西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告 ~管財課が管理する車両について×⑧

2011-12-29 12:47:13 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日で今年度のお仕事は終了。
宣言通り、このネタのご報告が終えられるのはうれしい限り。
一方で、結局、事務所の大掃除ができなかったのは、
トホホな感じですな。
まあ、年明け頑張りますか。

というわけで、今日は、ここまでの質疑全てを受けての意見です。
よろしく、どうぞ。

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ご答弁いただきました。
それでは、これより意見・要望を申し上げます。
まず、管財課が所有する車両についてです。
論点は多岐に渡りますが、最初に一点、指摘しておきます。
管財課が保有する車両について、調査しようと考えた、
そもそものきっかけは、質問でも申し上げた通り
「きわめて不適切な運用が行われている可能性があることを
 示す情報が寄せられたこと」です。

あまり詳細な内容に立ち入ることは避けますが、その内容は
「管財課で、実際にはなかった故障をあったことにして、
 デジカメ・プリンター・スキャナー・カーナビ等を
 事業者に購入させている」
というものでした。
正直なところ、情報が寄せられた当初は、
その内容について半信半疑に近い気持ちでいました。
しかしながら質問で詳しく取り上げたように、
 ○不自然な事例が多数存在していること、
 ○運用ルールから見て、そういった事態が、
  きわめて容易に起こりうること
を知るにつけ、疑いの気持ちが強くなっていきました。

極めつけは、管財課長が
「ヒアリングもし、現場の調査もしたが、そういった事実はなかった」
と私には言いながら、実際には
 ○備品番号がついていない備品が存在するにも関わらず、
  存在していないという嘘をついていたこと
 ○それらの備品の内容が、寄せられた情報と一致すること
が分かったことです。

率直に言って、私は、管財課において、
こうした不正行為が行われていたことは、ほぼ間違いないと思っています。
「問題点を適正に把握するため、過去からの経緯を含めまして、
 近隣他都市の事例を参考にしながら、速やかに調査を実施いたします」
というご答弁を頂きました。
中には、証拠を隠滅しようとする動きさえ、あったように聞いています。
ご答弁にあった通り、速やかに調査を実施して頂きたい。
そして不正行為が明らかになった場合には、厳しい態度で臨んで頂きたい。
強く要望しておきます。

また、こういった不正行為が管財課において明らかになった場合には、
当然、全庁を対象とした調査も実施するべきです。

常識的に考えると、わざわざ言うまでもないことかとも思いますが、
敢えて、強く指摘しておきます。

他の点については、概ね、
ご答弁いただいた通りの対応を進めていただければ結構ですが、
再質問で取り上げた自動車運転手の勤務体制・配置の見直しについては、
本当に、ちゃんと進めてください。
過去の経過や、今回取り上げた話の悪質さを踏まえて考えるなら、
到底、答弁にあったような
「あわせて検討していく」ですむような話ではありません。
ここらへんの問題については、引き続き、今後も取り組んでいきますので、
よろしくお願いします。

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今年の最後に少しばかり。

今年は三期目を迎えるための選挙において、
一定、満足できる結果を出すことができ、
また次男がやってきてくれるなど、個人的には実り多い一年でした。
一方で、私にとって、とても大切な、
人の上に立つ者としての、あるべき理想像を形作ってくださった
会社員時代の上司がお亡くなりになったことをはじめとして、
悲しいことの多い一年でもありました。
そして、広く世間に目を転じると、本当に目を覆いたくなるという言葉さえ
軽く感じてしまうような、つらく悲しいことの多い一年でした。
来年が、多くの方々にとって、喜ばしいことの多い一年であるよう、
心から願います。

今年も一年、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。
来年も、しっかり頑張ってまいります。


一般質問のご報告 ~管財課が管理する車両について×⑦

2011-12-28 14:25:35 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

実は、一昨日の消火活動で、かなり頭から水をかぶったせいもあってか、
昨日は朝から熱があり、昼頃には、少々寒気もしていたのですよ。
が、早めに風邪薬飲んで、室内にも関わらず、スーツに加えて、
フリース着て、コート着て、ひざ掛けかけての重装備の甲斐もあってか、
無事、治ったような。
この時期、風邪なんか、ひいてる場合じゃないですよね。
というわけで、皆様、体調管理には十分、お気をつけください。

