西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

市立保育所でのおむつ廃棄は実現するのか?保護者の意向を確認するため、アンケートが実施されています!

2021-09-29 15:07:13 | すべての人にやさしいまちを実現するために

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
 ↓
2021年9月の記者発表@西宮市HP
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午前中に新型コロナワクチンの2回目接種に行ってきたのですが、う~わ、早くも熱出てきた...
しかも明らかに、ここから熱上がっていきそうな雰囲気ですね、こりゃ。。。
というわけで完全にダウンしてしまう前に、進捗があった話について、ご報告など。

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●西宮市立保育園では、子供たちが園で使用した紙おむつを保護者が持ち帰る運用になっている
⇒これについて改善を求める保護者の声を複数、受けた
⇒感染症予防や保育士の負担軽減という観点からも運用を見直すべき
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と考え、議会でも提案しているのは既報の通り。
 ↓
【ご参照×市政報告66号@2021年7月発行】


市もこの内容を真摯に受け止めてくれており、約束通りアンケートを先週、実施してくれました。
ちなみにアンケートは
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調査対象:公立保育所に在籍する0~2歳児の保護者
調査方法:よいこネットのメール機能を用いて、配布-回答を行う
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という形で行われたとのこと。
調査方法が「よいこネットのメール機能を用いて」というあたり、つくづく便利な時代ですね。
こういう風にツールを活用するのは素晴らしいことだと思います。

なお、アンケートの内容は
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おむつを園で処分することを希望しますか
-希望される場合、月額300円程度の保護者負担金が生じても園での処分を希望しますか
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という、いたって簡潔なもの。
なお月額300円という金額は、園処分にあたり要する経費から割り出したもの。
「公費負担で実施するか実費負担とするかは未定だが、先行他市で実費負担を求めているところもあることから、参考に尋ねることとした」とのことです。

そんなこんなも踏まえて、是非とも多くの回答が得られれば…と、私はもちろん、市の担当課も思っております。
関係される皆様には是非是非アンケートへのご協力をよろしくお願いします。

しかし、こうして前向き、かつ速やかに対応して頂けるというのはありがたいことですね。
担当課の姿勢と取り組みを高く評価したいと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


空き部屋だらけの両度町特定公共賃貸住宅に動きあり。今後の展開に大いに期待します!

2021-09-27 13:25:31 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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「今年は不祥事がないなと思ってたら、懲戒処分に続いて、これですか...」と、新聞記者さんに言われてしまいました。
情けないやら恥ずかしいやら、あまりにも自覚がなさすぎます…
しかし、ほんと、ここまで不祥事が続出するというのは一体何なんですかね。。。
 ↓
西宮市消防局職員 酒気帯び運転などの疑いで逮捕|NHK 兵庫県のニュース

さて、本題。
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●西宮北口駅からすぐの場所にある両度町特定公共賃貸住宅が空室だらけになっている
⇒過去10年以上にわたって新たな入居者は存在しない...
⇒隣にある、ほぼ同条件の県公社住宅は満室なのに...
⇒この10年間で失われた家賃収入は、実に約1.7億円...
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という、すさまじい現状にあることを指摘し、改善を求めたことはブログや市政報告でもお知らせしている通り。
 ↓
【市政報告65号×2021年4月発行】


これについて、市は兵庫県宅地建物取引業協会芦屋・西宮支部(以下、宅建協会)および宅建協会が選定した不動産仲介業者と協定を締結。
9月から、仲介業者による募集と広報が始まりました。
これまでは市営住宅への入居希望者のみを対象とした募集しか行っていなかったのが
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●民間不動産業者による物件紹介
●民間賃貸住宅情報サイトへの掲載
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が普通に行われるようになったわけで、今後の展開に大いに期待できるものと考えています。

私自身、この物件が長年こうした状況にあることを認識できていなかったことは痛恨の極みだと思っています。
一方で、遅まきながら、状況が改善されることに期待したいと思いますし、それに前向きに協力してくれている所管課の姿勢には素直に敬意を表したいと思います。
しっかり、事の推移を見守っていかなければなりませんね。

というわけで今日のブログは、この辺で。
13時30分から、決算特別委員会の午後の部が再開されますし、こちらも頑張ってまいります。
それでは失礼いたします。


西宮北口×ガールズバー客引き問題のその後。

2021-09-24 08:38:09 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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先日、西宮北口駅×北西のガールズバー客引き問題について協議するため、にしきた商店街・JR甲子園口ほんわか商店街の役員さん、県会議員さんと一緒に西宮警察署に行ってきました。
 ↓


