西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

なんで、ネイティブに揶揄されるような英語表現が、普通に掲出されることになったのか?ここが一番、疑問なわけですが...

2024-05-30 14:39:10 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

今日の午前中は、西宮市民会館で行われた戦没者・戦災死没者・海外物故者・原爆死没者合同慰霊祭へ。
様々に思いを馳せる大切な機会を頂きました。
 ↓


という話からうって変わって、今日は、ちょっと自分の中で整理しかねている話ですよ。
まだ結論も出きっていないのですが、ちょっとお付き合い頂ければ、と。

市内各所に設置されている、通学路であることを通知し、注意喚起を求める看板。
基本形は、
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●日本語で「通学路注意!」
→横に、英語で「Beware of School Children!」と併記
-----
という形になっています。
 ↓


ところが、この表記が、どうもネイティブな方から見たときに違和感を感じる内容なのだそうな。
というのも、この表記だと「危険な子供に注意せよ!」的なニュアンスを持つらしいんですよね。
このことをSNS上でネイティブな方に揶揄されていることを知ったのが、つい先日のこと。
市の担当部署にも確認してみたところ、はっきり言い切りはしないものの、「そういう風に受け取られる可能性は否定できない...」的なことを言っています。

ただ、そうなると、なんで、こういう表現が市の広報啓発看板として採用されたかが謎なんですよね。
で、元をたどっていくと
-----
●西宮市には、情報をわかりやすく伝えるためのデザインや、効果的な配置についてのルールを定める西宮市公共サインデザインマニュアルがある
→公共サインは、このマニュアルに基づき表示・設置等を行うものとしている
●このマニュアルにおいて、「飛び出し注意!」=「Beware of pedestrians!」という文例が示されている
 ↓

●これを受けて、教育委員会は、英語部分については「Beware of School Children!」と表記することを決定
→以降、その表現を踏襲している
-----
という流れがあったことが分かりました。
でも、この流れを聞いても、「いやいや、そもそも最初に「飛び出し注意!」=「Beware of pedestrians!」という表記になったのはなぜ?で、通学路注意の表記を定める時にも、そういうチェックは入らなかったの?」と思うわけですよ。

公共サインマニュアルの担当課は「当時、秘書国際課を通じて、ネイティブの方にも確認した上で、採用した。今でも、この表現が必ずしもおかしいとは言えないと思っている!」と言っています。
でも、特におかしいとまでは言えないにしても、ネイティブな方から揶揄されているのは事実。
英語ペラッペラな知人に聞いても、「いや、ネイティブでなくても、おかしいよ!」と断言されました。
そんな表現が、こういう風に採用されているという経緯が、どうにも納得いきかねるんですよね。
そもそも、この公共サインマニュアルについては、策定された当初から、色々と思うところがあるわけで。
 ↓
「景観上よくないので...」というなら、他に規制するべきものがなんぼでもあるでしょ!?こういうとこに真っ先に手を出す姿勢は、ずれているとしか思えないわけで。@2019年10月のブログ
「道徳啓発系の看板は、今後設置しない!」は行き過ぎでは???引き続き、この問題、掘っていきます!@2019年11月のブログ

また今回、話題になったのは「通学路注意!」ですが、それが公共サインマニュアルに掲載された文例から始まって起こっているものであるなら、他にも同様の問題が起きている可能性は否定できません。
そういう意味で、総チェックが必要では?と思うわけですよ。

また、そもそも注意喚起看板に英語併記が必要なのか??という話もあります。
多言語表記が必要だというなら、英語以外の言語も必要だ!という話にもなり得るのでしょう。
でも、一瞬で通り過ぎる注意喚起看板に多言語表示するくらいなら、より視認性の高いデザイン・色(要はもっと目立つもの)にした方がいいのでは?)と思うんですよね、個人的には。
多国語を使わなくなれば、同様の問題は起こらないわけですし。

といった一連の話を担当部局にも伝えており、諸々、整理して回答をもらえることになっています。
話が整理できましたら、またご報告する機会もあろうかと思いますので、興味おありの方はお待ち下さいませ。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


各所管がバラバラに検討していた施設の新設や建替。今後は、公共施設マネジメント推進部会で全庁的視点からチェックが入ることになるようです!