では本題。
最近、むやみとハイペースな一般質問のご報告の続きです。
なお、【質問】が私の質問、
【答弁】が市の答え
その後の( )書きが、議会では言ってない、個人的意見等というのは、
以前と同じくです。

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【再質問②】
二点目、代表監査委員にお聞きします。
本市の交換・修理等の発注に関しては、ご答弁にもありました通り
「書面上の確認が中心である点など、
 チェック体制について早急に改善すべき必要がある」
という状況にあります。
そこで、お聞きします。
監査において、備品番号がついていない備品や、
台帳に載っていないにも関わらず存在する物品等について、
チェックはされているのでしょうか?

【答弁②】
備品に対する監査については、事務局職員が備品登録台帳から
調査対象を抽出し、現場に赴き実査を行っております。
現場で備品登録台帳に登載されていないものを発見した場合は、
責任者に確認します。
~以下、聞いてないことに対する主張なので、割愛~

(事前に調整していた原稿には、この後に
 「ただ、議員ご指摘の通り、監査被対象部局の現場にある
  全ての備品を実査することまでは、
  現行の監査事務局体制では人的・物理的に限界があり、
  実施できておりません。」
 という内容が続くはずだったにも関わらず、突然、勝手に、
 その場で代表監査委員が、この内容を割愛したのですよ。
 この答弁やったら、
 「私ら、ちゃんとやってまっせ~」
 という内容にしか見えんわけで。
 これが前に書いた、「ちゃんと調整してんのに、勝手に中身変えんな!」
 という怒り
の対象ですね。
 実に、不愉快&失礼極まりない。
 というわけで、)


【再々質問】
質問に対する答弁漏れがありましたので、再度、お聞きします。
監査において、備品番号がついていない備品や、
台帳に載っていないにも関わらず存在する物品等について、
チェックはされているのでしょうか?
簡潔にお答え下さい。

【答弁】
全ての備品の確認は出来ておりません。


【再々々質問】
代表
監査委員から、
『事務局職員が備品登録台帳から調査対象を抽出し、
 現場に赴き実査を行って』いるが、
『全ての備品を実査することまでは出来ていない』
という趣旨の、ご答弁を頂きました。
つまり現状、備品番号がついていない備品や、
備品台帳に載っていないにもかかわらず存在する物品がないかは
チェックできていない
ということです。
そこで、再度、質問いたします。
今回の質問を行うにあたっての事前調整の中で、管財課に対して再三、
こういった物品のあるなしを確認するよう依頼してきました。
それに対する担当課長の答えは一貫して、
「そういった物品は存在しませんでした」というものでした。
改めて、お聞きします。
車両総務チーム等の事務所内に備品番号がない備品は
存在しませんでしたか?
ご答弁、よろしくお願いします。

【答弁】
再々々質問について、お答えします。
車両総務チーム等の事務所内において現場確認したところ、
備品番号が無い備品が存在しましたので、
これらの取得経緯を含めまして、調査を実施してまいります。

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さあ、やっと認めさせましたよ~。
もちろん、これは、情報を提供してくださった方の存在が
あればこその話であって、市側が自主的に
「これはよくないことだ。。。」
と考え、情報を開示したというような殊勝な話ではないので、
くれぐれもお間違えのないように。
ということで、次回はここまでの内容を受けての要望など。

それでは失礼いたします。


ぜひ初めてのパブコメにチャレンジしてください。

2011-12-27 18:30:06 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

先日に味を占めたわけでもないのですが、本日、二回目の更新です。

昨日の午前中は、同じ会派の今村議員木村議員と、
西宮市立中央病院の移転・整備問題に関してディスカッションしていました。

で、その際の内容をまとめ、整理したものを、
↓今村議員が自身のHPにアップしていますので、貼っておきます。↓
ぜひはじめてのパブコメにチャレンジしてください。
(↑クリックでリンク先に飛びます。↑)
もちろん、本人には了解を得ています。

内容的には、
 ○市が示している基本構想に対する問題点を指摘したうえで
 ○それを踏まえて、ぜひ、パブコメしてください!
ということを訴える内容です。
ご賛同いただける方には、是非!是非!、ご協力いただければと。