この件、ご意見いただくことが多く、私自身も強い問題意識を持っています。
一方で、
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●法の下、客引きをする側・ビラを撒く側の権利も保証されている
⇒行政・警察から一方的に中止するように!という方向での指導等はできない
⇒法律で権利が保障されている以上、それを一方的にダメとする条例等を制定することもできない
●商店街とガールズバー事業者とで話し合いも行われたが、着地点を見つけることはできなかった
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といった要素もあり、正直なところ、手づまり感が非常に強いんですよね…
 ↓
【ご参照】
にしきた商店街、立つ!この動きが西宮北口×北西のガールズバー客引き抑止につながることを強く期待します!!@2020年10月のブログ

先日、西宮警察さんにお邪魔したのは「『道路交通法に基づき、ビラ配りをするには利用許可申請が必要!』とすることはできないのか?」という点を確認するため。
ただ、これについても過去の判例等から判断して、そうした運用は不可能という結論でした。
緊急事態宣言下での営業なんかとも相通ずる部分がある話ですが、こういう話って、ほんと難しい…

一方で、西宮警察署長からは「地域がパトロール等を行うことになった場合に、一緒に動くことはもちろん可能!」という言葉を頂くことも出来ました。
また西宮市についても、当然、同じ方向であれば協力できる旨、確約を得ることができました。
ただし
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●あくまで地域が主体
●客引き・ビラ撒きすること自体がだめ!という方向で指導するという趣旨ではない!
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という前提付きではありますが。
ここは法治国家である以上、如何ともしがたいということになるのでしょうね…

この話、一朝一夕でどうこうなる話ではありません。
そして地域の協力がないまま、行政側からの指導等によって、一方的になんとかできる話でもありません。
けれども、なんとかしたいという思いを多くの方がもっていること、実感しています。

少しでも良い方向に話を持っていくことができるよう、私なりに協力していきたいと思います。
そして今日は決算特別員会。
市政の改善に資することができるよう、私なりに努めてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼します。


部長という立場と、起こした事件の落差に愕然... 急務なのは、不祥事が止まらない現状を正すことです!

2021-09-22 09:15:03 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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またもや恥ずかしいニュース...
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市職員、免許の失効中にマイカー運転 「記憶はない」と虚偽報告@9/21付・神戸新聞WEBニュース

上の内容と被りますが、経緯を整理しますと
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●昨年11月に「当時、部長職にあった土木局所属の市職員が、運転免許証の有効期限が切れた状態で週2~3回、自家用車を運転していた」という匿名の通報があった
 ↓
●人事部が本人に事情聴取したところ「免許失効は事実だが、当該期間に自動車を運転した記憶はない」との回答があった
 ↓
●一旦、不問に付されることになった
 ↓
●その後、令和3年7月17日に本人から、免許失効期間中に自家用車を運転していたことの報告があった
 ↓
●今回、戒告処分となった
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ということですね。
市の発表資料は、こちら。
 ↓

ちなみに「匿名での通報」は、私のブログ記事に対するコメントを指しています。
これを受けて、私から人事部に対して、事実関係の確認を依頼したことをきっかけに、今回のことが明らかになったということですね。
当時の通報内容等については、以下のブログのコメントからご確認いただけます。
 ↓
【ご参照】
職員を派遣したら「やっぱり、この内容でOKなんや!」と受け止められて当然でしょ?つくづく、役所って。。。@2020年10月のブログ

この顛末自体にも、いろいろと思うところはありますが、そのことは敢えて、横に措くといたしまして。
つくづく、こういう「匿名での通報」が市の窓口でなく、私のような一議員のところに来るということ自体よくないと思うんですよね。
それって市の窓口が信用されていないか、そうした窓口の存在が認知されていないということの、何よりの証拠だと思いますし。
そんなことにならないように、ちゃんと制度の見直しを進めていくべきだと思っています。
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●内部通報の窓口および調査委員会を弁護士など第三者に限定する
●職員全員に対して、きちんとその存在や重要性・機密保持が徹底されることを情報共有する
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といった取り組みを進めるべきだと考えています。
 ↓
【ご参照】
議員へのタレコミがあること自体、仕組みが機能していない証拠では?第三者を中心とした、告発への対応体制を整備するべきです!@2020年12月のブログ

私個人のことで言いますと、情報提供に努めると共に、頂いた情報やご意見などに自分なりに真摯に取り組んできたことの意味を強く感じています。
貴重なご意見や情報をお寄せいただいている皆様に、あらためて感謝申し上げると共に、引き続き、地道にコツコツ市政改善のため職務に邁進していくことをお約束します。
それでは今日も一日、頑張ってまいります!