2024-05-27 13:14:51 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市役所すぐにあった行きつけが、なくなってしまったのは痛恨ですが、やっぱり時々行きたくなりますね。
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さて本題、まだまだ続く3月議会×代表質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。

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【質問】
公共施設マネジメント推進部会において、施設総量の縮減に向けて推進体制の構築を図ってまいります」とのことでした。
昨年12月議会における私の一般質問に対して「施設総量縮減のための一定のルールづくりや対応方針について検討する」との答弁がありました。
推進体制の構築の必要性は、もちろん重要でしょう。
しかしながら、それを推進するために欠かせないのが「新規に公共施設を建てる際には、それ以上に施設面積を削減することが前提!」等、根本となるルールを設定することだと思います。
この点についての見解をお聞かせ下さい。
 ↓
【答弁】
公共施設マネジメントの推進にあたっては、行政経営改革本部の専門部会として、公共施設マネジメント推進部会を設置しており、これまで公共施設等総合管理計画の策定や施設総量の縮減等に関して検討を行ってきたところですが、同部会の機能強化を図ることで、施設総量の縮減に向けた推進体制を構築したいと考えております。
議員のご指摘のとおり、施設総量の縮減のために一定のルールづくりを進めることは必要なことだと認識しております。
これまで施設の新設や建替の際には、各所管において施設整備に関する事業の検討が進められており、施設の規模や機能などを施設マネジメントの観点で事前にチェックする機会を設けておりませんでした。
今後は、施設整備の検討を進めていく初期段階で、公共施設マネジメント推進部会において、事業の実施時期、床面積の妥当性、他の公共施設との集約化や民間施設の活用の可能性など、施設総量の縮減目標と整合性が図れているのか事前協議を行うことで、施設総量の縮減を図る仕組みを導入したいと考えており、現在、検討を行っているところです。
施設総量に関しては、中期目標として、施設の延床面積を平成21年度比で令和14年度までに3.26%以上縮減するという考え方をお示ししておりますが、令和44年度までの20%以上縮減のためには、更なる縮減が必要と考えておりますので、学校施設の長寿命化や市営住宅の建替え計画なども踏まえながら、施設総量全体の削減見通しについて整理を進め、長期目標達成のための方策について、引き続き検討を行ってまいります。
 ↓
【意見要望】
過去の遣り取りも踏まえ、前向きな方向での検討を進めて頂いていると感じており、評価します。
答弁内容に則った取組を進めて下さい。
その上で1点、申し上げます。
重要なのは、最低でも長期的目標を達成することであり、そのために必要な取組を推進していくことです。
とりわけ市営住宅の中でも大きな割合を占め、老朽化が進んでいる改良住宅についてはアセットマネジメントという観点から、きわめて重要でありながら、具体的な取組があまり進められていない点、大きな問題と受け止めています。
振り返れば、7年前の代表質問でも私は、この問題を厳しく指摘し、市も検討を進めることを約束しました。
 ↓
【ご参照】
市営住宅×管理戸数の削減を図るため、計画的な取組を進めるべきです!@2017年3月のブログ

また、その後も折に触れ、取り上げてきました。
にも関わらず、このような状況にあることに、強い責任を感じるべきです。
なお、この件については、会派の先輩である草加議員から委員会の場で厳しく追及して頂く予定ですので、その点、この場で申し述べておきます。

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ちなみに草加議員からは、改良住宅の建替という案件の巨大さに比べて、対応する組織の規模があまりにも小さすぎ、そもそも進めようとする意思が見えないこと等を厳しく指摘。
当局も厳しく受け止めている雰囲気を感じており、今後の展開に期待しているところです。

こういう形で、会派内で様々連携していけることもまた、我が会派の強みですね。
引き続き、仲良く元気に、でも厳しく励んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


庁内での通知・照会等に関わるルールを徹底しようとしていることを高く評価。この動きを会議や資料作成にも広げることを強く求めます!

2024-05-24 16:21:50 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

さくらFMへの初出演、(自分的には)無事、終わりました。
貴重な機会を頂いたこと、聞いてくださった方々に、心から感謝。
まあまあ緊張していたもので、終了後、開放感から一人で呑みに行っちゃいました。
(名前の修正は依頼済です。)
 ↓


さて昨日のブログの続きですよ。
お蔵入りもやむなし...と思っていたブログを引っ張り出すきっかけになったのは、5/13の総括室長会議で『庁内における通知・照会文書に関する事務処理の運用状況と庁内共通テンプレート(庁内照会依頼文)の利用等について』が議題に上がっていたこと。
「運用状況のモニタリング結果について報告しました」てなことが書かれている以上、ほっておくわけにはいきませんよね。
 ↓

