見てみ、この成果!学校×校門警備業務の委託価格が年8千万円以上(約25%)も安くなりました!!@元日記2022.9

2023-04-20 19:24:03 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

何回やっても、選挙ってのは試行錯誤ですね…
ネット上では甚だ評判の悪い街宣車での広報も「●●候補はしょっちゅう回ってくるのに、あなたの車はぜんぜん回ってこないじゃないの!」「ちゃんと選挙活動やってんのか?」的なお叱りを頂く機会も多々あるんですよね…
ほんで、行ったら「よく来た!待ってたんや!!あんたの車がこーへんからハラハラしてた!!!」とお褒め(?)の言葉を頂いたり、熱烈に手を振ったり、声をかけて応援してくださる場合も少なからずあるわけで、つくづく難しい。。。
あ、ちなみにこちらは本日の街宣活動。
業界用語では「モモタロー」ってやつですね(^^)v
 ↓



さて本題。
「市政への注目度が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、今任期4年間で、とりわけ印象に残った出来事を記したブログを順次、再掲載しています。
その再掲載シリーズも本日が第6弾。
つくづく時間が過ぎるのが早いなあ…
というわけで、初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

市内の公立校では
-----
・平日午前中の校門警備
・夕方の施錠確認
・漏水箇所の発見対応
-----
等の業務を事業者に委託していますが、従来これに3億円もの費用がかかっていました。
けど実際にかかっていると思われる人件費と比較すると、どう考えても高すぎるんですよね...
というわけで、この件について問題提議したのが2019年6月議会でのこと。
 ↓
【ご参照】
校門警備業務の契約金額は3億円!でも、これって高すぎやしませんか???@2019年7月のブログ

その後も担当部署と協議を進め、
-----
●市外の事業者にも声を掛けるなど、入札参加企業の拡大
●従来は小中高&特別支援学校を全てまとめて入札していたが、高校は別入札とする
-----
等の取組を進めてきてもらっていました。
すると、小中&特別支援学校の委託費用が
-----
2020年度  3億1,231万円
 ↓
2021年度  3億505万円
 ↓
2022年度  2億2,968万円
-----
と推移し、なんと令和4年度の委託金額は令和2年度と比べて8,263万円(26.5%!)も安くなりました。
これは、すごい効果! 
   ↓


この背景には
------
【2021年度】
●これまで入札に参加していなかった市外企業に声をかけ、当該企業が入札参加
→見事、市外の初参加企業が落札
  ⇩
【2022年度】
●2020年度まで落札していた市内企業が威信をかけて大幅に安い金額を提示
→見事、奪還!
-----
という経緯があったようで、つくづく競争性の確保は重要やな…と思います。
ここのところ「人件費も増加傾向にあるし、あらゆる入札において金額が高止まりしがち…」的な話を聞くことが多いのですよ。
そんな中、仕事内容は変わっていないにもかかわらず、ここまで大幅に金額を低減できたことは素晴らしいと思っています。
しっかりと見直しに取り組んでくれた担当部署を高く評価します!

それにしても、こういう風にリアルな成果が出ると燃えますね。
私自身は、こういうのこそが議員という仕事の最高・最大の醍醐味だと思っています。
こりゃ、美味しいお酒が呑めそうですね。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

折に触れて主張していることですが、「あれをやれ、これもやれ!」だけでは議員の仕事としては甚だ弱いと、個人的に強く思っています。
厳しい財政状況にある西宮市において、財源捻出の取組なしに、新しい取組を進めることなど、なかなか出来ません。
だからこそ問題を指摘し、是正させる、こうした取組をしっかり進めていかなければならないと思っています。
そして自分で言うのもなんですが、この分野において、私ほど実績を残している議員はそうはいないとも。
引き続き、実績・結果を残していくことが出来るよう、頑張ります!
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


使用済みのおむつを保護者が持ち帰る必要がありますか?保育所で捨ててくれた方が...という保護者が圧倒的に多いのではと思うのですが…@元日記2021年7月

2023-04-19 20:16:54 | すべての人にやさしいまちを実現するために

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

選挙関連でやるべきことは沢山ありますが、その中の一つが選挙ハガキ。
普段からご支援くださっている方、その方々が紹介してくださった方々に「しぶや祐介をよろしくお願いします!」的な趣旨で送るわけですが、私の中ではかなり重要度が高いのですよ。
そんな選挙ハガキの発送も完了し、ほっと一息。
やるべきことを一歩一歩進めていくことができている気がするのは嬉しいですね。
 ↓