40歳未満へのワクチン接種推奨には大賛成。でも、その手段がコーヒー券配布ってのはどうにも違和感があるわけで…

2021-09-19 11:31:28 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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第3日曜日恒例の公園清掃→地域会議終了。
様々な団体等の代表の方のお話をお伺いしていても、つくづくとコロナ禍の中、学校も地域も試行錯誤しながら、様々な活動を進めていることを実感しますね…
いくつか宿題もいただきましたし、きちんと対応しなければ。

さて本題。
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●ワクチン接種率の向上が、新型コロナウイルス感染症拡大防止に有効とされている
⇒一方で、 40 歳未満の若年層の接種率が他の年代と比べて低い状況にある
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ことを受けて、40歳未満を念頭に置いたワクチン接種促進策が先週後半に示されました。
内容は、こちら。
 ↓


「1」の内容、とても大切だと思います。
とりわけ「副反応が不安...」という声は一定あることと思いますし、よくよく理解できますし。
是非とも心配されている方・不安に思っている方が納得できるような内容を示したうえで、「やむを得ない事情のある方を除いては可能な限り、積極的に接種を受けてほしい!」ということを、市の姿勢として示してほしいと考えています。

一方で、ものすごい「???」となったのが「3」で示された内容。
 ↓
【ご参照】
西宮市 若い世代にコーヒー券配布 ワクチン接種と販売促進に@9/16付・NHK WEBニュース
 ↑
こちら、
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●市内の小売産業の支援と、若年層のワクチン接種につなげることを目的に
⇒令和 3 年 10 月 1 日~31 日の間、にしきた会場で1 回目のワクチンを接種した18 歳~39 歳の方に
◇11/30が使用期限のコーヒー利用券500円分をプレゼント
◇抽選で、折りたためるマイカップ、コーヒーゲートアソートセット等をプレゼント
◇市内企業に対しても、CSRの一環としてのノベルティグッズ等の協力を依頼
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という内容とのことなのですが
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①なんで、コーヒー券だけ?
②費用対効果が低すぎるのですが??
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という二点について疑問を持っておりまして。

①はコーヒー券に決め打ちという、選択性のなさ。
コーヒーって完全な嗜好品ですし、好きじゃない人、飲めない人もいらっしゃると思うんですよね。
本来の目的はワクチン接種の推進なわけですし、その目的に寄与することを目指すなら、より利便性の高いQUOカードとか図書カードを配る方がよっぽどいいと思うのですが、いかがでしょう?
そういう方向なら、宝くじを配るとか抽選方式でもっと高額な景品を配るという手もあると思います。
また、なんとしてでも市内産業の支援策と絡めたいということであったとしても、
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●ふるさと納税的な形で選択肢を増やすとか
●適切な感染症対策を講じた飲食店を対象としたお食事券を配るとか
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もっと選択肢を増やす手段はあるのでは???と思うんですよね。
 ↓
西宮市のふるさと納税×返礼品とお申込み方法@西宮市HP

次に②の費用対効果について。
あくまで予算ベースの話ですが、この事業を実施するのに必要な費用は1500万円。
このうち本来必要となる費用であるコーヒー券・景品に回るのは900万円だけで、残りは受付費用とかとのこと。
いやいや、それって効率悪すぎるのでは???
 ↓


もちろん、40歳未満の方々へのワクチン接種促進策の必要性に異論はありません。
とは言うものの、この施策にはどうにも疑問を持たずにいられません。
ほんま、なんで、こんな話になるんやろか…

というような、いろいろと言わずにはいられない話がほかにも複数ありますので、引き続き、そちらについても次回以降でお知らせしてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


人事制度の改革こそが、市民サービス向上のために必要な一丁目一番地。引き続き、改善に向けて力を尽くしてまいります!

2021-09-17 09:23:23 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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心配していた雨風も、どうやら、そこまでひどくはならなさそうな…
 ↓

 ↑
結果的に大きな被害は出ていませんが、今年は週末に大雨等の予報が出ることも多かったですよね。
その度、多くの市職員さんが万一の場合に備えて泊まり込み対応を余儀なくされており、つくづく公務員も大変やな...と思います。
このまま、何事もなく過ぎてくれることを願うばかりですね。

さて本題、6月議会での一般質問のご報告の続きです。
えらいことずれ込んでしまいましたが、これにて、ようやく最終回。
長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。
なお、この話にかかわる前振り部分は以下の通りです。
 ↓
【ご参照】
西宮市政をより良くするための要は、職員のやる気を引き出し、士気を向上させること。そのためのカギこそが人事・給与制度と考課にかかわる諸問題の是正です!@一週間前のブログ 