私が、ここに足すとしたら、前にもブログで書いた、
「ホンマに必要な人員を確保し続けられるんかい???」
ということ
くらいですかね。
それにしても、この内容を昨日の晩のうちには、
もうまとめてアップしてるあたり、さすがの機動力やなあ。
感心&脱帽。

といいながら、私はボチボチ、消防団の夜警に出動せな、あきませんな。
というわけで、失礼いたします。
がんばるぞ~。


一般質問のご報告 ~管財課が管理する車両について×⑥

2011-12-27 11:58:50 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日のお昼3時頃、役所から事務所に向かっているところで、
消防から召集の連絡が。
すぐ近くにいたこともあり、即、浜脇小学校北側の現場に向かうと、
ものすごい煙が黙々と上がっていました。
当然ながら、そのまま、上っ張りを身に付けて、ホース持って走って、
放水開始。
結局、完全な鎮火までは3時間ほどかかったようです。

昨日は門戸岡田山のほうでも、そう変わらない時間帯に
火事があったとのこと。
つくづくと、空気が乾いて、火事が起こりやすくなってるんやなあというのを、
実感します。
皆様、火の元には十分、ご注意ください。

さて、本題、一般質問の続きです。
このネタについては、なんとか年内に終わらせたいと考えておりますので、
今しばらく、お付き合いくださいませ。
それでは、早速はじめます。

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【再質問①】
丁重なご答弁を頂き、ありがとうございました。
それでは管財課が管理する車両について二点、
再質問させていただきます。
まず一点目です。
2009年6月議会において私は、
現在は管財課に移管されて廃止になった当時の車両課について、
所属する自動車運転手の実質的な労働日数が少ないこと、
にも関わらず、給与水準が非常に高いことを指摘し、
当局からは改善に取り組む旨の答弁を頂きました。

(↑クリックでリンク先に飛びます。)

ところが、その後、実態は、ほとんど改善されていません。
その原因は多岐に渡りますが、
「現在、管財課に配属されている自動車運転手の人数が、
 本来必要な人数に比べて多すぎること」
「事前の予約に基づいて業務が発生する上、
 実質的な稼働時間・稼働日数が少ないことから、
 柔軟な勤務体制の構築が、きわめて容易であるにも関わらず、
 シフト勤務の導入・休日出勤した場合の振休・代休の適用が
 行われていないこと」
は非常に重要な問題です。
とりわけ後者については、2009年6月の一般質問でも指摘しており、
その際、当局からは検討する旨、ご答弁もいただいています。
ところが、その後、導入に向けた具体的な動きは見られません。
そこでお伺いします。
管財課に配属されている自動車運転手の人数適正化に
取り組むべきだと考えますが、いかがでしょうか?
また、シフト勤務体制の導入、振休・代休の適用推進等、
時間外勤務縮減策に取り組むべきだと考えますが、いかがでしょうか?

【答弁①】
今後の自動車運転手の人員配置に関する再質問に
お答えいたします。
既に答弁させていただいたとおり、稼働日数等を勘案する中で、
今後の車両の適正配置を検討してまいりますが、
これに伴い、自動車運転手の配置についても
あわせて検討してまいります。
次に、残業時間の縮減のための取り組みですが、
車両整備については、できるだけ勤務時間内に整備を行うことにより、
これに係る残業時間は、平成21年度までは
運転手一人当たり月約7時間ありましたが、
平成22年度以降はこの分に関しての超過勤務は無くなっております。
しかし、シフト勤務体制の導入や振休、代休につきましては、
現在のところ実施にはいたっておりません。
今後は、職員の乗務実績を分析するなかで、
平成23年度中をめどに残業時間の縮減につながる
勤務体制の見直しを行いたいと考えております。
以上でございます。

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答弁内容自体は納得いくものなので、これはこれでOK。
ただ、事後の検証をやっていかないと、
「結局、実際には、なんにも変わりませんでした~」
ということが起こりがちなので、しっかり、追いかけていかねばですね。

ところで、今回、やむを得ず(?)、お受けするまで知らなかったのですが。
毎年12月26日から各消防団・自主防災会等による
夜警活動が始まります。
で、従来は市長・副市長と正副議長を中心としたメンバーで、
各消防団の詰め所や、自主防災会の待機所を激励のために
巡回するのですが、何年か前から総務常任委員会の正副委員長も、
このメンバーに組み込まれるようになったらしく。
というわけで、昨日は、最初に書いた消火活動を終えた後、
そのまま、各所の巡回にまわることになりました。
それは、まさに上に書いている、管財課が管理する車両に乗り、
管財課所属の運転手さんの運転によって。
先方が、なんと思っているか分かりませんが、
なんとも気詰まりな経験でした。
でも、それとこれとは別問題ですからね。
というわけで(?)、色々、つらいこともありますが頑張ります。