さて本題。
「市政への注目度が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、4年間の任期中にアップした中で、とりわけ印象に残っているブログを順次再掲載している、このシリーズも第5回。
初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!
それでは本日のブログ始めます!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

本市の公立保育所では、子供の使用済みおむつは保護者に持ち帰ってもらう運用となっています。
資料②をご覧ください。
 ↓


市は主に
-----
●子供が一日の大半を過ごしている園での生活を知ること、排尿の回数や便の状態から子供の健康状態や体調を推しはかることや、排せつの自立に関して子供の変化や成長に気づくことにつながっている
●子供の健康状態や発育・発達状態について家庭と連携するための貴重な機会となっている
●保育現場でも、所管課に対しても、おむつの持ち帰りをやめてほしいという趣旨の意見は受けていない
-----
という理由から、今後も、この運用を続けるとしています。

しかしながら私には必ずしも、それが多数派の声とは思えません。
実際、
-----
●お迎えの後、買い物に行きたいが臭いが気になる…
●衛生面で問題ないのかと思う
●日常的におむつを開けて確認したりはしない…
-----
といった声を伺う機会も少なからずあります。
また「おむつを貯めたバケツを開けて、空き時間に保護者ごとに仕分けなおす」といった現在の運用には、保育士の業務負担や感染症対策という面からも問題があります。

関西圏の中核市では明石市・奈良市のように園でおむつを回収・処分している事例があり、本市においても検討するべきです。
それでは以上の内容を踏まえて質問します。

【質問①】
「保育現場でも、所管課に対しても、おむつの持ち帰りをやめてほしいという趣旨の意見は受けていない」とのことだが、アンケート等を行ったことはあるのか?
また行っていないのであれば、行うべきと考えるが、どうか?
 ↓
【答弁①】
アンケートについてでございますが、これまで実施したことはありません。
議員ご案内のとおり、この件について、これまで所管課の方に「おむつの持ち帰りをやめてほしい」とのご意見を頂いたことはほとんどないのですが、現行の運用に関するご意見を広くお聞きすることはニーズ把握の点においても有意義であることから、アンケートの実施について検討いたします。

【質問②】
アンケートの結果、保育所での廃棄を希望する保護者が多い場合「希望者は持ち帰る形でも可」とした上で、保育所で廃棄する運用に変えるべきと考えるが、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁②】
保護者におむつを持ち帰りいただくことは確かに負担ではありますが、「園での排尿の回数や便の状態から子供の健康状態を推し量ること」や「排泄の自立に関する子供の変化や成長の気付き」につながることから、その主旨を丁寧に伝えるとともに、子供の健康状態や発育・発達状況について家庭と共有する機会の一つとしてまいりました。
また、おむつを持ち帰ることで把握できる情報をもとに相談をいただく事例が継続的にあることから、現行の運用を継続する意義はあると考えておりますが、このたび実施について検討するアンケートの結果も踏まえ、運用見直しの要否について改めて判断したいと考えております。

【まとめて要望】
現状持ち帰りとしている理由を否定するつもりはありません。
とはいえ、保育所での廃棄を求める声が複数存在すること、他自治体において運用が見直されている事例が存在することも事実です。
ご答弁いただいた通り、「アンケートの結果も踏まえ、運用見直しの要否について改めて判断」していただきたい。
要望します。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

というのが問題提議した当時のブログ。
この件、既報の通り、その後、いくつかの段階を経て今年度から公立保育所全園で、園での廃棄を実施することが決定。
私立保育所にも、同様の措置を取る場合、必要額相当分の補助を支給することが決定しました。
こちらについても、よい流れを作ることができたものと自負しています。
 ↓
【ご参照】
公立保育所全園への保育支援システム導入&おむつの持ち帰り廃止(=園での廃棄)が決定しました!@2023.2のブログ
しぶや祐介の市政報告73号@2023年3月発行


こうした流れを作るような仕事、今後もしっかり続けていくことが出来れば...と思っています。
そうできるよう是非、皆様のご支援をよろしくお願いします!
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