上に示されているとおり、4/1から庁内での通知・照会に関するルールが定められました。
その内容がこちら。
 ↓


が、それを守っていなかった部署が存在する、と。
 ↓


今回は、その部署が所属する局の総括室長に、内容と部署名を伝えて、改善を求めたそうです。
そして次回以降については、部署名を公表することも考えている、と。
私としては今回から発表してもよいくらいだったと思っていますが、指摘した内容を、しっかり反映しようとしてくれていることは評価できます。
こういう姿勢だと応援したくなりますね!
 ↓
【ご参照】
重要なのは、進捗状況や徹底度の「見える化」を進めること。依頼や通知だけではダメなんです!@2023年11月のブログ

また庁内照会文書のテンプレートを作成したものの、あまり利用されていないという実態もあるようです。
こちらについても同様に全体状況の把握と公表といった徹底するための取組が必要だと思います。
 ↓


そして忘れてはならないのが、会議や資料作成を効率化させるためのルールの徹底。
 ↓
【ご参照】
会議や資料作成を効率化させるための第一歩。ここから取り組むべきは「徹底」です!@2022年9月のブログ

「通知や照会の状況把握は、総務課としても比較的容易にできる。でも会議や資料の状況となると、難しい...」というのは、よく分かります。
でも会議や資料作成の効率化は、庁内全体に大きく影響する話。
手間をかけてでも状況把握に努め、公表も含めて厳しい対応を取ることで、徹底するように持っていくべきだと思っています。
是非がんばってもらいたいところですね。

この件、今後も継続して見守るとともに、良い方向に持っていけるよう、私なりに尽力していきたいと思います。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


重要なのは、進捗状況を把握し、情報として開示すること。せっかくの取組を実のあるものに出来るよう、進めてもらいたいと思います。

2024-05-23 08:23:32 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

時々あるのが、せっかくブログ書いたものの、なんとなくまとまり切らなかったり、時機を逸したりして、そのままお蔵入り...という話。
そんなのの一つで、このままお蔵入りやろな...と思っていたものに光を当てるべき展開になってきたので、今日はそのご紹介ですよ。
それでは、どうぞ。

会議が多く、それにやたらと手間暇をかけているのが問題という認識は、西宮市役所側でも持っている模様。
そんなわけで、市としても会議時間の短縮、会議資料の簡略化・事前共有などを進めようとしており、それに対して、私なりの意見を言ってきているのは既報の通り。
 ↓
【ご参照】
会議や資料作成を効率化させるための第一歩。ここから取り組むべきは「徹底」です!@2022年9月のブログ

その後も、総務課が中心となって、事務負担の軽減に向けて様々な取組を進めていると聞いていました。
その一環として「庁内での照会・通知に関するアンケートを実施し、その結果を分析。今後の対策を整理しました!」ということで、今年の1月頃に説明を受けたのですよ。
 ↓


なるほど、そういう話があるねんなあ...と思いつつ、興味深く拝見したわけですが、書いてあった内容を、誤解を恐れず個人に例えると
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●スマホで連絡とるにしてもLINEにSMS・メッセンジャーにPCメール・スマホメールと、連絡方法が多様すぎる...
→うっかり見過ごしたり、見逃したり、忘れてしまったりということも起きがち
●LINEグループでのやり取りで「いや俺もう、ここから先の話には興味ないねんけど...」「今回、俺は参加できへんor興味ないって言ってるやん...」みたいな話が延々続いて、いちいちそれが通知されてくる
●「そんなもん俺が知るかいや、本人に聞いてくれ...」みたいなことを聞かれて、立場上、調べて答えざるを得ない
●「例の件」みたいなタイトルで送られてきて、なんのこっちゃか想像もつかないし、後で見返そうと思ってもどっか行ってしまって見つからない...
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みたいな話って、どなたでも多かれ少なかれあると思うんですよね。
んで役所内での通知や照会においても、同様のことが頻発していると言うことなんやな...と感じる内容が上のアンケートにはたくさん示されていました。
そして総務課として、そういう話を整理するために、以下の内容を今後の対策として示した、と。
  ↓


納得できる内容ですし、やって頂くのが良いと思います。
そして重要なのは、きちんと徹底することだと思うんですよね。
アンケートに対する回答の中でも「各局各課の取り組み姿勢を調査してはいかがでしょうか。実際の取組状況を開示させることで、他課との認識のずれがわかるのではないでしょうか。」という意見がありました。
大切なのは、まさに、そういう姿勢だと思います。
「取組の状況を把握し、情報として開示して明らかにする!」というのは、役所のような組織にとっては、きわめて有効であるはず。
せっかくの効果が期待できる取組ですもの。
ちゃんと役所全体でやらなきゃ、勿体ないですよね。
 ↓
【ご参照】
重要なのは、進捗状況や徹底度の「見える化」を進めること。依頼や通知だけではダメなんです!@2023年11月のブログ

ということは所管部署にも伝えており、今後の展開に気を付けていこうと思います。

というのが、元々書いていたブログ。
で、この度、この話に展開があったことが分かったので、次回以降で、その内容についてご報告したいと思います。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


コンサルによって業務見直しが行われた結果、多額の成果報酬を分捕られた件が新聞で大きく報道されました。こういうニュースがしょっちゅうあるのは、なんとも恥ずかしい...