そして、今回延々とご報告している、この質問の、
メディア掲載されたあたりについては次回ご報告予定ですので、
お待ちあれ。
それでは失礼致します。


西宮市立中央病院に関するお知らせ。

2011-12-22 13:42:55 | 主張・広報と活動のお知らせ

一日、2回更新は初めてですが、
西宮市HPをチェックしていたところ、
↓重要なネタがひっそりとアップされていたので、お知らせまでに。↓

「西宮市新病院基本構想(素案)」への意見提出手続(パブリックコメント)を
実施します

この話に対する個人的スタンスは、これまで書いてきたとおりです。
募集期間は2月10日までとのことですので、
ご意見、お持ちの形には、是非、お寄せいただければ、と思います。

という、簡単ながら、重要な告知でした。
それでは失礼いたします。


一般質問のご報告 ~管財課が管理する車両について×⑤

2011-12-22 11:38:33 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今日で、公立小学校の2学期は終了ですね。
年が明ければ、1月は居ぬ、二月は逃げる、三月は去る、か。。。
となると、ついこないだ、ランドセル背負って、
小学校に行き始めたばかりのように思える長男が、
言ってる間に二年生になるわけで、ほんと、感慨深い。
そら、歳も取るわな~としんみりしつつ。

というわけで、4日連続となるブログの更新です。
他にも書きたいことは、結構あるので、飛ばし目ペースでいきますよ~。
ちなみに、【質問】が私の質問、
【答弁】が市の答え
その後の( )書きが、議会では言ってない、個人的意見等というのは、
前回と同じくです。

それでは、どうぞ。

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【質問⑤】
○上司の承認を得ることなく発注が行われている
○複数職員による現物検査が行われていない
○チェック体制が、きわめて甘い
という問題がある。これらの問題点を適正化するべく、
全庁的取組みを推進するべきだと考えるが、どうか?

【質問⑥】
過去の交換・修理等について、管財課が保有する車両を対象に、
徹底的な調査を実施するべきだと考えるが、どうか?

【答弁⑤&⑥】
~「現在は、こういう運用でやっています」という説明なので省略~

しかしながら、先ほどご指摘のありましたとおり、
これらの部品交換や修理の発注につきましては、

~こちらが指摘した内容の繰り返しなので省略~
チェック体制について早急に改善すべき必要があると認識しております。

そのために、まずは、管財課の車両整備について、
問題点を適正化するため、過去からの経緯を含めまして、
近隣他都市の事例を参考にしながら、速やかに調査を実施いたします。
(ちなみに、ここで言う「近隣他都市」とは、事故が明るみに出、
 出入り事業者への調査も含めて、徹底的な調査を行った
 神戸市のことです。
 念のため。)
 

【質問⑦】
安全性の確保という観点から、定期的な整備・交換等に努めるなど、
より事前整備に力を入れた管理体制に改めるべきだと考えるが、どうか?

【質問⑧】
競争性・透明性の確保という観点から、即時対応が必要な事例を検証し、
参入事業者の枠を拡大するよう努めるべきだと考えるが、どうか?

【答弁⑦&⑧】
~「現在は、こういう運用でやっています」という説明なので省略~
今後につきましては、従来からの修理の状況などを分析し、
また車検など整備の仕様書を見直すことや、
タイヤ交換など定期的な交換を実施することにより、
安全性や透明性の確保及び競争性が働くと考えられますので、
改善に向けて検討を進めてまいります。

(実は、「車検など整備の仕様書を見直すこと」が結構、
 重要だと思っています。
 そこがきちんとできていれば、そもそも、急を要する交換・修理の
 発生頻度は、かなり変わってくるんではないかいな?と。)

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と、とりあえず、ここまでが一発目の質疑の内容です。
ここまでの内容については、ほぼ完全勝利!
と言えるのではないかいな、と。
でもね、まだまだ言いたいことも言わねばならないこともあるのですよ。
というわけで、このネタ、まだまだ続きますですよ。