【政策実現】11月から、市立保育園の欠席・遅刻・早退連絡がネットで出来るようになります!@元日記2022.10

2023-04-18 20:00:49 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

以前の選挙から大きく変わったのが、いわゆる政策ビラを配れるようになったこと。
ちなみに私のは、こんな感じで、えっちらおっちら配っています(^^)v
 ↓
【表面】


【裏面】

  ↑
これがあることで選挙戦での活動の仕方も、ずいぶん変わった気がします。
配ることができる時間・方法に制約が多いなど活用しにくい要素も多く、選挙期間中に法定の4,000枚を配るというのは甚だ厳しい...
とはいえ、この4年間で取りくみ、実現できたことには大いに誇りを持っていますし、その内容をぐっと凝縮したよい出来になっていると思います。
よろしければ是非ご覧下さい!

さて本題。
「市政への注目度が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、選挙期間中は任期4年間で、とりわけ印象に残っているブログを順次、再掲載しています。
その再掲載シリーズも本日で第4弾。
というわけで、初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

本日、市内公立保育所に子供を通わせる保護者の皆様に「11月1日以降は、市立保育所の欠席・遅刻・早退連絡を、よい子ネットでできます!」旨、通知されました。
お知らせ内容は以下の通り。
 ↓


昔に比べて、両親とも働いている家庭、母子・父子家庭は大幅に増えています。
そうした要因もあり、学校への欠席連絡を電話や連絡帳の受け渡し等で行う従来の方法について、負担に感じる旨の声をたくさんお預かりしていました。
そこで、この問題に取り組んできた結果、昨年4月、市内全公立小学校で欠席連絡アプリを導入。
これによって児童が小学校を欠席する際、学校に電話連絡(or連絡帳の受け渡し)をする必要がなくなりました。
 ↓
【ご参照】
【提案実現】まずは夙川小学校で試験実施。学校への欠席連絡を、アプリでできるようになります!@2020年6月のブログ
しぶや祐介の市政報告65号@2021年4月発行


この取組、学校・保護者等の反応もきわめて良好だったとのこと。
そこで更なる導入範囲の拡大を求めてきた結果、今年4月からは市内公立全中学校でも導入されました。
こちらも好評を博しているそうですし、今回の保育所への導入も当然、よい反応を得られるものと思います。
非常に良い展開ですね。

ちなみに小学校・中学校で使われている欠席連絡ツールとは違い、保育所で利用されるのは以前にもご紹介した「よい子ネット」とのこと。
こちらも「重要な情報を提供するのが保育所の掲示板のみなんてのは問題でしょ?もっとネットを活用しましょうよ…」と指摘して以降、活用を進めてくれているようで、よい感じだと思っています。
 ↓
【ご参照】
保育所に関する情報提供方法が見直されました。ご意見頂いた皆様、前向きに対応してくれた担当課に感謝します。@2022年9月のブログ

一部の公立保育園でICTツールを利用しての欠席連絡を試験的に実施していることから、こちらでの導入が主軸に考えられているんやろな…と思っていたのですよ、私。
が「少しでも早く、できることから!」ということで、今回の形になったもよう。
保護者は勿論、現場の負担軽減にもつながる取組を、できるだけ早く、積極的に進めていこうという姿勢は評価できるものと受け止めてます。
 ↓
【ご参照】
保育所事務のICT化に取り組むことを約束した西宮市。おむつの廃棄も併せて、追いかけていきます!@2022年4月のブログ

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

と、ここまでが当時のブログですね。
ちなみに学校での欠席連絡ツールとして活用されているミマモルメ、13年近く前に私が動いていなければ、「あのまま世に出ることはなく、そのまま事業自体がボツになっていたかもしれません…」と、当時の担当さんから嬉しいお言葉をいただいています。その辺の経緯については、こちらをご覧ください♪
 ↓
【ご参照】
思い出話@ミマモルメが導入されるまで ←2013年4月のブログ

選挙期間中、「子育て支援に取り組みます!」的な主張をされている方は多いですが「なにしてくれんの?なにやってきたの?」といった具体的な話になるとモゴモゴする方も多いのではないかいな、と。
こうした具体的な取組を進め、成果を上げてきたことこそが私の強みだと思っています!
これからもしっかり頑張らせてください!