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【質問⑦】
そもそも、なぜアンケート実施後、1年半以上もたつにもかかわらず、アンケート結果を踏まえた包括的な対応策が示されていないのか?
このような姿勢や対応が職員の士気低下につながっていると考えるが、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁⑦】
令和2年3月に職員アンケート結果を市のグループウェア上で公開した。
その中で、不祥事再発防止に向け、効果的であり、すぐに対応可能であるものについては、すでに個別に実施している。
これまで生じた不祥事事案は、個人の公務員としての倫理観が欠如していたもの、個人的な資質によるもの、組織として違法行為を未然に防止する取組みが欠如していたことなど様々な原因があると認識している。
議員ご質問の体系的な対応策については、3月定例会でたかの議員の一般質問でもご答弁したように、今後、できるだけ早い段階でお示ししたいと考えている。
 ↓
【意見要望⑦】
これだけの期間が経ったにもかかわらず、返ってきた答弁は「今後、できるだけ早い段階でお示ししたい」というものでした。
そもそも議会からの指摘を受けてアンケートは取る。
でも、それに対する格段のレスポンスはない。
せっかく勇気を出して提出した意見もたなざらしにされたままで、変わる・変えようとしている様子は皆目見えない。
このような現状こそが、職員のモチベーションを著しく下げているという自覚を持つべきです。

人事・給与制度や、それと連携する目標管理制度は活力ある組織を作っていくための極めて重要な基礎です。
そこをないがしろにして、組織が力強く発展し、職員が士気高く活躍すること等ありえません。
やる気のある職員が評価され、強いモチベーションをもって職務に邁進する。
そうした雰囲気が、他の多くの職員にも波及し、市役所全体が活力ある組織に生まれ変わる。
このような連鎖を産み、育てるための具体的な取組を進めていかなければなりません。

質問で取り上げた給食の事例もそうですが、新型コロナワクチンの集団接種でも「当初の予約受付は、年齢による区分は一切なし」「抽選等も行わず、早い者勝ち!」「第2次の予約受付は65~79歳はWEBのみ」など、「なんで、そうなるの?どこでそんなことが決まったの??」と思うことが沢山ありました。
多くの職員が意識高く、風通しの良い組織だと感じ、自由闊達に意見を交わしながら働いていたなら、ここまで次々と、もっと良い対策があるのでは???と思わせられることが起きたりはしなかったのでは…と思っています。
改めて、職員が高い意識とやる気をもって職務に励むことにつながる制度設計に取り組み、その運用を進めていただくよう強く要望します。

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これだけ不祥事が発生する背景には、長年積み重なった様々な要因があるのでしょう。
それを一発で吹き飛ばすことができるような一撃必殺の技なんてないのだと思っています。
だからこそ地道な対策を考え、練り上げ、実行していく。
その積み重ねの先にしか、活力ある組織を実現できる道などないのだと思っています。
そして、それがない限り、いろんな意味での市民サービスが大幅に向上することなど、ありえないのだろうとも。

繰り返しになりますが、こここそが市役所の在り方を改善するための一丁目一番地だと、私は思っています。
微力ではありますが引き続き、改善に向けて力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


上の受けはいいけど、横と下には…な人っていますよね。そういうのを俯瞰的に見るためにも、360度評価は有効だと思うわけで。

2021-09-15 17:45:23 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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今週月曜日から予約が始まった、にしきた接種会場での集団接種。
少し前までは「ぜんぜん予約が取れない…」という感じだったのに、今は余裕で取れる感じになってきているようですね。
丸一日以上たった今朝の時点で半分以上残っているとか、頭打ち感が激しいなあ…
万一かかってしまった場合の重症化を避けるため、そして大切な人に迷惑をかけることを防ぐため、可能な方には一人でも多く接種して頂きたいと思っています。
まだの方は是非是非、接種の検討をお願いします。
 ↓
新型コロナウイルスワクチン集団接種(予約システム等)@西宮市HP

さて本題、いよいよ残すところ、あと僅かとなってきた一般質問のご報告です。
今回も含めて、あと2回で終了予定ですので、最後までお付き合いくださいませ。
なお、この話にかかわる前振り部分は以下の通りです。
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【ご参照】
西宮市政をより良くするための要は、職員のやる気を引き出し、士気を向上させること。そのためのカギこそが人事・給与制度と考課にかかわる諸問題の是正です!@一週間前のブログ 