とは言うものの、いつものことながら、
なかなか長いブログになってきました。
というわけで、本日のブログは、ここまで。
これにて失礼いたします。


一般質問のご報告 ~管財課が管理する車両について×④

2011-12-21 14:47:22 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日で議会は終了。
年内の公式行事(?)は、来週の消防関係のみとなりました。
もちろん、行事的なもの以外は、まだまだ、やらなきゃならないことが
沢山ありますし、年内一杯、頑張りますよ~。

さて本題。
一回、飛ばしてしまった一般質問の続き、具体的な質疑編です。
ちなみに、【質問】は私の質問、
【答弁】は市の答え
その後の( )書きは、議会では言ってない、個人的意見等です。
それでは、よろしく、お付き合い下さい。

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【質問①】
過去の事例を検証した上で、発注の基準を見直し、
不必要なものは発注しないよう徹底するべきだと考えるが、どうか?

【答弁①】
~現状説明であり、質問内容と、あまり関係ないのでカット~
これまでは、安全性の面などを考慮しておりましたが、

ご指摘のとおり故障の原因や運転者の使用上の問題点など
未確認のまま修繕を発注しているケースがあり、
今後につきましては、緊急性がある場合を除き、
最終運転者からの聞き取りなど、より具体的な状況を把握した上、
過去のケースを参考にしながら発注を行う
など、
新たな基準作りを検討してまいります。

(↑「安全性の面などを考慮しておりました」
  って、なんやねん???と。
  まあ、完全に、こっちの言ってるとおりにしてくれたので、
  あえて、文句は言いませんでしたが。)

【質問②】
人為的なミスが原因で発生したと思われる修理等については、
原因となる個人を特定し、その都度、厳しく注意・指導するよう
徹底するべきだと考えるが、どうか?

【答弁②】
~前略~ 人為的なミスが原因となるものとしては、公用車の運転後の
スモールライトの消し忘れなどによるバッテリー上がりや
運転中の不注意による車両本体への破損の修繕などが考えられます。
これら人為的なミスによる修理が必要となった場合には、
まず、その運転者から状況確認を行い、具体的な原因や問題点を把握し、
安全運転講習会などを通じて職員への啓発を徹底するとともに、
その
職員に対して、所属長を通じて注意を行うことや
人為的なミスが度重なるような場合は公用車の貸し出しの制限など
検討してまいります。

(↑「人為的なミスが度重なるような場合は公用車の貸し出しの制限」が
  入ったのは、ちょっとした成果だと思ってます。
  こういう罰則的な対応も、一定、必要な部分があると思うんですよね、
  もちろん、場合によってはの話ですが。)

【質問③】
守衛の巡回対象に駐車場を加え、チェックさせるなど、
人為的ミスが発生しても、早期に確認・是正可能な体制を
整えるべきだと考えるが、どうか?

【答弁③】
~前略~ 先ほど、ご提案がありました

本庁舎における夜間の警備員の巡回による
貸出車両のチェックにつきましては、すみやかに実施してまいります。

【質問④】
各種車両の走行距離・稼動状況を踏まえ、
それぞれの必要性・適正台数を検討するべきだと考えるが、どうか?

【答弁④】
~前略~ 原動機付自転車につきましては、稼働日数も少なく、
また利用者も限られておりますので、
保有台数については、早急な見直しを行ってまいります。
また乗用自動車やバス等乗合自動車につきましては、
運行実績やこれらの車両を利用せず
他の公共交通機関を利用した場合の問題点など、
多角的な面から検討し適正な配置に努めてまいります。

(軽自動車については一切触れられていませんが、
 個人的には、この部分についても、今後、精査の必要があるのでは
 ないか???と思っています。
 ここについては、もうちょっと調べていきます。)

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と、なかなか、長くなってきたので、今日はここまでで。
次回あたり、新聞ネタになった話に、フォーカスしていく予定です。
それでは、失礼致します。


中央病院の移転整備について。

2011-12-20 17:06:32 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

会社員時代から10年以上にわたって愛用してきた筆箱が、
壊れてしまいました。
長い間、ほんと、お疲れさま。
そういえば、今年は、議員になって以来、
ずっと愛用してきたポスティング専用のマイバッグが壊れてしまったり、
シャーペンが折れてしまったりと、なんだか、いろんな身の回りグッズを
使いつぶしてしまったな~。
やや、感慨深い。