というわけで今日のブログはこの辺で。
明日も頑張ります。
それでは失礼いたします。


子供を対象とした医療費助成制度の拡充。これを実現するためにも、徹底的な行政改革が必要です!@元日記2020.11

2023-04-17 20:46:05 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

朝の駅前が、ものすごい…
今朝は門戸厄神駅に6時半頃着いたのですが、既に到着している候補者あり。
ただ普段は「基本、早い者勝ち。後から来た人は退散!」が良識ある態度とされているのですが、選挙前のこの時期は、後から来た人も「一定距離置いて並べばOK!」的な感じになるんですよね。
というわけで7時頃には4人の候補者が並んで自分の名前を連呼。
さらに8時になると8時から開始OKな街宣車での演説を始める候補がある中、これまた8時からOKとなる証紙ビラの配布を4人全員が始めるというカオス状態。
自分自身もやらざるを得ないと思ってやっているわけですが正直なんだかなあ…と思います。。。

そんな状態になっている西宮市議会議員選挙は、定数41に対して立候補者数66。
つくづくと、これだけ多くの候補者の主張や考えを知るのって、簡単ではないですよね。
そんなときに便利なのが、各候補者の主張等を本人申告ベースでまとめた選挙公報かと。
ちなみに今回の私のはこんな感じです。
 ↓

 ↑
とはいうものの、これもあくまで自己申告ベースですし、なによりこのスペースでは到底、言いたいことを過不足なく伝えるなんて無理...というのも辛いところですね。

というわけで(?)選挙期間中は「市政への注目が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、今任期4年間で特に印象に残ったブログを順次、再掲載しています。
今回は、その第3弾。
初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ここまでのブログで、
-----
●本市の乳幼児等医療費助成制度は、近隣市町に比べて、必ずしも低い水準とはいえない
→が、実は本市の制度設計は、世の中の平均的な流れとは大きく乖離している!
→というのも多くの自治体では、所得制限を設けていない(=所得にかかわらず、受けられる助成は同じ)
→西宮市と同じ中核市で見ると、所得にかかわらず医療費は無料としている自治体が最も多い
-----
ということを書いてきました。
そこで今日は、本市の状況をも少し詳しく見ていこうと思います。
 ↓
【ご参照】
「所得にかかわらず、無料!」が子供×医療費助成制度の最大勢力。当然、目指すべきはそこだと思うわけで。@前々回のブログ

まずは「どれだけの子供が医療費助成の対象になっているの?」というところを年齢別でまとめてみました。
結果は以下の通り。
 ↓

 ↑
子供の年齢が上がるということは、保護者の平均的な年齢も上がるということ。
なので子供の年齢上昇に応じて、助成の対象外となる方が多くなることは予想できますが
-----
●子供が体調を崩すことが多い就学前時点でも、3割程度の家庭で自己負担が発生
●小学生になると、概ね4割程度の家庭が助成対象外
-----
というのは、かなり厳しい基準のような…
これを見ると「特別に高所得な世帯だけが、医療費助成の対象外になっているわけではない!」ことが、よくよく見えてきます。

そして、助成のあるなしは受診件数という形で顕著に表れます。
以下の実績からも「自己負担が発生する場合、病院にかかる件数が顕著に少なくなる…」ことは明らかですね。
この実績を見ると、軽い受診控え的なものも、あっても不思議じゃないよな…と。
(※ 小学生以上の助成対象外の子供たちの受診状況は把握できませんでした。悪しからず、ご了解ください。)
 ↓


一方で、こうした政策の推進には巨額の費用が必要となります。
仮に、西宮市で中学三年生までの医療費をすべて無料にした場合、年間7~8億円の予算が必要とのこと。
これこそが本市で、こうした施策が進まない最大の原因なのでしょう。
でもね、だからこそ私は、徹底的な行政改革が必要だと思っています。
明らかに高すぎる人件費を削減する。
市が直接、関与する必要のない業務を見直す。
必要な業務であっても、その中身を抜本的に見直し、徹底的な効率化を進める。
こうした取組を進めていくことで、必要な費用は捻出できます。
 ↓
【ご参照】
「職員が足りない!」と言うなら、やるべきことがあるでしょ!?結局、なんにも進んでいないのに。。。@2020年10月のブログ