2024-05-21 14:32:39 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

少し前に、
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●市がコンサル会社に委託して、業務の見直しを推進
  ↓
●結果、単年度の効果額2億円に対して1.3億円の支払いが発生
  ↓
●内容の乏しさと、それに比較しての成果報酬の高さに甚だモヤモヤしています...
-----
という趣旨のブログを掲載しました。
 ↓
【ご参照】
コンサルによる委託業務見直しの結果、約2億円の費用が削減されました。でも、この内容で成果報酬50%は美味しすぎるような。。。@2024年5月のブログ

で、この件、本日付・毎日新聞で大きく取り上げられています。
以下、紙面で赤囲みが該当記事。
私の名前と発言も取り上げていただきました。
なお著作権を考慮し、解像度を低くした上で、記事部分は読めないようにつぶしています。
 ↓


記事の詳しい内容は、こちらでご覧頂けますよ。
 ↓
事業見直しで2億円削減もコンサルに1.3億円支払い@昨日付・毎日新聞WEBニュース

以前のブログにも書きましたが、外部からの視点が入ったことで、これまで見直されていなかった部分が見直され、大きな金額が浮いたことは事実。
そういう意味で、一定評価できる部分はあるとも思っています。
(否定的に感じている内容が数多くあるのも、前掲のブログで述べている通りです。)

とは言うものの、
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●これほど大きなスペースを割いて批判的な印象を与える記事が新聞に掲載される
→しかも内容は客観的事実に基づいたものであり、決して偏ったものではない...
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というのは、なんとも恥ずかしい話と感じています。
1月ほど前にも、別の新聞紙上で財政の危機的状況が大きく取り上げられたところだというのに...
 ↓
【ご参照】
阪神版の1面×半分を割いて、西宮市の財政難が報じられたことに大きな衝撃。なお記事中で、私の名前を大きく取り上げて頂きました。@2024年4月のブログ

なお、1月ほど前の記事の一部はこちらでご覧頂けます。
併せて、ご覧下さい。
 ↓
メディア掲載事例@しぶや祐介HP

本来であれば、委託も含めた業務内容の見直しなんて、内部で行うべき話。
それを外部に委託せざるを得ないような財政状況に追い込まれてしまい、結果、このような話になっていることこそが大問題だと思うんですよね。
つくづくトップの責任は重い...

というボヤキ的な終わり方ですみません。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


条例対象地区への指定に伴い、ガールズバー×客引き問題への対策が進む雰囲気あり。私も協力していきます!

2024-05-20 11:31:28 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

色々あった土日のメインイベントは、土曜日の西宮北口駅×北西地域のガールズバー客引き対策会議。
「条例の指定土地に追加されたことは喜ばしい。が、これは、あくまで第一歩。対策を積み重ねていかなければ!」という意識を共有できているのはありがたいこと。
地域として、できる対策を進めていかなければなりませんね。

で、その場で県の担当者さんからも様々お話がありましたが「これを機に、対策を進めていかなければならない!」という意識を強く持っていただいているように感じて、ありがたや。
その第一弾として、5/31(金)に知事・市長も参加しての街頭キャンペーンを実施するそうですよ。
「午後5時半から」は、ちょっと早すぎるんちゃうの...とは思いつつ。
   ↓
兵庫県/客引き行為等の防止について@兵庫県HP


商店街を含めた地域としても
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●のぼりを設置しよう!
●禁止地区に指定されたことを周知するための店内ポスターを作成し、広げていこう
●警察の協力も得て、定期的にパトロールを行おう!
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等々、盛り上がっています。
よい感じですね。

繰り返しになりますが、この話は、一朝一夕で状況が劇的に改善するようなものではありません。
だからこそ、行政・地域・事業者が協力し、継続して取組を続けていくことが重要と考えています。
微力ながら、私もできる範囲で協力していきたいと思っています。

そして、以前にもブログで告知していましたが、その流れの中で(?)、私、さくらFMさんの番組に出演することが決まりました。
出演は5/23(木)の20:45頃からで、番組名は「LALALAにしきた90分!」。
どんな展開になるものやら、現時点で皆目見当が付いていませんが、よろしければご視聴下さい。
なかなかの緊張感ですね、これ...
 ↓
<第4週> LALALAにしきた90分! - SAKURA FM (sakura-fm.co.jp)


という、主に告知的な内容でした。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


「市民のボランタリーな活動」って、なんじゃらほい?シチズンシップとかリライアブルとか、なにかと横文字が出てくるよな...