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【質問⑤】
 局長の業務目標と達成状況を市HP上に公開するとともに、部長・課長等、管理職の業務目標を連関する形で設定し、その目標に基づいて考課するべきと考えるが、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁⑤】
市の施策を進めるうえで、組織として取組むべきことを各局の目標として示し、部・課長をはじめとする各職員の目標に落とし込むことで、目標の共有や施策の実施目的の明確化を図ることができるなどの効果が見込まれます。
また、組織目標と、人事評価における目標管理や予算編成などとを連携させることで、政策マネジメントのツールとして活用している自治体も多く見受けられます。
本市におきましては、行政経営改革前期実行計画において、行政評価の見直しを掲げており、これまでの施策評価に代わる評価手法として、他市の事例等も参考に検討してまいります。
 ↓
【意見要望⑤】
答弁は前向きなものでした。
様々な事象は、公開度や透明性を上げることによって質が向上し、緊張感もうまれます。
目標は立てるだけでは意味がなく、それを明らかにし、全体のものとし、その進捗を検証し、明らかになった問題・課題を是正していってこそ、価値あるものとなります。
そうした認識を持って、取り組んでいただくよう要望します。


【質問⑥】
職員自身が手を挙げ、希望する業務・部署へ異動を申請できる「庁内公募制度」「FA制度」、上司だけでなく、同僚・部下も人事評価を行う「360度評価」等、複数の目による人事評価につながる制度を積極的に導入するべきと考えるが、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁⑥】
令和2年度中に実施した、職員の手挙げ方式で実施した短期集中型プロジェクト「タスクフォース」のような庁内公募制度は、組織の活性化と職員の士気の向上に繋がる仕組みであり、今後、人事制度等への活用範囲拡大を検討する。
360度評価について、一部自治体で導入していることは認識している。
360度評価については、管理職が自己の職務公道やマネジメントの手法について、部下や同僚からどのように受け止められているのか知ることができ、自身への気づきを促し行動改善を支援することが繋がるなどのメリットがあると考えている。
一方、被評価者が、予想よりも良くない回答を受けた場合、対象者と観察者との間に対立や緊張が生まれるほか、 被評価者への個人的事情を評価者が配慮する、情実が絡むと正当な回答が得られないことがあるなど、導入に関して、手続が増え、負担が増えるなどのデメリットもある。
今後、多面評価のメリット・デメリットについて、他市での取り組み参考に研究を進める。
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【意見要望⑥】
「庁内公募制度」「FA制度」等については、前向きな答弁でしたので、取組を進めていただくよう要望します。
一方で、360度評価については微妙な答弁でした。
制度ですから、様々なメリット・デメリットがあるのは当然です。
とはいえ、人の評価は上からの一方的な見方だけで分かるものではありません。
質問で申し上げたとおり、パワハラ・セクハラを問題視する声が多く上がっていることも踏まえ、同僚・部下・後輩といった多方向からの目を持つことが重要であり、それを具現化するための取組が必要であるということ、強く指摘しておきます。

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ここらへんは過去にも取り上げてきた話ですね。
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【ご参照】
芦屋市役所でパワハラが問題に... 同様の事態の発生を防ぐため、人事制度でも対策を講じるべきです!@2020年6月のブログ
組織・役職に応じた目標を設定し、その達成状況も含めて開示する。これこそが形だけになってしまっている制度に魂を入れるための第一歩です!@2020年6月のブログ
 ↑
制度を整えたうえで、その運用で魂を入れること。
これを地道に進めていってこそ、活力ある組織が実現できるものと信じています。
微力ではありますが、引き続き、現状の改善に力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


職場の士気を上げるためには、不良職員に厳しく対処することが重要。市からも一歩、踏み込んだ答弁が返ってきました!

2021-09-13 13:06:46 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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今日は朝から、健康福祉常任委員会。
午後も審議は続きますし、しっかり頑張ってまいります。
 ↓


さて本題、6月議会での一般質問のご報告の続きです。
いい加減、終わりにしなければ…ですね。
なお、この話にかかわる前振り部分は以下の通りです。
 ↓
【ご参照】
西宮市政をより良くするための要は、職員のやる気を引き出し、士気を向上させること。そのためのカギこそが人事・給与制度と考課にかかわる諸問題の是正です!@一週間前のブログ 

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【質問③】
各級における号数を減らし、一定の範囲で給料が頭打ちになるよう改めるとともに、異なる級間における給料の重複をなくして級間での給与水準の差を広げる等、給料表の見直しを進めるべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁③】
従来、人事・給与制度の見直しについて、級構成を含めた給料表の見直しに合わせて給与制度全般の見直しを行い、給料表の重なりについても一定の改善を行ってきた。
今後、より職務職責に応じたメリハリのある給料表の導入について、検討が必要と考えている。