そして、そうして捻出した費用や人手を求められている分野にかけていくことで「子育てするなら西宮」「文教住宅都市 西宮」の名にふさわしい街づくりができると考えています。
今のままでは「文教住宅都市」「子育てするなら西宮」の看板が泣きますよ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

と、問題提議した当時のブログはこんな感じです。
なお、この内容が大きく動いたのは、西宮市長選挙の時でした。
そういう意味で、物事が大きく動くのは、やはり選挙の時だと思います。
一人でも多くの方に選挙に興味と関心を持っていただき、投票に行っていただくようお願いして、今日のブログは、これにて失礼いたします。


2023年 西宮市議会議員選挙に立候補しました!&子供対象の医療費助成について@元日記・2020年11月

2023-04-16 21:05:35 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

本日から選挙戦スタート。
たくさんの、ほんとうに沢山の方々のおかげで、無事、立候補し、選挙活動初日を終えることができました。
私は本当に幸せ者です…
多くの方々からお預かり頂いているご期待にお応えできるよう、精一杯、力を尽くしてまいります!
 ↓


さて、本日のブログです。
「市政への注目度が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、4年間の任期の間に大きな反響を頂いたブログを順次、再掲載しています。
初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!
というわけで、本日は再掲載シリーズ第二弾です(^^)v

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

前回ブログでは
-----
●本市の乳幼児等医療費制度は、近隣市町に比べて、必ずしも低い水準とはいえない
→が、実は本市の制度設計は、世の中の平均的な流れとは大きく乖離している!
-----
ということを書きました。
 ↓
最も重要な子育て支援策の一つである医療費助成。その現状はこうなっています!


では、全国的な流れと大きく違うところはどこかというと
-----
●西宮の場合、所得によって受けられる助成内容が大きく変わる
→が、多くの自治体では、所得にかかわらず、受けられる助成は同じ
-----
というところです。

例えば、西宮市と同じ中核市60市で見ると、47自治体(約80%)が所得制限なし(=所得にかかわらず、同じ助成を受けられる)となっています。
上に示した近隣市の事例で言いますと、猪名川町や神戸市と同じということになりますね。
ちなみに、その中で猪名川町と同じく一部負担もない(=お金を払う必要がない)のが26市。
神戸市のように一部負担あり(=お金を払わなければならない)が21市となっています。
以下、小さくて甚だ分かりにくいのが申し訳ないのですが、ご参照。
 ↓

 ↑
年齢制限に差はあるものの、60ある中核市のうち半分近い26もの自治体が「所得にかかわらず、子供の医療費は無料!」としているのは大きいですよね。
これと
-----
●所得制限を超えると、1歳から医療費負担が発生する
→小学生になると、助成自体がなくなる
-----
という本市の状況を見ると、その格差は明らか。
「子育てするなら西宮」を謳うなら、目指すべきはここだと思っています。

というわけで次回以降のブログにて、さらに、この内容詳しく掘ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

自分で言うのもなんですが。
他の中核市と比較したこの指摘以降、西宮市の子供を対象とした医療費助成制度のあり方に対する考え方の方向性が大きく変わったと自負しています。
その結果、昨年の市長選挙で全ての候補者が医療費助成の所得制限撤廃という主張を掲げ、現在、その方向で進んでいることも大きな成果と言えるはず。
というわけで、この続き、も一回続けて掲載したいと思います。
是非また明日もご覧下さい!


西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~→元日記・2020年4月

2023-04-15 14:41:43 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

☆☆☆☆☆☆☆

明日から、いよいよ選挙戦スタート。
で改めて考えるに、この時期って市政への注目度が高まる、関心を持って頂きやすい大切な機会だと思うんですよね。
そんな時期に「今日は、ここで駅立ちしました!街頭演説しました!選挙カーで走りました!明日も頑張ります!」的なブログを日々更新するというのも勿体ない話やなあ…と。
というわけで「この機会に是非、より多くの方に私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、過去4年間の任期中で、とりわけ印象深かったブログを順次、再掲載していきます。

20年近くにわたって、(年末年始を除いては)欠かさず週2回以上ブログを更新してきた私だからできる、この企画。
初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!
というわけで本日から、再掲載シリーズ始めます(^^)v