2024-05-17 16:54:41 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

イーロン・マスクやサム・アルトマンなど「自由を重視する功利主義者のうち、きわめて高い論理・数学的能力を持つ者」=テクノ・リバタリアンが、どのように世界を変えようとしているのか?変えつつあるのか?を書いた、橘玲氏の著書。
 ↓

 ↑
仕事とやや関係する(?)話で言うと、
-----
●アメリカの社会は党派によって分断されているのではなく(有権者の大半は中道路線を支持している)、極端な候補が勝者になる選挙制度が社会を分断している
→投票制度を変えることで、もっとずっと良くなる
→そのための具体的な投票制度とは...
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といった辺りは興味深い。
しかし、こんな天才達でも世代間で感覚って大きく異なるものなんですね。

さて本題、代表質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。

■■■■■

【質問】
「市民社会を支える、市民のボランタリーな活動を後押しする市役所を目指してまいります」とのことでしたが、具体的な内容と目指す姿がよく分かりません。
もう少し分かりやすく説明をお願いします。
 ↓
【答弁】
第5次総合計画後期基本計画のアクションプランにおいては、地域課題の解決や住民自治を推進するため、行政と地域団体等多様な主体との間で課題を共有し、各々が密接に連携・協働していくことで、地域力の向上を図ることとしております。
また昨年7月に、西宮市参画と協働の推進に関する条例評価委員会から西宮市参画と協働の推進に関する条例(以下、「条例」といいます)の検証に基づき、まちづくりを進める上で、市と市民との協働に加えて、「市民同士の協働を促すような協働のあり方」についても条例に記載する事などの検討を求める提言書が提出され、市としましても、市民のシチズンシップを地域課題解決の力に生かしていくための環境整備が必要と考えております。
このため、市民同士の協働の視点等を踏まえた条例の一部改正を検討するとともに、取組のひとつとして、市民や団体間の情報交換や連携を促し、地域課題解決に向けた活動のサポートを行う市民交流センター機能をより効果的に発揮できる環境整備などについて検討する必要があるものと考えております。
また、地域と協働する関係部署による地域団体所管課連絡会議におきましても、行政からの依頼事項等の運用の見直しにより地域活動団体の負担軽減に向けた取組みを進めてまいります。
 ↓
【意見要望】
「行政からの依頼事項等の運用の見直しにより地域活動団体の負担軽減も図っていく」については、我が会派が主張してきた内容でもあり、しっかり進めて頂きたいと思います。
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(ご参照)
地域の力が必要と思うなら、職員さんも地域活動に参加しましょうよ! ~まずは、上の立場の人が見本を示すことからでしょ!?@2022年1月のブログ

また、それ以外の内容についても大きな違和感はありません。
ただ一点、「市民のシチズンシップ」や「ボランタリーな活動を後押し」といった、分かったような分からないようなフワッとした表現を多用することについては、改めて意見を申し述べたいと思います。
そもそも参画と協働を広く、多くの市民に対して求める以上、市民に分かりやすく・伝わりやすく、ということを意識するのが当然です。
横文字が出てくるだけで拒否感を持つ方は一定おられますし、そうした言葉の多様には強い違和感を持っています。
本当にシチズンシップが大切だと思うなら、そうした点にも目配りするよう要望しておきます。

■■■■■

「オープン、スマート、リライアブル」「市民のシチズンシップ」てな感じで、ぎょーさん横文字が出てきますが、どうにもピンときにくいんですよね、個人的には。
で、そこについて詳しく聞いていくと、がぜん具体性に乏しい話になっていくな...と感じることが多いのですよ。
なんだかなあ...と思う場面が、どうにも多い。。。

質疑の内容自体には、さしたる注目事項はないかと思いますが、こんな感じでした、というご報告として。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


本年4月1日時点の保育所待機児童数は、昨年から 65 人増えて121 人。この問題は、まだまだ本市における重要課題の一つであり続けると思われます...