【質問④】
より厳格な人事評価を行うとともに、査定結果の昇給、勤勉手当への反映を強化すべきと考えるが、市の見解はどうか?
また厳格な評価と、順を追った指導・研修等を行っても、職務態度に改善が見られない職員については分限処分(≒クビ)の対象とするべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁④】
地方公務員法では、職員の執務について、職員の能力及び実績等を的確に把握するため、定期的に人事評価を行わなければならず、人事評価を任用、給与、分限その他の人事管理の基礎として活用するものとされている。
本市では、本人による自己評価や面談を通じた上司からのフィードバックにより、気づきを促し次の行動につなげ、個人の意識や資質向上を図るとともに、業務上の目標を組織で共有する等、人材育成及び組織の活性化にも生かした人事評価を行ってきた。
そのため、評価結果が一定の基準を下回るなどの勤務成績がよくない職員に対しては、当該職員に対し評価理由を明示した上で、所属する課と人事課で連携して指導しており、昇給や、勤勉手当にも反映させている。
しかしながら、議員指摘のとおり、現在の運用について課題がないとは考えておらず、今後、人事評価制度の適正な運用に向けた取組を進めていく。
また、すでに申し上げた通り、公務能率の維持向上の観点から、勤務実績不良、適格性欠如に該当する職員に対し、継続的な指導・研修にも関わらず改善されない場合、最終的には分限処分の対象となるものと認識している。
今後、必要な対応措置を明確にするため、具体的な対応手順などの整理に向けた検討を進めていく。

【③と④について、まとめて意見要望】
「給料表の見直しを進めるべき」という質問については「より職務職責に応じたメリハリのある給料表の導入について、検討が必要」。
「より厳格な人事評価を行うとともに、査定結果の昇給、勤勉手当への反映を強化すべき」という質問については、「議員ご指摘のとおり、現在の運用に」「課題がないとは考えておらず、今後、人事評価制度の適正な運用に向けた取組を進めていく。」という内容でした。
また「順を追った指導・研修等を行っても、職務態度に改善が見られない職員については分限処分(≒クビ)の対象とするべきでは?)」という質問には、「勤務実績不良、適格性欠如に該当する職員に対して、継続的な指導・研修にも関わらず改善されない場合、最終的には分限処分の対象となるものと認識している。今後、必要な対応措置を明確にするため、具体的な対応手順などの整理に向けた検討を進めていく。」との答弁でした。
一定、評価できる内容と受け止めています。
「働いても働かなくても同じ。どんなにひどい勤務態度でも問題にならず、ましてや処遇に反映されることなど、ありえない!」という状況で、頑張り続けることができる人は、そうはいません。
今、本市では、こうした状況が放置されていることも相まって、職員全体の士気が著しく低下している。
その表れの一つとして不祥事が頻発している。
そういう認識を強く持つべきです。
答弁の内容を、この場限りの逃げ口上とすることなく、着実に前に進めていただきたい。強く要望します。

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質問④の著しく勤務態度が不良な職員に関わる、赤太字で述べた内容は本当に大切だと思っています。
ここが正されることなしに多くの職員の士気が上がることなど、ありえない。
そして、ここが正されるだけでも、ずいぶんピリッとする面があると思っています。
実際、職員さんと話していても、そういう意見を頂くことがありますし。
引き続き、しっかりガッツリ、この件、追いかけてまいります。

それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。


管理職が職責を果たすこと。相応しくない人物は、その立場から外すこと。活気ある職場を作るために、管理職が果たすべき役割は、きわめて重要です!

2021-09-09 09:23:35 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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昨日の日本経済新聞夕刊に、気になった記事があったので、ご紹介。
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自治体の通院費助成、高校生まで42% 少子化で対象拡大@2021/9/8付・日本経済新聞WEBニュース

 ↑
ポイントは
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●子供の通院費助成について、大半の自治体は保護者の所得制限を設けていない
→西宮では所得制限を設けていないのは0歳児だけ
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というところかと。
こういうところだけを見ても「子育てするなら西宮」というキャッチコピーに本市の実情がそぐっていないのは明らか。
ほんと、なんとかしたいんですよね、こういうところ...
市は、こういう話になると必ず「お金がないので...」と言います。
が、それなら同規模都市に比べて圧倒的に硬い人件費を削減するなど、やるべきことがあるのは明らかなわけで。
 ↓
【ご参照@市政報告63号@2020年10月発行】