◇◇◇◇◇◇◇◇

西宮市職員による不祥事続発を受けて、
-----
●全職員を対象としたアンケートが実施された
 →その際、強く希望して自由記述欄を設けてもらった
 →アンケート結果のまとめにずいぶん時間がかかっている...
-----
ことは以前ブログで述べた通り。
 ↓
【ご参照】
回答率の低さを問題視する気持ちも分かります。でも回答率を上げたいなら、やるべきことは他にあるのでは???@2019.12付ブログ

で、このアンケート結果のまとめが3月末になって、ようやく示されました。
 ↓

 ↑
非常に興味深い内容が多かったので、今日から何度かに分けて、その報告をしていきたいと思います。
今日は、その第一弾。
自由記述欄に示された意見のうち「西宮市役所の現状が、いかにひどいものか…」ということを伺わせる内容の一部を引用したものです。
私が何を言うよりも、よっぽど説得力あふれる内容が多数示されていますので、以下ご覧ください。
 ↓
■■■■■

●労務管理がいい加減であることが遠因としてあると思います。例えば、当日の勤務時間を過ぎても自席におらず、職場から連絡して初めて休暇申請をする職員がいたり、寝坊で時間休を取得する場合も勤務時間を過ぎてから連絡してきたり、周りの職員にお詫びの一言も無い。何も言わずに、30分以上離席する。スマホでニュースチェックばかりしている等。まさかとおもうような行動を取る職員がいます。また、上司がそのことで指導しないので、これでいいんだと思って、この繰り返しで適当にしてよいという雰囲気ができてしまっている。(事務職・一般職員)
遅刻やさぼりが野放しにされており、管理職が名ばかりの存在の部署が多く、統制が取れていない。さぼっても減給や降格がないし、厳しく注意もされないので、低い意識のまま仕事をしている人が多い。(事務職・一般職員)
●倫理的な内容に関する不祥事(仕事中にスマホをいじる、自席にいない、度を越えたおしゃべり等)は、管理職がきちんと注意をする。(事務職:一般職員)
●個々の自覚が足りないと思う。重箱の隅をつつくのではありませんが、たかが5分、されど5分、定時出勤・退勤していなくても管理職が注意しない。小さなことから大きな不祥事につながる。(技能・労務職)
多数診断書を出して長期休暇(病欠)になっているのに、居酒屋で毎日飲んだり、元気に野球をしている姿が目撃されている。だから世間で「公務員は…」と言われるのだと思う。こういう職員は一掃したほうが良い。届出せずにバイトを頑張っている医師も多数います。今一度公務員としてのモラルを指導すべきではないか。(医療職)
●少々のことなら罰せられないとの認識、諦め感が広がっているのではないか。遅刻や(過度の)離席、勤務中のネット閲覧など実質黙認状態。(事務職・課長級以上)
●職員については、不祥事に至らなくとも、時間を守らない職員、挨拶をしない職員らが散見され、モラルの欠如と関係していると思われる。(事務職・課長級以上)
●超勤命令の決裁がおりなければ対象者が超勤入力できないように改善していただきたいです。自由に超勤を行い残業時間を入力⇒後から命令を取り、特に聞取りもしていないケースがあるように思います。また事後に聞取りは行えても成果物の確認は難しい面があります。(事務職・係長級)
●仕事が出来ない職員を守り過ぎ。優しすぎる。仕事が出来ない職員でも首切りが出来ず給料が高すぎるため、モラルハザードが起こっている。当課でも座っているだけの無駄な職員に高い給料を支払っている。若手職員のやる気がなくなっている。(事務職・係長級)
●公務員倫理以前の問題で、「周りの職員に迷惑をかけない」という意識がない職員が多くいると思います。残念ながら、自分さえよければという態度、風潮があります。上司が指導・注意をしないのは組合を怖がっているのか、忙しくて部下を見ていられないのかは分かりませんが、だらけた職場だとその雰囲気に流されてしまう人もいると思います。社会人としていい加減な働き方をしている人は、常識を欠けた感覚でいるから私生活で問題を起こすのではないかと思います。(事務職・一般職員)
勤務時間中にスマホをさわる方もみられる。全体的に規律がゆるやか。決裁の形骸化も感じ、リスク管理ができているのか。私療休暇の適否の判断等が正当か。その負担は真面目な職員にかかっている。(技術職・係長級)
全く仕事をしていない職員、パソコンや窓口は苦手といってやろうとしない職員を見ていると、少しは給与に差をつけるべき。(事務職:一般職員)
●不祥事を起こさなければまともに働かなくても処分されない環境。不祥事は起こしていないが、業務をまともにしない職員が多くなるというのはモラルの低下から不祥事を引き起こす職員の温床になると思います。(事務職・一般職員)
日頃から勤務時間を守るなど、職務の観点で基本的なルールを順守することを徹底してほしい。(事務職・係長級)
●勤務態度不良にかかる分限処分の実施。対外的に説明できない遅刻、離席等を罰する。幹部職員が毅然とした態度を示す。(事務職:課長級以上)
●定時退庁の徹底。生活残業の排除。(事務職:一般職員)
●人によっては明らかに聞きにくい態度で仕事を囲い込み、(異動したくないからなのか)引き継ぐ気のない人もいることが事実です。(事務職・一般職員)
●仕事の範囲を明確化すること。恫喝するような職員に対して徹底的に指導処分を行うことが大切である。そうすることで、職員は委縮しないで仕事ができると思われる。そうして、法律の相談窓口として弁護士を配置することである。(教育職)
●我々の組織でも以前に不祥事は起こしていますが、職務に対する意識や規律についてはかなり高いほうだと思う。しかし、他の部局には、公務員のモラルを到底持ち合わせていないような職員を街中でもよく見受けます。市として本気で取り組むのであれば、このあたりの教育も必要かと思います。(消防職)
●民間と比べても全体的な職員のレベル間に疑問を覚えてしまうことがあり、関西圏の他の自治体と比べて群を抜いて不祥事が多いと感じており大丈夫なのかと思うことがある。立派な職員も多いが、まともに働いている職員と、そうでない開き直ったまともでない職員との差が激しい。(事務職・一般職員)
●不良職員が特に何の処分も無く、放置されている。パワハラを筆頭にハラスメントに対する意識が低いと思う。(事務職・一般職員)
●一部職員の不真面目な勤務態度を容認する組織の実態。(事務職:係長級)
●明らかに倫理観が欠けている職員に対し何らかの対策を講じる必要があると思う。(事務職・係長級)
●特別な人生を送る仕事であるという意識が薄い。市内に住もうとしない職員、選挙や災害時に積極的に活躍しようとしない職員がいるのもその影響。(事務職・課長級以上)
●手軽な喫煙等を自身は大丈夫!的な罰則もない緩やかな感じを戒めないからだと思います。(技能・労務職)
●権利だけ主張して義務を果たそうとしないフリーライダーを許さない。(事務職:一般職員)
●「風通しの良い職場」の意味を取り違えて、自由気ままで無秩序な職場になってはいいけないと思います。(事務職:課長級以上)