2024-05-13 14:48:36 | すべての人にやさしいまちを実現するために

この土日のメインイベントは、土曜日に開催された伏原町自治会の創立50周年記念式典&総会。
ご縁を頂いて会員・役員・事務局長・顧問など様々な立場で、かれこれ20年以上関わりを持たせて頂いています。
50年の間には阪神淡路大震災やコロナもあったわけで、口で言うのは簡単だけど、ほんとにすごいこと。
この翌日には自治会による恒例の公園清掃にも参加してきたわけですが、改めて、多くの方々によって地域の力が成り立っていることを感じる、良い機会を頂きました!
 ↓


さて本題。
本日、令和6年4月1日時点での、本市の保育所待機児童数が公表されました。
国の定義に基づく待機児童数は、昨年から 65 人増加して121 人。
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待機児童に含まれない児童を含めた、保育所等へ入所できなかった方も 146 人増加して1,258 人となっています。
 ↓


なお「保育所等へ入所できなかった方」と「国の定義に基づく待機児童数」に差が生じるのは、以下のとおり「育児休業中の方」や「特定の保育所等のみを申込されている方」は「国の定義に基づく待機児童数」には含まれないから。
なので保育所への入所を希望する保護者の実感と、「国の定義に基づく待機児童数」の差には、かなり乖離があるように思います。
 ↓

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●本市の保育需要率(≓保育所に子供を通わせたいと考える保護者の割合)は政令市・中核市平均に比べて低いことから、今後も需要率は増加すると考えている。
●そのため、引き続き、対策を講じなければ待機児童数は増加に転じると考えている
●全国的な保育所等の利用児童数のピークは令和7年とされているが、本市のピークは全国の状況から少し遅れて到来すると見込んでいる
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という考えが示されたのは、昨年の3月議会でのこと。
概ね、市の予測通りに事態は推移していると思われ、本市では、まだまだ保育所の待機児童問題は、市政における重要な課題の一つとしてあり続ける可能性が高いと考えています。
 ↓
【ご参照】
保育所の利用希望者数がピークを迎えるのは令和7年度以降。少なくとも、それまでは待機児童対策を進める必要がある!という考えが示されました。@2023年2月のブログ

なお年齢別の待機児童・利用留保児童数(とりわけ待機児童数)を見ると、1.2歳児への供給を強化するべきなのは明らか。
 ↓


なのに0~2歳児を対象とする地域型保育施設について、厳しい条件を付けたうえでの募集しか行おうとしないのは、どうにも解せない...
今となってはピークが見えてきたこともあり、応募する施設があるか自体が怪しいですし、手遅れの感は否めないんですけどね。
つくづく、いろんなことが後手に回っていると思います。。
 ↓
【ご参照】
保育所待機児童数は前年度に比べると減少。とはいえ、まだまだ出来ることはあるはずなわけで。@2021年5月のブログ

なお、そうした観点からは、同僚のたかの議員が提案している「認可保育所の年齢別定員の見直し」は、非常に重要な視点だと思っています。
この件、実現に向け、会派としてしっかり推していかなければなりませんね。
 ↓
一般質問のご報告、最終回。ガチ論戦の模様をどうぞ! | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

この状況を受けて、「今後も不足する1、2歳児の受入枠拡大に向けて、より重点的に取組みを進め、待機児童の早期解消に努めてまいります。」と言っているわけですから、それなりの内容を進めていくのは、市の責務。
 ↓


石井市長の重要公約の一つでもありますしね。
 ↓
みんなの声からつくった石井としろうの公約 | 石井としろう 西宮市長 (toshiro.jp)


この件、引き続き、強い関心を持って推移を見守ると共に、私が必要と考える指摘・提案等、行ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


コンサルによる委託業務見直しの結果、約2億円の費用が削減されました。でも、この内容で成果報酬50%は美味しすぎるような。。。

2024-05-10 15:43:32 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

人事院の有識者会議が中間報告をまとめ、人事院も今夏以降の勧告に反映させる方針とのこと。
 ↓
官僚の人材確保「危機的な状況」「対症療法では対処できない段階」…人事院の有識者会議 @読売新聞WEBニュース

地方自治体の人事給与制度は、人事院勧告の内容に大きく影響を受けます。
なので、とりわけ『能力・実績主義を徹底し、「脱年功序列」の動きを強めるよう提言した。人事制度を改善し、採用年次に関係なく、能力の高い職員を重要なポストに登用することや、職務内容で報酬を定める仕組みを拡大することなども盛り込んだ。』という辺りは興味津々ですね。
夏以降に示される勧告内容が、大いに気になるぞ。

これだけ厳しい財政状況にも関わらず、「人事院勧告を受けて」ということで全階層の職員のベースアップを実施した西宮市。
これから勧告される内容も、厳しい内容も含めて、厳密に反映しなければ筋が通りません!
今後の展開を、しっかりと見てまいります!!
 ↓
しぶやの市政報告77号×裏面@2024年4月発行