さて本題、上に述べた内容とも関連する一般質問のご報告の続きです。
この分野の改善こそが、市政をより良くするための要だと考えている人事給与等に関わる話ですね。
結局、こういうところも含めて、人事給与制度を正し、人件費の見直しを進めないと、市民サービスを向上することなんてできないと思いますし。
なお、この話にかかわる前振り部分は以下の通りです。
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【ご参照】
西宮市政をより良くするための要は、職員のやる気を引き出し、士気を向上させること。そのためのカギこそが人事・給与制度と考課にかかわる諸問題の是正です!@一週間前のブログ 

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【質問①】
管理職に求める資質を明確にするとともに、適格性を問うために、昇任試験を実施するべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁①】
管理職の役割について、本市では、西宮市人材育成基本方針において、階層ごとの役割、重要とされる能力、意識、行動を定めている。
管理職は、それぞれの業務において卓越した知識や技術を有し、市政全般に関する視点を持ちながら、担当業務の課題に取り組む意欲や実行力があり、また部下の指導にも熱心で信頼される人物であると考えている。
また、管理職に求められる能力は、多様な業務や職場においてキャリアを積む中で培われるものであることから、本市では、職務上発揮してきた業績や、管理職に求められる能力などについて、自己申告制度や人事ヒアリング及び人事評価制度などを通じて、総合的に判断して昇任の選考をしており、昇任試験の導入はしていない。
議員ご指摘の通り、令和元年度に実施した不祥事再発防止に向けた職員アンケートにおいて、一部の管理職が、部下の指導・育成など、その職責を果たせていないと思われる意見があり、改めて、職位ごとの求められる役割、果たすべき役割の自覚を促すとともに、管理職としてのマネジメント能力の向上を図る必要がある。
本市では、管理職として、職場のマネジメントや目標管理の手法、部下指導・育成のあり方などについて学び、職務遂行能力のさらなる向上を図るため管理職員を対象とした研修を実施しており、今後も、継続していく。
あわせて、人事評価制度の適正な運用に向けた取組を進める中で、管理職が求められる役割を実践できているかどうかについて、気付きを促進させ、行動変容を促す取り組みを検討していく。
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【意見要望①】
「一部の管理職が、部下の指導・育成など、その職責を果たせていない」「改めて、職位ごとに求められる役割、果たすべき役割の自覚を促すとともに、管理職としてのマネジメント能力の向上を図る必要がある」としたうえで、今後も研修を実施していくとのことでした。
研修自体に反対はしませんが、研修だけでは変わらない!という厳然たる事実が、現状に現れているという強い自覚を持つべきです。
「管理職が求められる役割を実践できているかどうかについて、気付きや行動変容を促す取り組みを検討していく」との答弁もありました。
市が管理職に何を求めるのかを明確にし、その達成度を昇任試験によって審査することは「行動変容を促す取り組み」として、きわめて有効と考えます。
改めて検討するよう、強く意見しておきます。

【質問②】
職責に耐えることができない職員や、任にふさわしくない職員については、管理職からの降格や手当の削減を行うべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁②】
昇任に際しては、総合的に本人の能力や職務態度、実績を見極めたうえで登用しているが、健康上や家庭環境の都合により、管理職を続けることが困難となった職員について、降任を認める管理職の希望降任制度を導入している。
管理職は、所属上司の命を受け、所掌事務をつかさどり、当該所掌事務を執行する範囲において所属職員を指揮監督するものである。
その職務を果たすべきであるにもかかわらず、その実績が不十分な場合や適格性が欠如すると思われる場合には、適宜、上司による指導を行うことになる。
繰り返しの指導により改善が図られない場合は、公務能率の観点から降任も含めた分限処分の対象となるものと認識している。
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【意見要望②】
「職責に耐えることができない職員や、任にふさわしくない職員については、管理職からの降格や手当の削減を行うべき」については、「実績が不十分な場合や適格性が欠如すると思われる場合には、適宜、上司による指導を行うことになる。
繰り返しの指導により改善が図られない場合は、公務能率の観点から降任も含めた分限処分の対象となるものと認識している」との内容でした。
答弁で示された考え方に異論はありませんが、問題は、こうした運用が現実にはなされていないということです。
15年以上、議員をさせていただいていますが、本人の希望に基づく希望降任制度以外で降任された事例は知りません。
新聞沙汰になるような不祥事を起こしてさえ、同レベルの職位に留まり続けるようでは、職員の士気が上がるはずなどありません。
単に「認識している」ではなく、厳格に制度を運用・適用することの重要性を強く指摘しておきます。

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質問②については、過去のやり取りから一歩踏み込んだ答弁が得られたという印象を受けています。
大切なのは、これを単なる口約束ではなく、現実のものにしていくことですよね。
これに関連しては少々思うところもあり、絡める形で、また別の話も後日ご報告したいと考えております。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


やっぱり、オンラインでの授業ができる準備は整っていないようです...