■■■■■
 ↑
ちょっと言葉を失いますね、この状況…
これで「職員数が足りない。現場で悲鳴が上がっている!」とか言われても。。。

もちろん多くの職員は、まじめに一所懸命、仕事に取り組んでいらっしゃることと思っています。
一方で、こういった意見が多数出てくるような現状がある中で、「在宅勤務を認めます!」となれば、「わ~い、休みや、やった~!!」な職員が多数発生するであろうことは火を見るよりも明らかだと思うわけで。
なので、少なくとも、在宅勤務者の仕事の分量・成果についてはしっかり把握し、その内容を追いかけていくべきだと思っています。
市の通達文書にも『翌出勤時、在宅勤務で従事した業務について、所属長に「在宅勤務報告書」により報告する』と書かれてはいますが、こうした現状がある以上、ねえ...
しかし最近、話題になっている「働かないおじさん」にとって、天国みたいな環境なんやろな、西宮市役所って。。。
 ↓
【ご参照】
隠れ「働かないおじさん」がテレワーク強制で次々あぶり出された理由@2020/3/30付・DIAMOND ONLINE

今は緊急事態下なので、この状況ばかりを追及するつもりはありません。
けれども中長期的に、このアンケート結果で示された問題を改善するための取組を、厳しく進めていくべきであることは言うまでもないわけで。
せっかくの意見を無駄にしないよう、しっかり追いかけるとともに、具体的な改善策など、提案していきたいと思います。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。