さて本題。
昨年6月議会で
-----
●市が支出する委託料(施設管理、清掃、警備など)、使用料及び情報システムの賃借料、消耗品費等を対象に
→外部事業者に対して契約内容の分析、コスト削減等の企画立案、コスト削減に向けた具体的活動支援等を委託
→年間削減効果額の半分(!)を成果報酬として外部事業者に支払う
-----
という内容が提案されました。
-----
●全国的にも先例があまりないレアな事例である上、最大4.3億円もの巨額の費用が必要
→にも関わらず、議会報告なしに進められており、実質的には事後承諾...
-----
という手続きのまずさに加え、効果額の算定方法・算定対象などに整理し切れていない面があったことから、私自身、この話には甚だモヤモヤするところがありました。
また議会や一部のマスコミ関係者からは「思いつき的要素が強すぎるのでは?」「怪しい背景があるのでは?」等、様々な声も上がっていました。
 ↓
【ご参照】
民間の知識やノウハウを活用したコスト削減が進められます。その過程には、色々と疑問もあるわけですが...@2023年8月のブログ

で、その結果が本日の総務常任委員会で報告されたわけですが、結論から言うと見直しによって、年間2億円程度の費用が削減される見込みだそうです。
それだけ見れば、良い話。
が、どうも手放しで褒める気になれないんですよね。

というのも、見直し内容と効果額の多くは委託業務の実施回数や頻度、人員・配置の見直しによるものだったから。
いや、こんなん他所から言われんでも所管で見直しましょうよ...
「固定費3千万円+成果報酬支払額(=50%)」なので、受託事業者の側から見れば、これで約1.3億円の売上。
・・・美味しすぎて笑いが止まらんのでは? と思うのは私だけですかね。。。
 ↓



ちなみに同様の取組を実施した他自治体の状況は
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横浜市はR5~R6が固定費約3000万円+成果報酬40%で、R6~R7が固定費約2000万円+成果報酬40%。成果報酬50%の西宮市より成果報酬の率が低い。
渋谷区は固定費+成果連動型だが割合は非開示。ただしR3実施で削減額2.9億円支払額0.95億円とのことなので、西宮市より安くに委託していることは明らか。
-----
といった感じです。
やっぱり、西宮市の条件って美味しかったんでしょうね...
週刊東洋経済の特集がタイムリーすぎてイヤになる。。。
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繰り返しになりますが、こうも色々考えさせられる結果になった本質的な問題点は、各所管にあると思っています。
だって、これらが問題だというなら、担当する部署部署それぞれが強い責任感と問題意識を持って見て、とっくに見直されているべきだと思いますもの。
とりわけ「昇降機保守の契約年数を1年から5年に改め、遠隔点検を導入したことで40%近く、3740万円の費用を削減できました!」という話については、強烈な不満を持っています。
というのも、私は過去から保守業務の複数年契約化を求めてきたから。
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●何故これまで、できなかったのか?
●今回できるようになったのは何故なのか?
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という点について、強い違和感を持たずにいられません。
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【ご参照】
年間2,000万円以上、安くなった機械警備業務。こういう成果を取ることこそ、議員の醍醐味だと思うわけで(^^)v@2018年9月のブログ

一方で、これまで見直されていなかった問題について、外部からの視点が入ることで是正され、大きな金額が浮いたというのも、また事実。
そういう意味で、一定評価できる部分はあると思っています。
とはいえ、やっぱり成果報酬50%は高すぎたのでは...という思いは否めないわけですよ。
ぶっちゃけた話、同じ条件なら私、これまで学校の漏水とかホスト・サーバーとか夜間の巡回業務とか校門警備業務とかで、2億や3億はもらえるってことやよな...と思っちゃいますもの。
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活動実績@しぶや祐介HP

今回の内容を踏まえ、改めて、各部署においてゼロベースから現在の業務を見直すこと。
それによって、きちんとした見直しを行い、成果を得ること。
そのためには得意の「研修を行います!」で終わるのではなく、最低でも
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●見直しによって費用削減が見込める業務を漏れなくピックアップし、他自治体との比較など、今回得た知見を活かして見直すこと
→その内容に漏れ・抜け・不十分な点がないかと言った点を、予算査定時に個別に確認すること
(※枠配分予算への傾斜によって、弱くなっている財政による個別査定機能を向上させることも必須!)
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といったところが必要だと思っています。
そして、こういう取組があって初めて、今回の内容を前向きに評価できるようになるんやろな...とも。

今回、見直すべきとの指摘があった内容について、局長からは「率直に言って悔しい...」という発言がありました。
私も少なからず同じ思いを持っていますが、大切なのは「外部から言われるまで、こういうところに気付かなかった・正せなかったのは悔しい...」という思いを、より多くの職員さんに持ってもらうこと。
そうなるようにするための取組を進めていくことだと思っています。
引き続き、そういう方向でも力になれるよう努めてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


二酸化炭素排出量を削減するために、公用車を電動車に変えていくのも、もちろん大事。でも、それ以上に大切なのは、他市より圧倒的に多い公用車の台数を減らすことです!