さて本題。
一般質問の話は一回パスして、本日傍聴してきた
病院問題特別委員会の報告など。

私は、そもそも、中央病院を巨額の費用をかけて移転整備し、
存続させるという市の方針自体に、きわめて否定的です。
そこには、
「中央病院の
公立病院としての存在意義という大問題について、
 市の立ち位置に賛同できない」
という、いわば、大上段に構えた話から、
「そもそも経営状況を改善できるのか?」
「必要な数の医師や看護師を集め続けることができるのか?」
という、きわめて実務的な問題まで至る、多岐にわたる原因があります。
そこらへんの詳細については、これまでのブログでも、
散々書いてきたとおりですね。

ところで、過去、ブログや市政報告に書いてきた、
私の、きわめて否定的な考え方の前提となっているのは、
中央病院移転整備等検討委員会が示した
「県立芸術文化センター第2駐車場を移転先の最優良候補地とする」
という方針を基にした、委員会の答申です。
で、今日の委員会は、
 ○答申が示した内容を踏まえての市の方針を示し、
 ○それについての議会の意見を聞く
という趣旨のものでした。

で、今回、示された、市の方針。
他の部分は、答申内容と、ほぼ全く同じであるにも関わらず、
一点だけが、明らかに大きく異なっていました。
それは、移転先を芸文センターの第二駐車場ではなく、
アサヒビールの工場跡地としたという点です。
もっとも、この移転先候補地の変更によって、
私が考える問題点で改善されるものは、一切ありません。
なので、私の否定的スタンスは全く変わりません。

ただ、今日の委員会で、「ええっ???」と思ったのは、
「アサヒビール工場跡地を一定規模買取り、
 病院だけではなく、他の市の施設も、そちらに移すことを検討していく。
 その具体的な規模・方針を一月中に示す予定。」
という趣旨の内容を市が明らかにしたことでした。
う~~~ん、なんと泥縄な。。。

なんかね、散々書いてきたので、あれなのですが、
「とにかく、なにが何でも病院を存続させるのだ!」
ということだけが、大前提になっていやしませんか???と。
下衆の勘繰りかもしれませんが、この話、
「病院分の土地だけ売ってくれって言っても、
 そんなん、相手にしてもらえまへんで。
 それやったら、他にも土地まとめて買うことにして、
 その中に病院の土地も埋めこんだったら、アサヒビールも話に
 乗ってくれるんちゃいますの?」
的な話があってのことであるような気がして、仕方がないのですよ。
しみじみと、下衆の勘ぐりであってくれれば、よいのですが。

なんだか、ほんと、ブルーです、この話。
俺にできることは何なんやろか?と、しみじみと考え込みつつ。
それでは失礼いたします。


一般質問のご報告 ~管財課が管理する車両について×③

2011-12-19 08:38:38 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日は普段練習させていただいている空手道場のクリスマス会。
恐れ多くも、模範演舞ということで、大勢の子供達の前で形をうったのですが
なんと二つ目の形の途中で順番を度忘れするという大失態。
思いつく限りの公私の出来事を、全て、振り返っても、
頭の中が真っ白になるなんてのは、ほんま、何年ぶりのことかと。
くそ~、情けない。。。

と、頭抱えてても仕方がないので、早速、本題。
先日のブログの続きです。
引き続き、どうぞ。

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さて、これとは別に、管財課が管理する車両の安全性に関わる、
大きな問題が発生していることも指摘しておきたいと思います。
昨年8月、丹波市の春日IC出口付近で、
本市が所有する29名乗りバスの後輪タイヤが
走行中にバーストするという事故が発生しました。
また本年7月には中国道・社パーキングエリア付近で
同じく29名乗りバスの後輪タイヤが、
8月には山陽道・竜王山トンネル内でトラックの前輪タイヤが
バーストするという事故が発生しました。
幸い大事には至らなかったものの、一歩間違えれば、
大事故となりかねない事例ばかりです。
市が保有する乗合自動車は4台しかないにも関わらず、
約一年間で三度も走行中の車両の車輪がバーストするというのは、
はっきり言って異常です。