2021-09-07 18:38:47 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

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市内での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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現在、絶賛9月議会×一般質問実施中。
今回は私の出番はありませんが、今日の午後一番から同じ会派の菅野議員とたかの議員が登壇しました。
そちらでの菅野議員の質疑の中で、興味深い内容がありましたので、以下、ご紹介。
まずは、こちらが菅野議員の質問の大要です。
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このうち、ご紹介したいのは「1.新型コロナウイルス感染症感染症の対策について」の「2.学校園の感染症対策を万全に!」。
以下、ご本人の承諾を得て、該当部分をコピペします。

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【質問】
~前略~
市は学校園の感染症対策は現状で十分と考えていますか。
現状と課題を説明してください。
今後、昨年のような臨時休業に踏み切る可能性はありますか。
臨時休業を実施する判断基準は何ですか。
各学校では、児童生徒が登校しなくても学習を継続できるGIGAスクール構想の環境は整っていますか。
ご答弁ください。
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【答弁】
まず、基本的な感染症対策として、子供の登校前の家庭における検温と風邪症状の確認、登校後の健康観察、マスクの着用及び手洗いの徹底を継続して取り組んでいます。
また、各教室では可能な限り子供同士の間隔を確保し、換気と消毒の徹底に努めています。

しかしながら、校内の消毒作業は、授業をはじめとする学習指導、児童生徒や保護者対応など様々な業務を担う教職員にとっては大きな負担となっております。
このようなことから、教職員の負担軽減のために、校内の消毒や新型コロナウイルス感染症対策で増加した事務業務などを支援する、スクール・サポート・スタッフを全ての市立学校に配置できるよう、必要な予算を本定例会の補正予算案に計上しております。
さらに、8月の感染拡大状況から、9月中の任用についても、既決予算内で配置を進めているところです。

次に、臨時休業についてですが、昨年度のように市内一斉の臨時休業については、子供の学びの保障や心身への影響などの観点からも、一斉の臨時休業は避けるべきだと考えています。
その判断については、ホームページでも公開しているガイドラインに沿って、学校内で感染が広がっている可能性の有無により、保健所及び医師会等と相談した上で、必要に応じて閉鎖の規模などを検討し、実施することとしています。

次に、GIGAスクール構想の環境についてですが、非常時におけるICT活用については、GIGAスクールスタートパッケージに記載している「非常時におけるオンラインによる支援」の内容に基づき、準備を進めているところです。
ICT活用に必要な環境整備として、ソフト面については、デジタルドリルや、学習支援サイト「まなみや」で紹介しているインターネット上の教材、学校の協力のもと作成した動画など、様々なデジタルコンテンツを準備しております。また、これらを用いた児童生徒の学びを止めない手段について、学校にも紹介しております。

ハード面である学校のインターネット回線状況は、校舎改築など、現在工事中の数校を除いて、8月末段階でほぼ全校が改善された状況となっております。
これにより、万が一、休業措置が取られた場合であったとしても、学校と家庭をインターネットで接続したオンライン学活は、ストレスなく実施可能であると見込んでいます。
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【意見要望】
学校園の感染症対策のうち、臨時休業を想定した対応として、非常時のICT活用について「準備を進めているところ」とのことでした。
臨時休業については感染症の急拡大によって急に決定しなければならない事態を想定すべきです。
非常時のICT活用について今のうちに十分な準備を終えて、完全な形にしていただきたいと考えます。

ソフト面については「児童生徒の学びを止めない手段について学校にも紹介しております」との答弁でした。
教育委員会は学校に「紹介している」だけでは、学校が緊急事態への備えをできているどうかが不明です。
学校の状況を確認し、できていない学校には支援する体制を整える必要があると考えます。

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本会議場での一般質問の内容は、一言一句が全て記録に残る、とても重要なもの。
そこで「準備を進めているところ」という答弁が返ってくるということは、つまり今の段階では準備はできていないということですね…
ああ。。。
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【ご参照】
【西宮市公立学校における新学期の対応について】@石井市長HP
なぜ「登校しての対面学習」と「自宅等でのオンライン学習」を選択できるようにしないのか?今の西宮市政には、あまりにも危機感がなさすぎます。。。@2021年8月のブログ


というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。