2024-05-07 11:08:43 | 自然環境に対する意識の高いまちを実現する

阿久井選手・井上拓選手が勝利した日本人対決ならではの気持ちを感じる試合に手に汗握り、武居選手の8R・12Rの劣勢に悲鳴を上げた後、迎えたメインイベント。
1Rの井上尚選手のダウンで30数年前の マイク・タイソンvsジェームス"バスター"ダグラス を思いだして、またまた悲鳴上げてしまいましたが、その後の盛り返しからの勝利は圧巻。
良い試合ばかりではあったものの、判定試合が続いた後だけに、最後に井上尚選手の圧巻のKO劇が待っていると、イベント全体の盛り上がりが違いますね。
9月頃に予定されているらしい、次の試合も楽しみで仕方ない。
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ドーム決戦、井上尚弥が貫禄のKO勝ち…「まさかの展開」もタイソンの二の舞踏まず@読売新聞WEBニュース


さて本題、代表質問のご報告の続きですよ。
それでは早速、始めます。

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【質問】
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●令和3年に表明した「2050ゼロカーボンシティにしのみや」の実現に向け、全庁的な課題として環境問題へ取組を進めている
●取組を加速するため、国の交付金も活用し、再生可能エネルギーの公共施設への導入や公用車への電動車の計画的な導入など二酸化炭素排出量削減に資する事業を順次開始してまいります
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とのことでした。
こうした取組の重要性は言うまでもありません。
一方で、公用車については、二酸化炭素を排出する公用車自体を減らすことも重要という観点を強く持つよう、会派として継続して訴えてきました。
先般、示された財政構造改善基本方針の中でも公用車台数の削減は歳出削減のため取り組む内容の一つとして上げられていましたが、
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●これまでの取組にはなにが不足していたのか?
●どうやって台数削減を進めていくのか?
●どの程度の規模を目指しているのか?
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お答え下さい。
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【答弁】
ゼロカーボンシティの実現に向けましては、電動車の導入と共に公用車の台数削減についても取り組むべき課題と認識しており、行政経営改革中期実行計画に加え、財政構造改善基本方針に基づく取組におきましても、公用車保有台数の削減に取り組むことをお示ししたところです。
削減台数につきましては、公用車の使用状況を分析した結果、令和5年度に14台の削減を進め、令和6年度におきましても5台の削減を予定しておりますが、今後の利用状況を見ながら、さらに削減を進めてまいります。
また公用車の使用は、業務の効率化のために必要なものでありますが、漫然と使用するのではなく、使用効率を高める取り組みも必要であると考えます。
費用対効果や、二酸化炭素排出量の削減、交通事故防止などの観点から適正な利用を進めるため、近距離の場合は、荷物の運搬などを除いて徒歩や自転車を利用することや、安全運転対策などの公用車の使用に関する具体的なルール作りも検討してまいります。
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【意見要望】
この件、会派として継続して取り組んでいるところですが、類似他市に比べて保有台数が100台以上も多い割に、「令和5年度に14台の削減を進め、令和6年度におきましても5台の削減を予定」と、大きな成果が見えてきません。
答弁で述べられた内容も含め、課題の多くは明らかになっているものと認識しています。
強い問題意識を持って、取組を進めて頂きたい。

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この件、最初に取り上げたのは2012年6月議会でのことでした。
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それから、なんと12年。
毎年の予算要望等でも継続して是正を求めてきましたが、その後も亀の歩みのようなスピードでしか台数削減は進められておらず、他の類似都市に比べて圧倒的に所有台数が多い現状に変化はありません。
最近の本市の状況については、下のリンク先から始まる、同じ会派のたかのしん議員の一連の内容が非常に分かりやすいので、興味のある方は是非ご覧下さい。
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公用車の保有台数が多すぎます! @西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

こういう分かりきった問題にさえ、なかなかメスを入れることさえできないところにも、本市の財政危機の一因があると思うんですよね。
引き続き、しっかり追いかけていかなければ!
と宣言して、今日のブログはこれにて失礼いたします。
帰ったら、も1回、井上尚選手の試合を見るのが楽しみで仕方ない♪