私は、このような事故がおきた一因として、
車の走行距離・タイヤ購入後の経過期間等に関わらず、
「不具合が出るまでは
 法に定められた最低限の車検・点検等のみを行うだけ」
という本市の車両管理のルールがあげられると考えています。
タイヤ等、車両の安全性に密接に絡む部分については、
走行距離・購入後の経過期間等、
一定の基準を設けて、まとめて交換する等、
より事前整備に力を入れた管理体制に改めるべきです。

また先程述べた通り、市は交換・修理等について、
「不具合が出た場合に随時、対応」というルールを取っています。
ところが、ここでいう「随時」とは、「市が連絡したら、すぐ、その場で!」
ということを意味しています。
このような要求に応えることの出来る事業者は少なく、
結果として、市の交換・修理等に対応している事業者は、
きわめて限定されています。
これでは交換・修理等の発注に際しては、競争性が働きません。
また一般的に、参入可能な事業者が限定されている状況では、
事業者との癒着が発生しやすいと言われています。
これらの点も踏まえて、
「即時対応が可能な事業者以外は参入できない!」
という現状を改めるべきです。

それでは以上、述べてきた内容を踏まえて具体的な質問に入ります。

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と、ここまでが前振りです。
次回以降は、ここまでの内容を踏まえての具体的な質疑内容を
お送りする予定です。
と言いながら、他の内容が入ってくることもあろうかと思いますので、
その場合は、ご容赦くださいませ。

それでは失礼いたします。


一般質問のご報告 ~管財課が管理する車両について×②

2011-12-16 12:29:31 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

現在、総務常任委員会の昼休み中。
昨日の忘年会で飲み食いしすぎて食欲がないこともあり、
昼ご飯は抜いて、ブログの更新など。
こんだけ来訪者数が多いと、燃えますし。
それでは早速、続きをご覧下さい。

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さて、より重大な問題として、
実際には修理等が必要な事態は発生していないにも関わらず、
修理等があったことにしている可能性がある
ということが、
あげられます。
こうした不審を抱く理由は三つあります。
一つ目は、先に挙げたものをはじめとする不自然な事例の多さ。
二つ目は、私の元に、きわめて不適切な運用が行われている
可能性があることを示す情報が寄せられたこと。
三つ目は、本市の車両管理に関するルールの問題です。

二つ目については、一旦措いて、
ここでは三つ目の車両管理に関するルールの問題を見ていきます。
本市が保有する車両のメンテナンスは、
「不具合が出るまでは法に定められた最低限の車検・点検等のみを行い
 あとは不具合が出た時に、随時、対応」
という形を取っています。
ここで、私が問題としたいのは
「不具合が出たときに、随時、対応」としている部分です。
こうした場合に必要となる交換・修理等を発注する際に、
上司の承認を得る必要はありません。

また交換・修理等の発注後、
発注内容に沿った対応がなされているかの確認を
発注者本人だけが行っている事例が存在します。

こうした運用上の問題だけでなく、
事後のチェック体制にも問題があります。
本市における事後のチェックは書面上のチェックが中心となっており、
実質的なチェック体制は、きわめて甘くなっています。

昨年度、神戸市において、物品調達事務に関わる職員が、
消耗品の架空発注等、法令違反の公金支出を繰り返し、
市に多額の損害を与えたことが明らかになり、大きな問題となりました。
神戸市は、この事態を重く受け止め、緊急調査を行っています。
その結果報告書では、以下の三点が、
重大な問題点として指摘されました。
すなわち
①本来であれば、発注前に所管課長の承認を経て発注すべき
  であるにも関わらず、事実上、その承認を得ることなく
  発注が行われている
②複数職員によって現物検査するというルールが遵守されていない
③事後のチェック体制は、監査も含めて、
  書類の記載や必要書類の添付漏れ等、書面上のチェックが中心であり、
  実質的なチェック体制が、きわめて甘い
という三点です。
これは本市が保有する車両の交換・修理等にも
共通して見られる問題であり、本市においても、
同様の問題が存在する可能性は否定できません。

市は、発注・検査体制の適正化を図るべきです。
また過去の事例について、
事業者に対する書面調査の実施・事業者からの関係書類の徴収・
市が保有する関係書類の照合及び職員へのヒアリングなど、
徹底的に調査するべきです。

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ここらへん、新聞等で報道された内容に合致する部分ですね。
続きについては、また別途。
それでは失礼致します。